見出し画像

【Sliders!】 魅惑の弓勇【神保町】

今回は、「Sliders! 魅惑の弓勇」こと、千代田区立西神田公園の1方向シングルスライダーについてです。7/2に公開した動画。全然追いつかないですね...

気を取り直して、

こちら、日都産業さんの「CM-203 あそびっく いろはA」という遊具です。正式にはコンビネーション遊具のようですが、シングルスライダーとカテゴリーさせていただきました。対象年齢が3〜6才と幼児向けのかわいい遊具です。

のぼり方が2つあるということで、2方向すべり台と違った意味で迷わせるすべり台。最初は、そんな意味で「魅惑」という言葉を使おうと思いました。

でも、「ちょっと違うんじゃないかな?」と何となくモヤモヤしてた時に、このすべり台の特徴でもあるアーチ型のステップ?のぼる部分?を見てやっぱり「魅惑だな」とスッキリしました。

きっと、子供たちが、このすべり台で遊ぶ時、まずは階段からのぼり始め、アーチをのぼるのには、少し時間と勇気が必要そう。「憧れるけどちょっと怖い存在」。それがアーチ。

小さなお子さんがアーチをのぼりはじめたら、親御さんもヒヤヒヤしながら見守るんじゃないかな。でも、アーチに挑戦する勇気を見せられ、のぼりきった姿を見て、「我が子の成長を感じる」。怖いけど楽しみ。そんなすべり台。

そういった意味を込めて「魅惑の弓勇」と名付けさせていただきました。

そうそう、製造元の日都産業さんといえば、「君とすべりたい♪」を始めて、気付いたことがありました。それがこれ。

画像1

これは、自分が一番すべったと思われる思い入れのあるすべり台のステップの画像なのですが、このマークがなんなのか、小さい頃からの疑問でした。「区のマーク?」とか、「逆から見るとミルマスカラスに見えなくもない」なんてことを思ったまま、解決することなく大人になってました。

ボクにとって、すべり台といえば、このマークだったんです。多分小学校にあったツイストスライダーもこのマークがついていましたような気がします。それが「君とすべりたい♪」を始めて色々調べていくと、このマークが日都産業さんのHPに載ってることに気付いたのです。「あー!!!」と思いました。

というのも、最近の日都産業さんのすべり台のステップには、このマークがなく(間違ってたらすみません)、探してはいたものの、気づかなかったんです。

そして、この一番すべったすべり台がまだ現存していることが何より嬉しいですよね。画像貼っておきます。ジャーン!

画像2

何層にも塗り重ねられた年季の入ったすべり台。塗装業を営んでいた父親が、このすべり台を塗り替えたと言ってたのを思い出しました。Instagramを通して、すべり台の設置業者の方や、修繕を行っている方の画像に触れる機会が多くなってきたのですが、小さい頃は公園遊具に携わる人の存在なんて考えることもなく遊んでいました。でも「そういう方々あっての公園なんだな」と改めて感じています。父親も遊具専門ではありませんでしたが、そのうちの一人だったんだなって。

日都産業さんのすべり台は、「夜すべ」でいっぱい紹介していますが、「Sliders」では、初登場だったので、こんな話になってしまいました。小型→中型→大型、そして、コンビネーションすべり台と、これからいっぱい紹介していくことになると思います。

ここで、夜すべ画像を1枚。日都産業さんの「中型すべり台(ステンレス張)」です。

画像3

これに似た、1本足で立つ「中一流型すべり台」もありますが、ボクの思い出のすべり台の後継機なんでしょうか。シンプルでかっこいい。
支柱も進化してるんですね、昔は4本足でしたもんね。

と、「魅惑の弓勇」の話から少し外れてしまいましたが、年齢が大きくなるにつれ、遊ぶすべり台は変わっていく。ただただ、すべっていた幼少期から少しずつ「高さ」や「長さ」そして「スリル」を求めて行くような気がします。

そんな成長の一歩が、このアーチなんじゃないかな。なんてことを思ったすべり台でした。

そして、西神田公園。

名称未設定3

早朝撮影だったからかもしれませんが、とてものんびりとした公園で、まさしく「都会のオアシス」という感じの公園でした。鳩ものんびりしています。西神田公園、おすすめです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?