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閑話休題 冬のソナタ 5  ネタバレ

おはようございます

着物推しの紅です。

久しぶりに買い出しに出かけたら、スーパーの食料品売り場がなんだか歩きにくい。どこに行っても人に突き当たる。

その時の紅は自分の体力が落ちたんだなと理解。

連日徹夜の置き土産?


〈 時短要請により 昼に三密? の巻 〉

人間のやることって目論見通りにいかない。

事業や仕事って目論みで動いているので、高度経済成長期以降の日本では目論み通りに行くことが基本になってしまったのかもしれない。

そう

恋愛はそうはいかない。

コロナ対策もまたしかり。


時短要請、夜8時以降の外出自粛を受けて、紅を含めた市民は昼に買い物に出る。そしてスーパーが密に。

なんのこっちゃ。


さて

冬ソナレビュー

5回目になりました。

まだまだ語り尽くせないところがありそう。


YouTubeで日本語吹き替え版を見つけたので見ている。

ちょっとした翻訳の違いでなんだか様相が変わる。

人間模様って複雑。

それでまたまたこのテーマが長くなってしまいそう。


ストーリーについて見てきたんだけど

大きなテーマをおっこどしていたことに気づいた。


#冬のソナタ

は初恋の物語

それで20年ほど前に日本の奥様達に大ブレークした。


この事実をうっかりと見落したのは

紅が恋愛に縁が薄いからに他ならない。


ヒロインは恋の始まりのピークで初恋相手が死んでしまったと聞かされる。

目の前から突然消えた存在が焼き付いて、初恋のエピソードの一つ一つが心に刻まれてしまった。


恋愛が続いてそのまま日を過ごし、日々の雑事が記憶に混ざればキラキラしたエピソードは薄れていく。

だから

一般的に初恋のエピソードを事細かに覚えてる人は少ない。

覚えていると思っている初恋はだいぶ美しく脚色されている。


歳を取ったら理解できる。

泣きながら約束した

「君を覚えている」

という言葉も忘れていく。

身もふたもないが、それが健康なヒト。


紅はおかげさまで

恋の記憶はほとんどない。


さてドラマの内容に戻ると


恋を封じたふたりが離れて

3年が経つ。

その間にヒロインが構想した「不可能な家」を主人公は外国の地に建設していた。

別れ際にヒロインから渡された模型をもとに。

これがポラリスの比喩かなと思い至る。

一方ヒロインはフランス留学で建築やデザインを勉強したんだろう。

3年を費やし。


羅針盤(日本語訳ではコンパス)は家を建てること。その技術を得ること。

とすると

3年かけないと羅針盤が機能しないということなんだろう。

物理的な場所にたどり着けばいいという物ではなく、タイミングも大事。


再会で終わりではなく

家を建てること、住うこと。


3年が必要だった。


腑に落ちると

これが人生や世界の成り立ちと響応して広がりを持ち

自分ごととして降りてきた。

宇宙の神秘に触れ、世界の秘密をのぞいたみたいに。

それで久しぶりにメッチャ泣けた。

この感じは言葉にしにくい性質のもの。

感じ取ってみてください。


ヒロインが可哀想とか人を想う気持ちに心を打たれたというのとも

だいぶ違う。


でもたぶん

紅の死と再生が進行中


そういえば大晦日に引いたタロットには

難関を乗り越える必要ありと出ていた。


今日の写真も神戸北野異人館での撮影の際の紅のスマホショット。

下手くそでごめんなさい。


明日は冬ソナに見る結婚式の形について考えてみたい。  紅

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