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閑話休題 紅葉狩り2

おはようございます

着物推しの紅です。


〈 久しぶりの京都 の巻 〉

コロナの感染増の声が高まる土曜日、京都に出かけた。

紅葉狩りに

たぶん8年ぶりくらい。

縁がなかった。


車の中から見る街は

紅の目から見るとだいぶん賑わっていた。


さすが京都だな〜


雲の多い天気で小雨が降ったり止んだり

京都に着いたときに

虹が

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目当ての名刹に着く。

立ち入り禁止のポールを進み

本堂に案内されて

くぐりの上に市川房枝氏の書が掲げられていて

ちょっとビックリした。


住職のお話を伺う。


お寺の縁起について

歴史的な苦難を乗り越えてきたストーリーは

難しいけどずっと聞いていたいような。


客間に案内していただき桜の葉の塩漬けの間に餡もちが挟まれた

素朴な和菓子(お寺で作るのか?)とお茶をいただいた。


その後

寺の敷地を散策

山の中腹に建てられた寺は起伏が多く

石段を大股で歩くという作業が続く。


「よく草履で歩けるなあ」

と驚かれるんだけど

足に合わない靴よりも

草履の方が楽なのよ〜


ただ、皮の草履は傷むともったいないので

悪路を行く時はウレタン草履がいいと思うよ。


紅は着物をよく着るようになって30年くらい。

そろそろ

以前に買った

「草履」

が傷み始めている。


うっかりしばらくぶりで履いて出ると

途中で裏が剥がれてしまったり、鼻緒が擦れて削れたりと困難に遭遇することが多くなった。

瞬間接着剤を携帯して急場を凌いでいるけれど

不安


草履はたくさんあるので新しいものを買うのもちょっとためらわれる。



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紅葉は終わりかけ

その代わり境内は密が避けられた。

先週だったら盛りだったろう・・・人人人・・・


散り際の紅葉も風情があるなあ。


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青々と伸びる竹の美しさも。


見過ごしてしまいそうな修行用の滝、

特別に温室も見せてもらい

名刹を維持するご苦労を感じた。


京の町には人力車も行き交い

着物を着たカップルが乗っている。

俥夫はイケメンと決まっている。

「なるほど〜 こんなことが楽しいのね」


話には聞いていた

着物レンタル事業の利用者を見て

綺麗に着せてもらっているし、可愛らしいし

町にとってはいいことづくめ。

#京都だからできること  

のようにも思う。


次の手はなんなんだろう?


車の中は暖かいが、外に出ると

さすがに11月末

紅は自分で縫った対丈のコートを着ていた。


レンタル着物のお客様は帯つけで歩いている。

寒くないかちょっと心配。


真冬になったら羽織なんかを着せるのだろうか?

#京都の冬は寒い


そのまま車に戻り

お土産も買わずに

寄り道をせずに帰路に。


同乗者みんな

お昼を食べ損ねてご機嫌ナナメ?


助手席に座っていた紅は

目を凝らしてご飯が食べられそうなお店を探す。

けっこうない。


見つけたのは有名な餃子やさん

俄然、みんなが元気になり

餃子、かに玉、スープ、ご飯、漬物

たらふくいただき

おウチに向かうと

秋の日はとっぷりと暮れて。


その後はお腹が減らず何も食べる気にならないので

来週の和装婚礼のモデル撮影のスケジュール立てに精出した。

深夜になってキリがないので

お風呂に入って寝る。


紅はお出かけあんまり好きじゃあない。

お家に帰るのは好き。

猫のリンちゃんが出てこない。

勝手気ままに

それもまたいいかな。


今日の写真は

2年前に新聞社の取材を受けたときに

慌ててモデルさんを探して、取材場所の地元の酒蔵で友人に撮影してもらった写真。

その撮影してくれた友人も病を得て亡くなってしまった。

サシ飲みしたこと

思い出すと人の縁って不思議だな。

そして

ちょっとご無理を言わせていただいてお願いを聞いてもらうって、やってもいかなと。

#袖すりあうも他生の縁


急きょモデルを引き受けてくださった方にも感謝。  

多くの方に支えられていることにも。   紅




よろしければサポートお願いします。m(_ _)m 着物のテーマパークを作るのが夢です。 令和の女性たちにも(もちろん男性も)ふだん着物を楽しんでもらえたらいいなと思って活動しています。 紅