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閑話休題 冬のソナタ 3

おはようございます

着物推しの紅です。

また完徹しちゃいました。💧

今回はドラマの視聴じゃあなくて

1話ごとに「柱起こし」をしてみました。

これは紅の造語です。


シナリオを書くときに

まず書かなければいけないのは柱。

シナリオは映像化する予定なので背景を決めておかなければいけない。

つまり、どこで起きていることなのかを明確に提示する必要がある。

それを柱と言うのです。


なぜ柱起こしが必要かと思ったかと言うと

この人たちの恋愛模様は行ったり来たり断言したり翻したりと

どうなってるの?

を整理するため。


視聴者はこんなことしなくても

感じたままに浸ってくださればいいんですが。


一晩かかって全20話の柱起こしを完成した。

目を酷使したおかげで

今は目がほとんど見えていません。💧


冬ソナレビューが続きます。

すでに多くのファンの熱い年輪がありそうなので炎上しないよう気をつけます。


〈 意地悪すると その相手が幸せになってしまうという仮説 の巻 〉

冬ソナのストーリを多面的に考えている途中だった。

・三角関係のもつれ

・失った自分を取り戻す

・失った宝を再生する

・生きるために人を傷つける人たち

・21世紀初頭の韓国の世相

・対象喪失

・リゾート開発

・家を建てるとは?

・文化の禁忌


初めの2つは昨日記事にしたので今日は

・失った宝を再生する

メインストーリーとなっているヒロインの恋。死んだと聞かされていた初恋相手に瓜二つの人物が目の前に現れる。

この設定がもし自分だったら?と思うと想像できないが、かなり頭が混乱し苦しく辛いってことは理解できる。立ちはだかる障害の数々。これでもかというほど酷い目に遭い続けるからこそ、見る者はヒロインに気持ちを重ねる。人は残酷なんだ。キャラがよく泣いていて羨ましい。


・生きるために人を傷つける人たち

主人公の親世代の破天荒な行動で子ども世代が振り回される。これは因果か?ちょっと源氏物語っぽい。人生のある時に魔が差すのは紅も理解できる。

主人公の母親の生きのびるためのエネルギーの強さはものすごい。ヒロインの婚約者の焦りと「正解がわからない以上できる限りの手を打ちたい」という思いも。

だけどルールを破って強行すると自滅に向かうみたいだ。ライバルがオウンゴールで自滅していくことで主役の正当性、清らかさが浮き彫りになり、見ている側に納得感、共感を呼ぶ。人を陥れるのは紅には苦手な分野なので「韓国ドラマは凄まじい」という印象しかなかったが、少し勉強の余地はありそう。

温厚そうに見える婚約者もかなり悪質なクレーマーだ。それにとてもしつこい。主人公も含めた男性陣、なぜコロコロ言うことが変わるんだい?

それって女性にモテないんだよ。

女性は記憶力が結構優れているんだから。

前と違うこというと「嘘つき!」って言われちゃう。


このドラマではヒロイン友人のワガママ女性も存在が光っている。彼女の不道徳な行為がのちにヒロインを救い、運命の人を引き合わせてくれるという神様みたいな存在。

だから意地悪な人も必要なんですね。そう、人を傷つけようとするとその相手の人は幸せに近づいていくのです。


・21世紀初頭の韓国の世相

韓国には行ったことがない。行きたいとも思ったことない。親しい知人もいない。ドラマを見ていると日本ととっても似ているし考え方とか風習とか似通っている。心情も伝わりやすい。セリフもとってもいいんだけど、翻訳なので原文が理解できるとまたいいのかも。

韓国はきっと紅が暮らす日本の関西よりずっと寒いだろう。バブル期のスキー場が舞台の話だから特に寒いんだろう。衣装もむっちゃ凝っている(特にヨン様はまるで着せ替え人形のように衣装さんが楽しんでる)のにちょっと着ぶくれなのが残念。屋内も食事中もコート(話題になったマフラーまで)を着ているのは風習というより寒いから?女優さん寒かったでしょうね〜  

気になったのは通学バスがすし詰めなの(日本もかつてはそうだった)とバスに乗れない時はタクシー利用(昔は紅の近所のお金持ちが通う学校もそうだったけど)教師による体罰(💦)時系列から行って飲酒運転じゃない?って思うポイント多数。(細かくてゴメン)あと、この作品に限らず韓流ドラマは怒鳴り合う場面が多く、 「大丈夫?」って思うことが多い。客観的にみると日本も似たようなものかもしれないが作品にはあまり出さない慣習。

イケメンでもあんなに怒鳴る奴(冬ソナではない)は紅はNG。

それにお母様達、なぜあんなにヒステリーなの?


美容整形が多いという話は聞いていたが、あんなに美しいんならアリだな〜   美しいってやっぱりいいな〜と単純に思う。ただ、美しいから幸せってものでもないんだよね。


この記事が長くなってしまうのは、紅が久しぶりに泣いた話まで辿り着くのにまだまだかかりそうだから。

早く書かないと忘れちゃうので、そろそろラストに向かおう。

恋に敗れたヒロインはフランスへ留学を決意。


今日の写真は神戸北野異人館をお借りして撮った一枚。

清楚な花嫁姿。  紅

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