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配信ライブで想ったこと
昨日初めて、配信ライブに参加した。
久しぶりの複数人での演奏、共演者との出逢い、現場で起こる数々の出来事。
何より、配信のために新たに機材を導入し、できる限りのことをして良い音、良い映像を届けたいと奮闘するライブハウス店主の姿に心打たれた。
図らずも、人と接触せずに音楽を楽しむための「配信ライブ」の現場の「人との接触」が、素晴らしすぎた。楽し過ぎた。
会場には、奏者の身内の方々が観客となって見守って下さっていた。
その温かいエネルギー。
今はいろんな方法を模索して行かなくてはいけない時代だけれど、
やっぱり「その場にいる」ということが、どんなに素晴らしいことかを身をもって感じた。
そして何より、「演奏すること」を自分がどれだけ必要としているかも。
コロナ禍では大変なことも多いけど、「何が自分にとって必要なのか」を見極める、良いチャンスになっていると思う。
長いトンネルを抜けた時、自分は何を選び、どんな風に生きているのかな。
今から楽しみだ。
昨日頂いたお心付のポチ袋にGracias ! と手書きで小さく書かれていた。
人間の手で書かれたものはそれ自体、とてもたくさんの情報を持っていると感じる。
一番大事なこと。
みなさんのサポートは、音楽活動を続けるため、生きていくために、大切に使っていきます。そして私も、誰かの小さな心の支えになれますように。