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着物で青森 3泊4日 準備編

京都発青森、3泊4日で旅行してきました。もちろん着物で。男の夏の着物旅行のご参考に、詳細をレポートします。

【旅の行程】
7/30(木)~8/2(日)の3泊4日。青森へは空路。まずはバスで伊丹空港へ。青森では、前半2日間はレンタカーを借りて初日が十和田市。2日目は弘前市へ。後半2日間は車を返して青森市内でぶらぶら。ねぶたの前夜祭を堪能しました。ねぶたが始まると、宿は取れないし飛行機の運賃も跳ね上がるので、ねぶた初日の夕方に退散。飛行機で伊丹、バスで京都。

【装備】
ベースはサマーウールの着物、ねぶた前夜祭には浴衣にしました。着替えなどは25Lのキャリーバッグに入れ、手荷物は斜め掛けバッグに。

○身に着けて行ったもの
・サマーウールの着物
・角帯
・コンバーススニーカー
・麻の半襦袢(半衿付き)
・ステテコ
・ショートソックス
・手ぬぐい(2枚)
・帽子

○持って行ったもの(予備含む)
・浴衣(綿の紺無地)
・角帯
・へこ帯
・カレンブロッソZETTA×2足
・半衿×2枚
・ステテコ×4枚
・ショートソックス×2枚
・足袋×2枚
・手ぬぐい×8枚
・100均バスタオルハンガー(着物ハンガーとして)

【装備のポイント】
今回の装備のポイントは大きく3つ。サマーウールの着物・麻の半襦袢・半衿です。

○サマーウールの着物
盛夏の京都では暑くて着られませんが、青森なら。メリットはそれなりに涼しいこと、比較的きちんとして見えること。そして何と言っても「シワになりにくい」こと。空港へのバス・飛行機での移動に続いてレンタカー、と座りっぱなしですが、まったくシワになりませんでした。
ということでサマーウールの着物、すごく推したいのですが、現在は入手が困難。僕はネットで反物を見つけて購入、和裁師さんに仕立ててもらいました。トータルで25,000円くらいでした。

○麻の半襦袢
速乾性が素晴らしい。汗をかいてもすぐ乾く。ホテルで夜に洗えば朝には乾く。旅にはこれ。一般的には高いのですが、お坊さん向け法衣屋さんのこちらがオススメ。
麻の半襦袢をホテルで洗う場合は、事前にバスタオルを1枚余分にもらっておきます。洗うのは洗面台で水洗いでいいでしょう。洗ったら軽くしぼり、風呂場でしばらくハンガーに。数時間放置するとある程度乾くので、畳んで余分のバスタオルに挟み、床において、上から踏みます。そしてもう一度ハンガーへ。これで朝には乾きます。

○半衿
「よきもの倶楽部」の半衿
こちら、本来は専用の襦袢に付けるもの。だけど、男性の場合は衣紋を抜かず衿を首に沿わせる着方なので、普通の襦袢の衿にかぶせるだけで大丈夫。針も糸も、安全ピンも使いません。旅先で気軽に半衿を変えたいときに最適。
ただ、ちょっとええお値段します。あと、男性が抵抗なく使える柄が限られる。僕は花柄もピンクの水玉も使いますが。

【装備についてその他】

○コンバーススニーカー
前半はレンタカー移動なので、コンバースを履いて行きました。オールスターのローカット。ド定番のやつです。

○カレンブロッソZETTA
車を返した後でサマーウールに合わせるためのぞうりと、ねぶた前夜祭の浴衣用の2足を持って行きました。2足入れても嵩が低いのがぞうりのいいところ。

○ステテコ
インナーがステテコのみなのは、僕はステテコ直履き派だからです。

○手ぬぐい
8枚は多いようですが、僕は着物を着るときは常に2枚の手ぬぐいを持ちます。1枚はハンカチとして。もう1枚は懐(ふところ)に入れ、帯の下に挟んで簡単な補整として。

○角帯・へこ帯
へこ帯は浴衣用に。カバンに余裕があったので、もう1本角帯を。

○100均バスタオルハンガー
伸縮式。伸ばすと70cm、畳むと42cm。かなりオススメなのですが、100均商品の宿命、すでに廃番になってます。ざんねん。

たぶん着物旅行に関してのライフハックはここで出尽くしてます(笑
後は単なる旅行記。というわけで、旅の詳細は後ほど。

「着物で青森 3泊4日 観光編」はこちら

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