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閑話休題 ガレージセール 1

おはようございます

着物推しの紅です。

今日は節分!

友人が晩に海苔巻き買ってきてくれるそうなので、朝と昼はご飯を控える予定です。


〈 ガレージセールの歴史 の巻 〉

クラファンについて新テーマで書きたいところなのだけど

一度、

ガレージセールについてもシリーズで書いておきたいと思う。(回避行動かも?💦)


確か3年前の大晦日

だから3年と一月あまり前

近所の馴染みになったイタリアンレストランのマスターに無理を言い

夜中もお店を開けてもらって

カウントダウンイベントを開催した。


その席での紅の新年の抱負が

「ガレージセールを始める」

だった。


5年前にコミュニティ作りをしたいと

一般社団法人を立ち上げた。

手始めに住み開きの集い場を始めてみた。

暇なおじさんばかりが来るようになった。


自宅がおじさんばかりの たまり場になるのはなんとも避けたい。

それに

利用してくれてもお金を落としてくれない。

酒ばかり飲みたがる。


支え合い という思想は伝わらない。


女性は居場所があるのであまり参加されなかった。

長年の知人女性からは

「こんなことはお金のある人がすることよ」

と窘められた。

勉強会で知り合って一緒に何かできると感じて協力をお願いしたお姉さまたちとはうまくいかなかった。

もちろん紅の非は認める。

でも

準備段階では意見を出さず、当日のみ手伝いに来て(手伝ってくれたのはありがたいが)結果だけを断罪されるのは悲しい。

しかも当時の理事とお姉さまたちはほぼ初対面。

紅は孤立無縁。

結果を非難するためだけに手伝ってくれたようなものだ。

こんな時、紅は反論しない。

何が正しいかなんてわからないから。


でも、そんな時の紅の気持ちは

・考えなしに人を非難しないで。

・評論家になるのはたやすい。

・失敗したことはしないよりいい。

・頑張りだけでも認めて。


そんな気持ちだったんだろう。

連絡しても当時の理事からは返事がなくなり

紅は一人で頑張ることになった。


ある日

済んだことは忘れるという便利な頭を持つ紅なので詳細は忘れたが、誰かが誰かを陥れるような事件が起こり

紅はふたりの参加者を切ることに。

消耗を超えて紅は意気消沈。


そんな状態で迎えたのがカウントダウンイベントの大晦日。

「ガレージセールをやる!」

(海賊王にオレはなる! って感じ)

自宅と違い

ガレージはオープンスペースなのでおじさんが一人で来ても気まずいことはない。

(住み開きのさいは必ず女性に来てもらうようにしていたので開催できない日もあった)


新しい年を迎え

カウントダウンイベントの参加者の方々がガレージに集まって片づけから手伝ってくれた。

知り合いの知り合いに、毎週近郊農家から野菜を配達している人がいたのを思い出し、紅のガレージセールにも野菜を届けて欲しいとお願いに行く。

野菜販売の初回は4月だったか。

届いたたくさんの野菜の山に埋もれそうになっていたら、そう、イベント参加の方が手伝ってくれた。

紅は心ばかりのスタッフランチを作ってガレージでみんなで食べた。

「野菜を美味しく無駄なく食べるには?」

という「おちけん(遠方研究会)」の始まり。

おちけんについてはまたどこかで。


野菜の並べ方や値段の付け方など教えてもらってなんとか紅一人でも回るように。野菜を運んでくれるおじさんとのせめぎ合いもあったが、毎週毎週キチンキチンと運んでくれる姿に

「耕もせずに美味しい野菜をいただいていることに感謝」

「野菜を無駄なく使い切る」

野菜が腐っていても、形が悪くても、虫がいっぱいいても

紅は文句を言わない。

野菜を作る農家さんの苦労を思えばありがたい。


野菜を選り分けたり、皮をむいたり、筋をとったり

スーパーで売っているものとは違い手間暇かかる。

それも大事な時間だと思えるようになった。


そうして3年目

週に一回だけだけど

ガレージセールをやっている。

お金にはならないので


野菜をキチンキチンと届けてくれるおじさんがいなければガレージセールは続いていないと思う。

紅は怠け者だから。


今日の写真も

北野異人館でのスタッフのスマホ撮影の一枚。

みんなで力を合わせるのって時に楽しいと思えるようになった。  紅



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