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ひとりごと

日銀が円安是正のため為替介入を実施したと報道されている。現在のドル円レートは約155円とそれほど効果が上がっていない。

政府のドル外貨準備高は1.2兆ドル(186兆円相当)もある。一般的な先進国がドルの外貨準備金保有高はその国のGDPの1割程度と言われている。日本のGDPは約4.3兆ドル(666億円相当)なのでなんと約3割弱に相当する外貨を保有していることになる。用途は為替調整と政府調達費用の支払いなど法律で限定されているので、持ちすぎていても意味がない。また今回の円安に対するドル売りの金額が約5兆円程度と言われているが186兆円の5兆円とせこすぎる 

経済評論家が話していたが、政府が思い切ってドル売り、円買いをしない理由は国民に多額の外貨準備金があることを知られたくない。つまり増税が不要であると捉えられたくないためだと言っていた。財務省は頑なに万一に備えて税金を蓄えておくという姿勢が強いらしい。だから公庫に金が溢れていてもひたすら増税を止めない。

江戸時代の百姓一揆の背景に似ている。 領主の過酷な年貢の取り立てに対する反抗である。国には十分な金があるのに帳簿を隠して財源がないとの理由に増税を続ける。社会保険料の値上げも重なり国民の生活が苦しくなっている。江戸時代は民主政治でないので市民が団体を結成して一揆を起こした。

霞が関では連日様々な民間団体によるデモ行進が続いているが、組織が小さいため反抗圧力になっていない。国民の代表として選ばれて政治を担っているはずの与党が自らの欲望のため裏金集めなどに積極的だが、おそらく簡単に政権交代はしないだろう。野党に対する期待が小さいからだ。このような時代ではカリスマが登場して独裁政権を築くことが多い。アメリカでトランプが大統領選に立候補したように。

5月の別れ 井上陽水
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最後のニュース 井上陽水


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