日記

先月、出産した。
子供はずっと欲しかった。
というか、産まれてくる魂が待ってくれてるのを感じていた。
21歳くらいの頃、旦那さんと出会う遥か前からいつか女の子が来てくれるって確信してた。
だけど、同時にずっと不安もあった。
子供が苦手かもしれない。
そんな風に見えないと思うし、見えないようにも振る舞える。
けど根本的なところで、どこか居心地の悪さを感じる。
愛せなかったらどうしよう。足りなければ?
傷つけてしまったら?
こんな気持ちを持ってることが、子供にバレてしまうんじゃないか。
全てを見透かされるような気がする。
子供といる時の居心地の悪さは、見透かされてる感かもしれない。
そんな、ちょっと複雑な気持ちが胸の片隅に燻ってる。
自分の子供なら違うかも、と思った。
けど、それはもっとはっきりした。
産後の体を休ませてもらってる間、旦那さんが献身的に赤ちゃんのお世話をしてくれた。
ちょっとでも泣きそうならすぐ抱き上げて、筋肉のもつ限り抱っこしてあやし続ける。
だから赤ちゃんのことが誰よりも分かるし、愛に溢れていた。
対して私は産後メンタルなのもあるけど、できるだけ楽にできるように、抱っこも最小限にしてしまう。
だから旦那さんを見てると、自分は母なのに旦那さんほどには愛せてないかもしれないって不安になる。
愛がいろいろあるのは分かってる。
だけど、自分で自分を「母」に縛っちゃう。
きっとすぐこんな悩みがちっぽけになって、新しいことで悩んだり、それどころじゃないほど忙しい日々が来るんだろうな。
だけどなんか、今のリアルな胸のうちを書いて整理してみたくなった。
一旦おわり。

言葉を綴ることで生きていきたいと思っています。 サポートしていただいた分は、お出かけしたり本を読んで感性を広げるのに使います。 私の言葉が誰かに届きますように。