第２１回　既読スルー・ブロックをする理由

タロット占い師キミノです。
stand.fmにて音声配信を始めました。
こちらでは、文字起こししたものを投稿しています。

stand.fm

タロット占い師キミノです。
この番組では、日常の事や占いをとおして感じたことを占い師目線でお話しています。

第２１回目の今日は、既読スルー・ブロックをする理由　です。

占い相談は、恋愛相談が一番多いのですが、中でもLineの既読スルーやブロックをされていることから相談に来られる方も多いなーと感じています。

相談者さんのお話を伺いながら、どうして既読スルーやブロックをお相手の方がされたのか？をカードを展開してお答えしているんですが、今回は、私も過去にしたことのある既読スルーとブロックをどうしてしてしまったのか？についてお話してみようと思います。

夫と付き合い始めるまでの私は、恋愛に結構あっさりとしたタイプだったと思います。彼ができても会うのは週１日で全然いいし、むしろ毎日会うなんてしんどい。電話も毎日なんて必要ないから、週に１回長くても１時間話せたらそれでいいよね？メールのやりとりも用事だけで満足です！
とまあ、
お付き合いに対してそんな感じだったので、遠距離恋愛をしている彼がいたときも半年に1回会えるのでも全然平気、電話や手紙のやりとりも1カ月に一回だったけど、特に不安に思ったことはありませんでした。それはたぶん、相手のことを信頼しきっていたのもあるかもしれませんが、お互いに自分たちが当時いた環境で忙しかったのもあったんだと思います。

それまでそういう恋愛をしてきた私が、夫に出会って戸惑ったことが多々あり、初めてブロックをしてしまったんですね。それはどうしてかというと、彼は、それはまあ、連絡魔だったんです。よく言えば、マメな人でした。

ちょっと用事を見つけては、電話してくる。
私が電話を取れなかったときはメールで内容を送ってきて、その返信がすぐになければ、またまた電話。携帯には不在着信が何件も表示され、メールはたった一行のものが何通も届いてる。

普段、携帯をいつも手元に置いておくことがなかった私にとって、数十分離れていただけでも、携帯の着信のランプが点滅しているのを見ると、だんだんうんざりしてきたものでした。その上、追い打ちをかけるようなメールの山を見たときにある時、プツンと何かがきれて、彼からの連絡すべてをブロックしていました。

彼としては、『恋人とはいつも繋がっていたい、想いを共有したい』という気持ちが強かったのだと思います。ただ、私としては、いつもいつも追いかけられているようで、それがもう、苦痛で苦痛で。

離れているのに、いない相手にずっとまとわりつかれている…

そんなストレスが爆発してしまったブロックだったと思います。

私の場合は、彼が嫌いになってブロックしたのではなく、
ちょっと私をほおっておいて。。。
という気持ちを表すためのブロックでした。だから、少し彼と離れた時間を取れたと思ったら、２・３日後にはブロック解除してました。

そしたら、すぐ彼からメールか電話がきて、やり取りがまた始まる。
でも、毎日続くと辛くなった私がブロックする。数日後に解除したら、
またメールか電話が彼からくる。

というのを何回も繰り返してましたね。その後は、私がほだされて彼の連絡攻撃に慣れていきました。

彼の方は私のブロックで気にしたり、何かしら反省するかと思ったら、
「あれー？連絡がとれんなー。（ブロックしてるから）
なんでやろ？
おーい、どうしたー？（メールしても返信なし）
ま、えっかー。
また時間あけて連絡してみよー。（切り替え早っ）」
というのを何回か繰り返してたら、私がブロック解除したときに繋がって、「ねー、ちょっと繋がらんかったけど、どしたん？」って、私がブロックしてたのも全然気にしてない様子で聞いてこられました。

そういう、すっとぼけなよく言えば、メンタルが強い人だったので、私にブロックされていたときも特段不安な気持ちを持つことはなく、「二人の付き合いは順調だ～」とお気楽に考えていたと、後から言っていました。

既読スルーされてて返事がない、ブロックされてるけどまたやりとりできるようになりたい！と思われる方に、彼のように「お気楽に考えて、諦めないで！」とは言いにくいのですが、彼のような『神経の図太さを持つ』というのは別の意味で持ってもらえるといいなーと思います。

どういうことかというと、「既読スルーされてるのはなんで？」、「ブロックされてるのはなんで？」と不安になる気持ちを持つよりも、
「そういう事をする人なんだねー」とか、
「また気が向いたら連絡くるんじゃない？」
って、相手に対する自分の気持ちを全部向けない神経の太さを持つことは、悪くすれば、依存や執着につながることから防げるのではないかな？と思います。

今日の放送では、夫の押しの強さが私をドン引きさせた話になりましたが誰かのヒントになれたら嬉しいです。

あ、あと、
前回の放送は少し声が小さくて、
ゆっくりめに話してたんですが、
いつもレターくださる
みっちゃんさんに
「今日は体調悪いんかと
心配しました」と言われましたので、
元気です！
と
お伝えしておきます。

この番組では、こんな話を聞いてみたい、私はこんな風に思ったなど、
コメント欄・レターにてお知らせいただけると励みになります。

それでは今日はこのへんで。
タロット占い師キミノでした。
最後までお聞きくださりありがとうございました