Kento Kawakami

本で囲まれた生活を目指して日々生活をしています。

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Note初め

大学の同期がnoteでえも力の高い記事を量産していたので、自分も雑記だったりだとかをnoteで吐き出せて行ければなと思い始めてみました。ポエムってない技術的な話だったりは自分のmemoだったりにまとめて行くので、それとは違った、こういう風に考えてますよ、だったりだとかをnoteの方でまとめて行ければ良いなぁと思います。 こういう話をするとアレなのですが、ポエムっぽい話だったりだとか、趣味の話などは在宅勤務の影響で一人で喋りたいことなんかをため込んでいたりするので、その吐き出

    • ショートショート3: AIまじる遺伝子

      1街ゆく人は右を見ても左を見ても、マスク、マスク、マスク。 練習した集団行動のようび、交差点をぶつかることなく歩き回るマスク達。 西暦3051年、夏の東京はパンデミックに襲われていた。 2000年代初頭に発生したパンデミックを皮切りに、mRNAを用いたワクチンの開発が高速に行われるようになって久しいはずの現代で、このようなパンデミックが発生する事は誰も予想だにしていなかった。 1000年以上も、パンデミックに襲われていなかった社会は脆弱であり、人々の病魔への楽観主義は200

      • ショートショート2: 引っ越し

        「あれ、皿って何処に詰めたっけ?」 「食器類を積めた段ボールはもう閉じて積んじゃったよー」 「とりあえず適当な段ボールに入れとこ」 今日は朝から騒がしい。 あれだけ事前に言っていたのに、引っ越しの前日だというのに隆はまだ梱包を続けている。 明日の昼過ぎまでには段ボールに梱包し、出て行く必要があるというのに、片付けや思い出はそれを阻む。 「あれ、この壁の傷ってなんだっけ?」 隆はまた気になる物を見つけたらしい。 「あー、それはあれだよ、二人で喧嘩しちゃった時に、隆が怒ってスマ

        • ショートショート1: 残り物

          1 「そういえば米澤穂信の新刊読みました?」 「いやまだ、読んでないなぁ。最近、推理小説はあんまり読んでないんだ」 「あれ、そうなんですか?大竹さんって確かミステリーとかそっち系の小説家志望じゃなかったでしたっけ?確か、2年前くらいに新人賞とかも応募してましたよね?」 「いや、そうだったんだけど、なんていうかな自分のアイデアの限界を感じちゃって最近はもう書けてないんだよね。そういう西本くんだって、最近はどうなの?」 「まぁ、自分もぼちぼちって感じですね、まぁ、自分はラノベ志望

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