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ガレージセール 7

おはようございます

着物推しの紅です。

雨の朝

卒業式に向かう学校の先生の袴のお着付けをさせていただきました。


〈 紅 腹を立てる の巻 〉

帰り道、先日見つけたアオサギのマンションが雨の中どうなっているのか気になって池のほとりで松の木を見上げてみた。

微動だにせず雨に打たせるままに。

雨だからイヤだなんて思いはないんだろう。

何かを学んだ気がして家に戻る。


ガレージセール。

SNSに載せていた広報を見た女性がわざわざ来てくれた。

たまたま早い時間で30分くらい二人で話しただろうか?

「紅さんのこと知りたい」

個人情報を含めた質問をしてくる。

別にいいかと問われるままに答えていると


彼女が信奉しているらしい占いのようなものに紅の生まれた日を当てはめて、しきりに褒め始める。立派な先生に師事しているとか。

褒められると気分が良くなる人もいるのだろうが、紅の場合は

「何も知らない人から褒められても、?」

きちんとした方のように見えたが

数日後の自宅での食事会に誘われたところで不信感を抱いてしまった。


宗教なのかネットワークビジネスなのか知らないが

営業としてはとても下手くそだ。


会って30分で人に不信感を抱かせるとは。


折りあしく

2人のお客様がやってきて彼女と話を始めた。

話は盛り上がって連絡先の交換をしていたのが気になった。

紅は操作は好きじゃあないんだけど

自分のイベントで紹介してしまった形になったので

帰り際に一声かけた。


その後も何人かの方が寄ってくださって野菜を買ってくれた。

支援者のお姉さんがお料理を作って持ってきてくれた。

知らないお姉さんが着物の仕立て方について質問があるというのでお茶を淹れてわかる範囲で答えていた。


先ほど帰った営業下手の方からメールが届いた。

彼女が信奉するセミナーの案内。

困ったなあ〜


支援者のお姉さんと二人になったので相談した。

主催者の紅がキチンとみんなに伝えないといけないんだと納得。


暗くなってから仕事帰りの若者が炊き出しを食べに寄ってくれた。

お姉さんが作った美味しいおかずを喜んで食べてくれた。


ちょっと遅くなったがガレージを閉めて野菜を片付けると早速

友人に事後処理のLINEを始めた

「勧誘は遠慮していただく」を徹底する。

連絡先を交換してしまった友人には紅の落ち度を謝罪した。

何度かやりとりをして

落ち着いたので


セミナーの案内を送ってきた営業下手の方にメールを送る。

「勧誘は遠慮していただいている」


そうこうしているうちに

紅は自分が珍しく腹を立てていることに気づいた。

・人を利用する目的で近づいてきたこと

・恥を知らないこと

・こんなことをしなければならない人を産む社会情勢


紅はこういうことが嫌いなんだ。

弟子にこんなことさせるなんて立派な先生とは思えない。

マインドコントロールされているのかもしれない。


謝罪の返事が来た。

「紅はあなたのことも大切にしたつもりだけど、伝わらなかったのね」

と返すと

伝わりましたとハレバレした顔文字入りの返事が来た。


彼女にとっては紅に出会ってよかったらしい。


紅はどなたも大切に扱っているつもり。(つもり)

だからって許したわけではない。

たぶん紅はわかりにくい奴なんだろう。


人が生きる中で

親しく集う人の人数は限られている。

無理に出会う必要もないんだろうと思う。


彼女が紅を必要としているのかもしれないが。


SNSを見てわざわざやってくる人は

切羽詰まっているのか

「自分が自分が」

「自分だけよければ」

という気持ちになってしまっている傾向が感じられる。


コロナで不安な分、よけいそんな気持ちになってしまうのかもしれないけれど、これはいい傾向ではない。

こんな些細にみえることが重大なのかもしれないと予感している。


今日の写真も

和装婚礼

公募したモデルさんなので紅がお願いして和髪にしてもらった。

「自分では選ばなかった」と花嫁さん

とてもお似合い。  紅











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