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どうしたら着物 のクラウドファウンディングができるだろう? 参(3)

おはようございます

着物推しの紅です。

今日のタイトルどうしようか迷いました。

冬ソナではなさそうなのでクラウドファウンディングに戻ります。


〈 急がば回れ なんじゃね? の巻 〉

「冬ソナではなさそう」

という感覚は紅の胸の真ん中あたりにある。

書くことを決めて書き出さなくても雰囲気で伝わる。


実は冬ソナにかまけていたこの数日間。

平坦に過ぎたわけでもなく、「萌え」を純粋に楽しんだわけでもなく

やっぱりクラファン という宿題を抱えていた。


・どうしたら人の心に刺さるのか?

冬ソナをお手本にする?ってとこまでは考えていなかった。

だけどお手本になりそう。


ホコリがかぶった本を探し出してきた。

見開きに紅の名前とシナリオの講師からのメッセージが。

シナリオを学んでいたあの頃の気持ちがヒュンと戻る。


読み進めると

なんとビックリ!

シナリオの書き方はたぶんクラファンのストーリー作りとかなり重なる。


山に登り始める前に準備が必要。

そう、いきなり書き出すわけにはいかない。

だから

紅にとっては冬ソナ。

今度冬ソナのプロット作ってみよう。


冬ソナが素晴らしいのはヨン様をどこまでも美しく見せる仕掛けがあちこちにあること。

紅が見つけたのは色使い。

彩度の高い服は主人公の仮の姿であった理事しか着ていない。

ヒロインはほぼモノトーン。

柄物の服はあまり使用されていない。

髪の色も他の登場人物はほぼ黒。

誰が主役なのかが一目瞭然。


そして役者の一番いい表情を切り取る監督の才能。

よく仏師が彫る像は木の中に埋まっている仏を掘り出すというけれど

きっとそんな作業なんだろう。


しかし、役者さんて本当にすごい。

一定の時間に限って人格を入れ替えることが本当にできるんだな。

役にハマって不倫しちゃうなんていうのもわからなくはない。

ということは、シナリオになくても願いを成就させないと日常生活に戻れないのかも?ホンを書く時は気をつけよう。


そう考えると

人間って未知。

一般人だってそんな瞬間もあれば、嘘を突き通しちゃうこともできるんだ。

だから嘘を見破る方法や嘘をついた時の罰が必要なんだね。


俳優さんが生身の人間である以上、作品によってパフォーマンスが違うのは納得できる。

他の作品を見る予定はないが、冬ソナのヨン様はいい。


「ヒョンビンもいいな〜」

と呟いたら

新作の「愛の不時着」がブレイクしたとか。

(紅は見ていない)

映像だけチョッピリ見る機会があった。


でも、紅がいいなと思ったのは

「雪の女王」というかなり昔の作品。

ストーリーがイマイチで不評だったらしい。

確かに冬ソナをなぞったとってつけたようなシーンが多い。

主人公がなぜヒロインを愛するようになったのか?

の説明(エピソード)が弱い。


いいのは彼の表情。

役者としてこれからという彼の表情は自分の美しさを誇る余裕もなく無防備で美しい。

こういう言葉にならない、なんとなく、抽象的なものが

・人の心を動かす

大きな要素なんじゃないだろうか?


計算して積み上げて寸分違いなくロケットを作る作業とは全く違う。

ほんの少しの味付けで

人の心は正反対に動き出す。

好き→嫌い→憎しみ・・・


恋も同様。

しばらく迷走は続きそう。


今日の写真も神戸の北野異人館での一枚。

初々しい表情が可愛らしい。  紅




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