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大石昌良がたのしすぎてこわい 後編

沼堕ちした2022年振り返りの後編です。

8月後半に入った私

底が見えんのやこの沼。

そうね。もう10月のサウスケのチケ取ってるんだよね。この時点ですべてが行けるかどうかわからない状況なんだけど行けなかったらそれはそれでしょうがないの気持ちでいた。

まって私吠える君と犬言うてるやん。話変わってるやん。君どうしたん。

9月。論文書くため2ヶ月ほど外国を転々としていた息子氏帰国。一瞬ヒヤッとすることはあったけど無事でよかった。帰ってくると毎回心からホッとする。

そして延期になっていたOxTのライブ。

整理番号10番台の神チケだったのです。

7月のリリイベで本人に確認したとおり客席からステージ向かって左側ポジションに。当然最前は空いてなかったけど。
すごい端っこなら最前行けそうだったけど、この辺じゃないと嫌やってん。だって長い時間オーイシマサヨシを近くで見たいやん。そのために尋ねてんもん。

ライブはじまってソデから登場してすぐのオーイシさんと目が合った。そしたら顔伏せてフフッて笑いはった。

おかげさまでベスポジ取れました!!

めっちゃよく見えた。転がしに足かけて歌うとき遮るものないど正面でオーイシマサヨシを浴びた。

ただ刺激が強すぎて記憶が薄いというポンコツを発揮したのが非常に残念です。まじ頑張れやアタシの海馬。底力見せて。

来年も絶対OxT行く…OxTヤバすぎた。ていうかこのセトリでもっかい見たい…。

やれゆうたん自分やのにめっちゃキモい言われた(歓喜)

OxT、余韻が凄かった。
OxTもカタカナオーイシだけど、ひとりのオーイシマサヨシよりも曲調もあるのか抜群にセクシーになるの何なん。最高すぎん?

喋り出したときのギャップえぐいけど。トムくんといるときのオーイシさんMCがわりと破綻してんのめっちゃ好き。ストッパーいるし。できる限りそのままでいてほしい。安心しきってる姿がいい。

翌週日曜日八王子極楽フェスという台風接近中の山奥へ。

現着した途端雨が上がる奇跡よ。
とりあえず会場の場所確認しに行こ。

会場は夕やけホール

そんなことある?????
普通に徒歩で会場入りする大石昌良とすれ違った。そんなことあると思ってなかった私、3度見くらいしてガン見フリーズしてたら会釈してってくれた。

いやそんなことある????
急な本人遭遇にびっくりした。

あっ大石さんだー!と手を振るみたいなリアクション無理すぎん?見かけたら声かけてほしいとか言いはるけどハードル高すぎるなそれ。フランクってなにどうするん知らんわからん。純ちゃんが遭遇したファンみたくなってたはずや私。

忘れてほしい。

ミッチーは遭遇してもそっとしておいて派だから目が合ったらにっこり会釈くらいしようということ話してて。もうそれで染みついてるから推しに声をかけるということへの抵抗感がかなりあるんよ。

イベントんときもミッチーから寄ってきたり話しかけてくれたときには会話できるけどそうでないときはこっちから話しかけるのは基本NGだと認識してるからそれがもうそういうものだと。

当然大石昌良だって時と場合にもよるやろけど。慣れたい…。

夕やけホールこじんまりしてて牧歌的ですごい楽しかった。ほろ酔いのままあの空間で弾き語り聴いたの不思議な感じ。“昨日見た夢”みたいな時間だった。

台風が近づいていて大雨だったのにライブ前ポカッとやんで。だから人がすごく少なくて。お天気だったら気持ちのいい場所なんだろなって会場だったんだけど、あの雨の日の空気は特別感が増して、うん不思議な夢の中みたいだった。トトロいそうやったもん。今思い出してもそんな感じ。

ライブの最中外から大きな音がしはじめて。何かなって思ったら突然の土砂降り。ザーとか雨がバラバラあたる音とかが大音量で響きだした。

ただいまを歌う大石昌良が途中で「?」と不思議そうに上げた顔が澄んでてキレイだなあと魅入ってしまった。

MCでこんな僕でも極楽にいけますか?と神さまに問いかけてたけれどきっと行けると思う。神さま仏さまだってわりと破天荒揃いだから聖人君子だけが極楽に行けるって訳じゃないと思うし。結構無茶苦茶やであの人ら(人?)

そういうのってこれから何を選択していくか次第なんだと思う。

大雨の中バス停まで暗い山道歩いてビッシャビシャになりながらジャリのみなさんと団子になって帰ったんも非日常すぎてめっちゃおもしろかった。

翌週土曜日はお昼に兵動大樹単独ライブおしゃべり大好きからの夕方Tom-H@ck音楽大学リアルイベントというハシゴ。

矢野兵頭の兵動さんめっっちゃ好きやねん。
東京ではそないテレビで見る機会ないかもしれんけどすべらない話ではお馴染みなんかな。まだ実家にいた10代の頃から好きで。あの安定感が。

スタンダードなしゃべくり漫才が好き。
正月番組でこだまひびきが出てきたとき1人で大はしゃぎする母をみた幼少期の息子が一言「しぶいな」やった。こだまひびき好き。

子供の頃やすしきよしもオール阪神巨人も紳助竜介も見てたし馴染みがあるのよ。安心する。そこの延長線上にいるのが兵動さんで。親戚に会ったくらいの安心感あんねん。

げちゃ呑み生配信大好きでよく観ながら一緒に呑んでる。ただただおっちゃんが食べながら呑んで泥酔していく様をみるという時間やけどそれが妙におもろいねん。ひとり喋りおもろいしなんならここにコメントしてる人らもおもろいねん。コメントと会話しはるからほんとに一緒に呑んでる感覚なれるねん。

大阪離れて長くなるけど心が弱ったときは特にたたみかける大阪弁を浴びたなるねん。兵動さんが話す大阪弁が私が馴染んでるのとすごく近くて。聞いてて心地いいねん。

自分が生まれ育った場所の言葉は私の一部でほんと大事なんよ。でも家から一歩出ると基本こっち(東京)の言葉で喋る。大阪出身というとほぼ100%に近い確率でビックリされる。大阪ニュアンス一切出てないと。

東京出てきたとき、大阪弁てだけで無駄にいじられたり否定されたり馬鹿にされたりあれこれ詮索されすぎてプライバシー的なことも喋らされたりしたのが心から嫌で面倒でしょうがなくて擬態がめちゃくちゃ上手になった。

東京の言葉は私にとって分厚い鎧です。

どうでもいい人に否定されたり時間を持ってかれるん心底ダルかってん。
そういうのもあって余計定期的に大阪弁恋しなる。

というなかで出会った大阪弁の大石昌良よ。

喋る姿見て秒で親近感。
しかも神戸に近い短大に通っていた私、当時の友人がほぼ神戸近辺在住だし愛媛出身の子もいた。神戸と愛媛の方言が混じってる大阪弁を話す大石昌良とか

私の理想でしかないやん?

大阪弁はエセだって先日スペースで話してはったけどそれにしても上手やしそのベースにしてる大阪弁がすごく馴染みがあるタイプの大阪弁で私得すぎて。ありがとう。いい薬です。

ついでに言うと母の故郷は岡山で父の故郷は福岡だからそっち方面の言葉が混ざってるかもしれん。イントネーションとか。

兵動さんのトークライブ、ひとりで2時間40分ノンストップで喋り続けはった。すごかった。ずっとわろてた。客入れBGMがベストテントップテン夜ヒットな昭和すぎてカラオケめっちゃ行きたなるやん。

兵動アケミエピソード強いわぁて思い出し笑いしながら銀座から地下鉄乗って門前仲町のトムくんイベ物販へ。

前日から台風の影響でまあまあな雷雨。

先着でグッズいくら以上購入したらイベ後トムくんのサイン会参加券ついてくるというのでいそいそと並んだ。

チケ発のとき絶賛仕事中だったけどiPhone握りしめ急な腹痛よそおい個室にインしてトムくんの番組有料会員登録からすごい速さでチケ購入までを完遂。

オタクの集中力すごいね。

そのおかげで当日は最前席。トムくん目の前席。ほんと綺麗ねトムくん。小顔でお肌キレイでおめめクリクリでまつげバッサバサ。

オーイシさんからは遠かったけどでも足先までよく見えたのでとてもよきでした。

事前に募集されてた質問読んでもらえた。ラボの配信でHOLLOW HUNGERオレ作っとんねん本人やねん聴かせられへんけどデモ音源あるもんとHOLLOW HUNGERのコードわからないまさよしが吠えてはったの見てからめっちゃ聴かせてほしい思ってんねん。

数年前のミッチーのFCイベ旅行で、デモ音源聴かせてもらったことあって。それがね、めっちゃくちゃ萌えたんよ。アレンジも仕上がりと違ってシンプルだし。でも、こんなにここまでちゃんと仕上げるんやってビックリしてん。え、カッコいい(トゥンク)てなった。

あとデモ音源聴かせるってとこでミッチーが普段みたことないくらい様子おかしなって。こんなの楽しいの?みたいなこと言ってて。声めっちゃボソボソちっさなるし。めちゃくちゃに恥ずかしかったらしい。萌えすぎて毛根息絶えた。

でもフロント立ってる人の職人の一面がチラ見えすんのって最高じゃありません?

ミッチーもわりとキッチリ音源として仕上がったデモ作りはる。

というのもあって、大石昌良のデモ音源聴きたいのよう。なんだっけ何かでデモのときのでたらめに歌ったのそのまま使おうってなって歌詞なった言うてはったんあったと記憶してんねんけど

それどこなん?
知りたい。

パッパラリラリが狂うほど好きやねんけどそこやったら爆発する。オーイシマサヨシにパッパラリラリ言わした作詞の人天才か?て真顔なったけどそれ本人発信やったら好きすぎるにも程がある。天才。(未確定や落ち着けや)

質問読んでもらえたし3人それぞれからじっくり向き合ってデモ音源とはをずっと目を見て回答もらえるという贅沢すぎる時間貰った。

ねえあれいつ配信されるの?????

イベント終わってトムくんとの初接近戦。とても気さくなナイスガイやった!
ちょいちょい地獄を見るてワードが出てくるのが愉快やった。パーフェクトヒューマンかと思ってたからホッとする。あと🍕忘年会の黙秘権とか大好き。よかった普通の男子やと。

や、普通ではないか。

再度病院から状況がかなり良くないかもと連絡が来たので今度は息子も一緒に父の元へ。私の仕事も息子のゼミもあるから日帰りだったけどなんかずっと笑ってた。

母も合流してみんなでお好み焼きを食べた。

帰りの新幹線で聴いてたヤンタンで、サウスケの解散の話があった。Sound Scheduleは履修中だけどいろんなとこでときどき話題に出るから少しずつわかってきた。

そういうのを経た現在、沖くんとサシ飲みした話とかその後にかかったピーターパン・シンドロームとかエモくてちぎれそうになったやん。

10月。待ちに待ったサウスケ東京。初めてのSound Schedule。ちゃんと聞き始めたのが最近だけど

曲と顔が良すぎる。

PLACE2022はファーストアルバム「イマココニアルモノ」再現というちょっと珍しいコンセプトなんだそうで。

曲間でこの曲はよく路上ライブで歌ってたとかこのタイトルはこういときに思いついたとかそういうお話たくさん挟んでくれたから、背景が見えてより楽曲が楽しく聴けた。

初期のサウスケなんて知ることできない新規の私が少しだけ当時の空気感を味わうことができてすごくすごくうれしかった。

サウスケカッコよすぎた。どの名義も好きだけどちょっと私ぶっちぎりでサウスケのまぁくんが好きです。

まぁくんカッコいい!!!!!

アニソン界のおしゃべりクソめがねって口上で登場してハイテンションで喋って煽りたおすカタカナ名義の動画を観て、あっれ?顔がいいぞ?ていうかよう喋るしおもしろいし大阪弁やん好き、から入ったんだけど唯一引っかかてたのが、私盛大にカッコつけるイケメンが好きなんです。

なんせ15年ミッチーのベイベーやってますからね。ミッチーこと及川光博ですよ。色男ですよ。カッコつけることが企業努力の男ですよ。

とはいえミッチーというキャラクターはこんな人がいたら面白いだろうなというキザでキャッチーな王子キャラを作ってるわけだし。ビジネス王子だし本人根暗の逆ギレって言ってたし。

オーイシマサヨシ、こんな綺麗な顔面持ってる人やねんしもっとナチュラルにメガネなしでバッチバチにカッコつけて色気振り撒けばいいのに、と思ってたの。

ちがった。
大元がそっちやった。
もうすでにそれやった。
むしろそれが本来の姿やった。

私大歓喜

まって。深く掘っていくほどどちゃくそカッコいいとかなんなん。なんなん。カタカナさんありがとう。あなたがすっごい広い入口でいてくれて。軽い気持ちで入場ゲート入ったら奥行きも深さも空の高さも無限すぎる遊園地でめっちゃたのしい。なんこれ。なにこのコンテンツ。この世はでっかい宝島だわ。

しかもサウスケは大学時代の軽音楽部からという関係性。初期の頃を知らないというのもあるのかもしれないけれど、ちょっと言えば「あぁ」とみんなが即理解し合ってる感じがめっちゃいい。

仲がいいのかよそよそしいのかわかんない節があったんだけど、仲よすぎて一緒にいる時間がめちゃくちゃ長くなって身内なって一周回ってああなってるんかなあみたいな印象。

そして翌週。

サウスケ札幌公演前のり。

誰やオーイシで遠征しない言うてたヤツ出てこい。ノリノリのワクワクで北海道来たで。しかも「外されへん」くらい前のめりで来たで札幌。

空がキレイ

だって来たかってんもん札幌。前回来たのが2014年「愛と青春の課外授業 恋の街札幌」と題したミッチーのFC旅行。めっちゃ楽しかった。

そのついでに水曜どうでしょうの聖地のあの公園とか旧HTB社屋とか見に行ったり探偵はBARにいるの喫茶店で珈琲飲んでナポリタン食べたりしてそれもおもしろかったな。

それ以来また行きたいなと思い続けた札幌。まさか大石昌良で再来するとか思ってもなかったしつい夏前までそんなつもりなかったしオーイシマサヨシ。

セイコーマート万歳

前のりホテルでサッポロクラシック飲みつつ観たアニソン派めっちゃおもしろかった。眠たいまさよし可愛かった。現地行きたかったなあ。

ライブの何時間も前にグッズ列並んで待つというのが久しぶりすぎて楽しかった。途中雨降ってきて詰んだと思ったけど上着がふわふわのやつで頭から被って耐えた。いい感じに水分弾いてくれた。よかった。まあちょっと濡れたけれども。

ラボのおしらせも貼ってた
cube gardenてオフィスCUEさん運営なんやね

最高に気持ちよかった。たのしかった…。整番ぜんぜん良くなかったけどキュッとしたライブハウスだったから距離感近くてよかった。

サウスケにとっての札幌は特別な場所なのね。それもあってか昔の話たくさん聴けて新規とてもうれしい。

初めてサウスケとして作った曲を急に思い出してやり始めたあの感じがエモすぎた。まぁくんめっちゃ自由やった。自分でやろう言うたのに思い出せなくて止めて川原くんがちょっと口ずさんでまた思い出して弾き始めて。

あの3人の通常運転的空気感がすごくよかった。

長い時間一緒にいるんだなという。でもお互い入り込みすぎない距離感とか。サウスケってそれがすごく好き。

サウスケ札幌公演でファイナルだったからなのかアフタートークショーがあった。かなり近々でやるよってお知らせ出てマジ札幌参加決めててよかったと心から。配信もあったけど今後油断ならんなと。そんなん現地いたいやん。

この日ちょうどさっくんのラジオゲスト出演でこの時間どんかぶりしてたからなんだろうな。配信最初30分くらいはまぁくん離席。

このアフタートーク、ステージ上の演者としてのお話がたくさん聴けてめっちゃたのしかった。転がしとかそういうのがなんであるんかとか。疑問にも思ってなかったことだから心のヘェボタンめっちゃ連打しとった。

なんかあるモノ、としてくらいの認識だったから。音楽知識まったくないし。

途中沖くんが話す音楽用語に何だろうって思いながら話聴いてたけどまぁくんが徐に、タラッツッタラの、ツと口ずさんで説明してくれて親切ー!!わかりやすー!!て理解できた。ゴーストって言うんやね。脳みそにピシッと刻まれた。

あと、大石昌良は私には聞こえてない音がたくさん聴こえてるんだろうなって思った。

そういう感想が持てるお話ずっと聞いてたい。おもしろい。私には見えてない世界を見てんだなって具体的に感じられるのおもしろい。

ありがとうcube garden

遠征先でエモ散らかしたライブ観てアフタートークもあってスペシャルな時間だった。

ふわふわした気持ちのまま、まっすぐホテルに戻るのもったいなくてすすきのへ。

すすきのめっちゃ元気な街ね好き
サッポロクラシック生!!ジンギスカン!!!
冷麺!!!!大好き!!!

生まれて初めてのひとり焼肉。ていうかひとりジンギスカン。ビールも飲みたかったんや。

日常だったらひとりで入るの躊躇するけどここは札幌。ジンギスカン食べずして帰られへんやん。

ひとり肉を焼きサウスケ反芻タイムをじわっと味わった。…カッコよかった…カッコよかったし可愛さ爆発してたよサウスケのまぁくん…それに子どもみたいにくしゃっと笑う沖くんにキュンとしたし冷静かと思いきやたぶんこの人めっちゃ熱いぞと感じた大人対応の川原くん。サウスケはヤバい。


私たぶんこのサウスケ札幌公演が決定打になったっぽい。ここらへんから気持ちの比重が10ゼロで大石昌良になってた。

どうせ瞬間風速だろうって思ってた。

この約1週間後、ミッチーのお誕生日会に参加した。楽しかった。楽しかったよ。久しぶりの接近ミッチー2ショ撮影とかあったし。アクリル板挟んでだけど。

でも、うん、て感じだった。

過去イチ緊張しない2ショ撮影で、ミッチーの隣でノビノビ楽しそうにピースする私が写ってた。

会えてうれしい、が思ってたのと違った。あれ?


そんな気持ちのまま容赦なくたたみかけるオーイシマサヨシ。今度は学祭ライブですよ。

10/30と11/3の2連発。
これまた人生初の学祭ライブ。楽しかったー!!むっちゃ楽しかった。


ねえ、2022年まだあと2ヶ月残ってるのに7000字超えてる。

ちょっと…わけるわ…

待て次号。

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