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閑話休題 土砂降りの雨 と 赤穂段通

おはようございます

着物推しの紅です。

顔トレは三日坊主まぬがれています。

寝起きに顔トレするので習慣化しやすいためです。

右の瞼が下がっていたのに気づいてから4日間。

なんと!

右目が二重を超えて三重になっています。


〈 ミステリーツアー の巻 〉

#タイムトラベル

長年生きていると数年ぶりに会う知人との時間は

タイムトラベルなのかもしれない。

先月のある日

「来月、個展につきあって」

と3年ぶりに友人から連絡が来た。

ともかく、姫路まで来てとのことだったので

電車で向かう。

車で待っていてくれた友人と小一時間かけてドライブ。

兵庫県のはずれ近くの山間の農家の一角に

ギャラリーが。

赤穂段通の若い後継作家さんの個展。


#赤穂

もうだいぶ前

7年くらいにもなろうか

当時所属していた 町おこしボランティアのイベントの下見だったか・・・

で赤穂に行った。

忠臣蔵で馴染みの赤穂とはどんなところなんだろう?

江戸生まれの紅にとって

・降りしきる雪

・苦難忍従の日々

・忠臣たちを支える人々の悲劇

に重暗く彩られた あの仇討ちの物語

とは

なんだか違うぞ

開放的なあっけらかんとした ラテン系の太陽が降り注ぐ町。

そこで

赤穂段通と出会っていた。


#雷雨

農家の一角のギャラリーで段通を見た。

アンティークの段通を手本にして 蘇らせた新作と手本を並べて配置している。

しばらくしてギャラリーの方が挨拶にみえた。

友人が紅を

「私に赤穂段通を紹介してくれた人」

と紹介してくれた。

そうだったっけ?

「それで一緒に観にきたかったの」

なるほど

それで今日はお供を仰せつかったのか。


ギャラリーを後に

冷たいおろしうどんを食べて

近くにあるという酒蔵に向かう。

土砂降りの雨

酒蔵に着いた途端

雷とバケツをひっくり返したような雨・・

キャアー!

と車の中で騒ぎながら上がるのを待つ。

なんだか

いろんなものが洗い流されたような。


#動画

動画を撮る練習を始めて、他人から見られる自分というものがイメージしやすくなってきた。(ちなみに 昨日はサボったので現在三日坊主中)

自分の知らないところで 自分が蒔いた種が育っている。

友人の中では

赤穂段通と紅は切り離せない存在になっていたらしい。

友人にとって 人生のしんどい時期に出会った

赤穂段通の美しさは

支えになったそうだ。(細かい経緯は全く聞いていない)


・すぐに答えが出ること

・ああすればこうなる

・表層の決着


を辻褄合わせすることの無為に気づく。


#生きる

息をする

それだけでいいんだと。


何かを無理に動かそうとすると

その時はとても素晴らしく思われても

どこかにエントロピーが溜まっている。

その逆襲を人類は何度も受けてきた。


それが怪獣や妖怪や暴君として現れては退治されてきた。

大事なのは退治することではなく

息ができるようになったか。


令和3年の日本では

退治すべき者たちの影がハッキリと現れてきた。

疫病が抉り出した

腐敗した政権

勇者に頼るのではなく

息がしやすい社会にするためには、どうしたらいいかということを考える。


脳のエントロピー解消法は 眠りだという。

社会にも眠りが必要なんだろうか?

ロックダウンか・・・

なるほど

自然淘汰という非情なメカニズムに任せるのかなあ〜

痛み無くして、改革は無し なのか?


今日の写真は北野異人館での一枚。

綺麗です。  紅








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