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閑話休題 雪の女王と 心の棘(トゲ)

おはようございます

着物推しの紅です。

週末から着物がたくさん集まってきて

部屋の中、着物と帯だらけになってます。


〈 心の棘を抜くと 大量出血するんだろうなぁ の巻 〉


袋名古屋帯を3本同時に縫ってる。

紅が昨日着た紬地の小紋と絞り染めの名古屋帯。

半衿つけてとお客様に頼まれた長襦袢2枚が。

部屋の床にいくつかの島になっている。


少しずつ縫って、アイロンかけて畳んで片付けていかないと足の踏み場がない。💦


炊き出しのおにぎりも作らなきゃ。


おぼろげに記憶しているアンデルセン童話「雪の女王」

それを下地にした韓流ドラマを視聴中。


年明けから、クラファンの準備に臨む予定を前に回避行動をとっていた紅は

韓流ドラマを徹夜で一気見という行動に出たのは以前の記事に書いた。

冬ソナは一旦卒業。


「雪の女王」

は柱起こしを必要とするほど難解ではない。

けれどかなり伏線伏線が乱舞している。

韓国ドラマの特徴なんだろう。


ラブストーリーだと思ってみていた。

若かりしヒョンビンが痛めつけられる姿が素敵だなあって。

(紅はSか?)


だけど

どうも心の棘の話のような気がしてきた。

アンデルセンの原作では鏡の破片がカイの目に刺さっているらしい。

そんな視点で見始めると

気になってきたのが

紅の心に刺さる棘の存在。


ふだんは意識していないが棘が刺さったままなのはなんとなくわかっていた。

昨夜から棘について考えている。

きっと多くの方が日常は気づかないまま棘を抱えているんだろうな。


棘は傷口を押さえる役目も果たしていて

そのままにしておけば日常なんとなく、傷なんかなかったように暮らせる。

が、

不用意に抜こうとすると大量出血するかもしれない。

だから人は人を恐れるのか。



コロナ下の

緊急事態宣言が出ている自粛期間の今

日常が崩れたことで

心の棘に苦しみ始めた方が多いのかもしれない。


単調な日々に

「どうせ死ぬのに なんでこんなことしているんだろう?」

という疑問が湧いたりする。


そう、

なぜ生きるのか?

という問い。


紅が大晦日に引いたタロットカードは

紅の死と再生

を暗示していた。


心の棘と向き合い

棘を引き抜き

大量出血しろというのか?


紅はカイなのか、雪の女王なのかゲルダなのか?

これはラブストーリーではなく

人格統合の話なのかもしれないと思い始める。


紅はカイかな?

と思うと

雪の女王のような気もする。

先日、プロフィールを完成させようと

やぶれかぶれで性格検査をすると

「戦略的なサイエンティスト」

に分類された紅。


時に冷徹だと感じさせ 知らないうちに敵を作るそうだ。

まさに雪の女王みたい。


20世紀の私たちは

「誰かに救い出してほしい病」に取り憑かれていた。

その誰かを探し出すことが人生の目的、ゴール、ハッピーだと。


生物的な繁殖期よりも寿命が伸びすぎた21世紀は

誰かに頼り切ることではなく

身の内にいるゲルダを育てて、こころの棘を溶かすことが人生の目的になるんじゃないだろうか?


そのためには人の力を少しずつ借りたい。

その為にコミュニティーが必要なんじゃあないか?

もちろん紅の非力もお貸しします。


そうか、

それでガレージセールと炊き出しと電子キーボードなのね。


今日の写真は和装の素敵なカップル。

結婚はゴールではない!

ですね。 紅









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