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どうしたら着物 を仕事にできるだろうか? 広報編 九

おはようございます

着物推しの紅です。

昨日、何をしていたんだか

(確かガレージセールの店番してたはず)

ネットで「夏目友人帳」を見通してました。

(ガレージでは見られません)

ながら見ですが。

#製作者に申し訳ない



〈 脱? モラトリム の巻 〉

このところ毎日夢を見る。

今朝の夢も酷かった。

ブタの屍が隙間なく浮かぶドブ川を進む紅。

超えるとまた次に

似たようなドブ川に。

今度は人々の死骸が浮かぶ中を進む紅。


恐怖はなく

人間がしてきた悪行の蓄積を目にしているような。

エントロピー?

ユングが言うと「死と再生」かな?

#死と再生


昨日、

初めてのお客様から電話をいただいた。

「先日、お宅に行ってみたんだけど場所がわからないんです!」


ま、

それは盲点。

「家の前の掲示が目立たな過ぎるのね」

それは考えていなかった!


その方は

その日のうちに来てくれてガレージセールで枝豆を買ってくれた。

聞いてみれば

9月の暑い中きてくれた時、門に掛けてある看板様の札がなかったと言う。

「あ、たぶん台風で外していたんだわ。ごめんなさい」

3年前に台風で被災してから、飛びそうなものはしまう習慣がある。


それから数名の方が

枝豆を買ってくれた。


夕日が綺麗な頃

一人のおばあさまが立ち寄ってくださって

「面白いものばかり」

と覗いていってくれた。

紅が着ていたカツオ縞の着物も褒めてくれた。


聞けば、和裁や手芸をなさっていたそう。

今はお一人暮らし。

「たくさん作りましたわ」

紅の作った着物の端切れの和小物を見て

「目の正月です」

とお言葉。


紅は自分の行末も思い浮かべて

この年齢では着物、着れなくなるのかな〜?

どんな老後が幸せなんだろうか?

って心で問い続ける。


次週、また会えたら

「ご飯食べて行きませんか?」

って誘ってみようかな。


そんなことがあってから

紅の心は

看板に囚われてしまった。

「看板をつけよう!?」

今まで何度も考えたことはあった。

何かに怯んで実現していない。

経費・世間の目・条例・・・?


以前、

起業セミナーのコンペ合宿で

メンターやっている人に

「覚悟が足りない」

って言われたことがある。

紅の担当じゃなかったので外面だけ見て言ったんだと思う。


だけど

今も覚えているってことは

おっしゃる通り

と紅は思っていたんだと思う。

#覚悟が足りない


若い時ならいざ知らず

今の紅は人生に覚悟なんていらないと思う。


だけど

お客様が訪ねてくれた時に所在がわからないような店では困る。

灯台下暗し。

気づきをくれた本当にありがたいお言葉。


早速デザイナーさんと相談。


日々なんだか

新しい体験を積んでいく。

それが

悪行でなければ結果なんて出なくてもいいんじゃないでしょうか?

どうせ死んでしまうんだから。


ちょっともったいなくて置いておいた久留米絣の反物を

紅用に仕立てよう。

あとどれくらい着られるかわからないんだから。

紅はいつまで生きる気でいるんだろう?


今日の写真も帯締めです。

赤から紺へのグラデーション、味があります。

紅が着物を好きだなと思った最初の記憶は

このグラデーション。

3歳くらいのことです。


グラデーションは 「ぼかし」

と言います。


このぼかしが好きだな〜

って思ったのが着物に魂を奪われた始まりだったみたいです。

だから

物事を突き詰めるのはあんまり好きじゃないのかも。 紅











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