どうしたら着物 が一人で着られるんだろう? 四
おはようございます
着物推しの紅です
気温が低くなってきたのを肌で感じる季節になりました。
念のため掛け布団を一枚増やして真冬の体制に近づけて防衛中。
〈 これだけは覚えておいてほしいこと の巻 〉
どうしたら着物 というテーマで考え続けている。
今回は「どうしたら着物が一人で着られるんだろう?」というテーマ。今までnoteを書き続けて気づいたことを記した。
・本筋を忘れない:着物を着るために着付けを学んでいるという目標を忘れずに
・練習は不可欠:着物を着ずに着られるようにはならないし、着続けないと忘れる
・お金をかけない:まだ着られないのに着物や小物を買わない。特にネットでの買い物は厳禁(収集したい方は除く)
・主体的に取り組む:着物が着られないのはたぶんあなたが着たくないから
・浮気をしない:他の着付けの道具や方法を試したり、中級以上の技術を先取りしない
* * * * *
少し解説をさせていただく
・本筋を忘れない:
これは習い事しているとよくあること。単に字が上手になりたいと思って始めた書道。いつの間にか芸術作品を指導され、コンクールに応募することに。段位を取り指導者の道?・・・着付けの道にそれは不要。着物が着られればよいと割り切ること。
その後のことは、その後に考えればよい。紅は「着付けの学院」で初めから着付けを学ぶことはオススメしない。なぜならこのビジネスモデルに付き合っているとお金がかかり過ぎるから。着物離れの一因だと思う。
着物が着れるようになってその世界が好きなら飛び込めばよい。(それもあまり・・・オススメしない)
・練習は不可欠:
野球やサッカーが上手くなりたい時、少年はどうするか?
キャッチボール、リフティング、走り込み、食事管理・・・
着付けも一緒
なのに、次のレッスン日まで着物バッグを開けもしない・・・そんなことない?
・お金をかけない:
ネットでも着物は見ているだけで楽しく嬉しく、小物も様々あって「買えば着られるような妄想」を楽しむことはできる。でもそれは現実逃避と知ること。試験前の掃除と一緒。
その分の費用と時間を着付けレッスンに注ぎ込みません? 紅のレッスンでは本当に必要な買い物の仕方もお教えします。
主体的に取り組む:
着物を着られないのを誰かのせいにしているうちは、きっとあなたは着物を着たくないんじゃないかな?
浮気をしない:紅は昔ながらの紐で着付けをする。自分で着物を着るのにはこれで十分。着付けの小物には素晴らしい発明のコーリンベルトという商品がある。とても便利なもの。だけど自分が着物を着るだけなら不要。(体型によっては使ったほうがいいことも)
道具を使ってはいけないということではなく、紐で学ぶなら紐を。コーリン使うならいつもコーリンをと一貫することが大切。
同様にまだ着物が着られないうちに難しい帯結びや人に着せる練習をするのはオススメしない。(気持ちはわかるけど)途中で寄り道すると当たり前だけどゴールへの到着が遅れるし、たどり着けないこともある。
以上
というように当たり前のことばかり。
けれどなんだか全く気づかれていなかったみたいに思う。
それくらい近代の「着付け学院」的なビジネスモデルに完全洗脳されていたように思う。
紅にとっても。
今日の写真はお召の付下げ
お召ってってきやすいんですよね。 紅