【Sliders!】 慈聖の三ツ小袖【阿佐ヶ谷】
今回は、「慈聖の三ツ小袖」、東京都杉並区の阿佐ヶ谷にしはら公園の人研ぎすべり台のお話です。8/6に公開した動画です。
前回のSliders!に引き続きiPhone12(FILMIC Pro)+ジンバル(DJI Osmo Mobile 3)で撮影しています。
三脚につけて撮影してるんですが、とにかくブレる!!動きのある映像を撮るにはいいですが、固定して上下左右に降るような映像は、ボクの手が震えててやばい。公開した映像は、Premiere proのワープスタビライザーで上手いこと調整してるので何とかなっていますが、それはそれで、書き出しに時間がかかる!
これからもiPhoneで「Sliders!」を撮影するなら、DJIのiPhoneアプリでパン操作をした方がよさそうです。
と思ったけど、iPhoneで撮影してるから無理でした!ガーン😱
ということで、早速、すべり台のお話。コンクリートスライダーとか、人研ぎスライダーとか呼び方が混在していますが、すべり台の雰囲気やメーカーさんの正式名称を元に記載しています。「コンビネーション遊具」「複合遊具」は、正式名称を元に。今回の「人研ぎシングルスライダー」は、雰囲気で決めました。
実際に会う前は、このすべり台の写真を見て、頑丈さや男らしさをイメージしていました。だけど、実際に公園で見たらイメージが180度変わりました。
公園の入口に背中を向け設置されたすべり台。「いつでも上っておいで」と言われているようでした。なんか思い描いていたイメージとの違いを感じながら撮影を進めていきましたが、すべり台に上った時になんとなく理由がわかりました。
このすべり台に感じる「強さ」は、男性的な頑丈さではなく、女性的な「包容力」な気がしたのです。おかしなことを言いますが、「母性」を感じました。
「とうとうそんな域に達してしまったか」と思ったのですが、SNSでも、すべり台をお父さんとか長男とか言ってたのを思い出しました。ちょっとやばい匂いがするので気をつけます。
そんなこんなを、自然に考えちゃう部分もありますが、何もイメージしないまま撮影しちゃうと、音をつける時に悩んじゃうので、撮影してる時も色々考えるようにしています。撮影前、BGMは、「石」だけに「ロック」と安易に考えていましたが、繊細な曲調の曲を選びました。本当は盛り上がりのある曲なのですが、あえてループするだけの曲としてアレンジしています。その映像がこちら。
サムネイルも、「振り向き美人」的な雰囲気を出したくて、あえて後ろ姿に。石の質感に青・赤・黄色と色づけられたすべり台。その色が何だか着物に見え、小袖を三重にまとう「三ツ小袖」と異名に入れました。
着物や和装に詳しい訳ではないので、意味的に間違っていたらすみません。ただ、着物のイメージにしたかったのです。折紙の着物っぽくもあります。
そして、母性を感じさせる言葉として「慈聖」。調べたらそんな言葉はないのですが、名前には用いられているようです。
そんな、「慈聖の三ツ小袖」。
振り向いた姿がこちら。
石の質感。
小さい頃、家の近くにあった人研ぎすべり台は、何故かザラザラしていて、すべれなかったのを思いだします。すべろうとする度に、ズボンがボロボロになってました。今考えると、あれはすべり台ではなかったのかも...
でも、慈聖の三ツ小袖は大丈夫。石のひんやりとした冷たさ、いいですよね。そして肌触り。いつまでも触っていたい。
いつまでも
君の背中で
揺られていたかった
SNSに「慈聖の三ツ小袖」を紹介する時に添えた言葉です。「すべり台は揺れないだろ!」と自分でも投稿するか悩みましたが、母親の背中を感じさせてくれた、このすべり台にしかあわない言葉だと思ったので、投稿しちゃいました。
「勝手に性別をつけるな」と言われるかも知れません。きっと、見る人やすべる子どもによって、イメージはまるで違うだろうし、思い出に踏み込むような名前をつけちゃったような気もしています。
でも、すべり台を女体化したいわけではないので、許してください。
ボクにはすべり台を「〇〇化したい」という別の大きな夢があるので。
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