メタファー:リファンタジオ 序盤感想
鎧戦車に乗って、グラン・トラドを出発した辺りを遊んでいます。
難易度について
NORMALで遊んでいます。
手に汗握る感じでちょうどいいなと思います。
アーキタイプの編成はしっかり考えないとキツイかも。
戦闘システムもペルソナシリーズから細かな変化があって、今のところ楽しく遊んでいる。
答え合わせ的な感じで旅人の声(このダンジョンはどんな編成で挑んだ等、他プレイヤーのデータを閲覧出来る)覗いたりしてます。
レベルも今の数値で適切なのか確認出来ていいなこれ。
世界観について
ペルソナシリーズと比較して、めちゃくちゃスケール感がアップしててワクワクします。
雰囲気は想像してたより暗くなかった。
設定とか背景考えると重くなりそうなんだけど、意外とノリ軽めな印象です。
主人公も差別対象な割にケロッとしてるので、プレイ中の精神的負荷は抑えめに感じました。
まだ序盤だけど。
作中の登場人物にとっては、ファンタジー世界なのに夢がない感じ。
プレイヤーにとってはワクワクする部分があり。
現実との繋がりも気になるところ。
まだ全然分からない。
繋がる事前情報たち
発売前の情報で「?」となっていた部分が、プレイしていく中でどんどん線で結ばれていくのが気持ちいい。
「主人公はなんで王位継承レースに参加するの?」とか。
そういう流れね、となって面白い。
ストーリー進行について
直前にディスコエリジウムとかシチズンスリーパーを遊んでいた影響だと思うんだけど、随分登場人物たちの物分かりがいいというか、進行がスムーズだなと思いました。
登場人物同士の会話なんか、膨らませようと思ったらいくらでも膨らませられるんだと思う。
でもメタファーはRPGなので、そればっかりやってるわけにはいかない。
限られたテキスト量の中で色々やってるんだなあとなんとなく思いました。
システムについて
ペルソナシリーズのシステムからもっと脱してもいいのでは?とちょっと思ったりした。
これだけ世界観が大きく変化しているし…まあ、どこまでシステムも変化させるのかっていうのは非常に難しい部分ではあると思うのだけれど…。
例えば1日の行動が昼と夜に分かれていて、それぞれ1回の行動で時間が経過してしまうところとか。
現代の学生という設定を離れているのに、旅先で人の話聞いたら昼の時間消費しました…という流れになんか違和感がある。笑
今作のスケール感の割に、やってることがせせこましく感じるというか。
放課後の過ごし方→鎧戦車の中での時間の過ごし方、とか、人間パラメータ→王の資質とか…今作の世界観に上手く落とし込めてはいるんだけど、そもそもその辺りのシステム自体見直してもいいのかな?と素人ながら思った。
現実世界とのリンクが今作のテーマのひとつであるような気はするので、あえてそのへんのシステムは残したのかな。
現代劇と地続きである、という感覚を演出したいのかもしれない。
気が早い話ではあるが、アトラスの作る今後のRPG作品が楽しみになった。
作品のテーマに合わせて、どこにどんな変化を加えるのかな。
音楽について
作曲家ってすごい…。
本当にペルソナシリーズを手掛けた方と同じ人間が作っているのか…。
特に戦闘曲はどれもお気に入りです。
強敵と戦うときの曲、妙に浮遊感があるというか、ただ厳しい戦いに臨んでいるというシチュエーション以上の何かを感じて好き。
キャラクターについて
旅のメンバーにおじさんがいっぱいいて新鮮。
グライアス、ニューラス、ハイザメ。
現代の学生生活を離れた恩恵かな。
主人公けっこう喋るのもいいですね。
ネームエントリーにギミックがあるのかもだけど、名前ありのキャラクターでもいいんじゃないかな。
仲間の誰かが「隊長」と呼び始めたときは冗談かと思ってたけど、そのうち普通に定着してて笑ってしまった。
ストロールもヒュルケンベルグも、キャラクターに幅があって好き。
旅の最中にどんどん新しい顔が見えてくるやつだ…。
現時点でのまとめ
ペルソナシリーズを遊んだことがあるだけに、色々比較して考えてしまいがちな部分はあるんだけど、めっちゃ夢中になって遊んでます。
アーキタイプの付け替えとか、考えてプレイする部分が面白い。
ストーリー展開もめっちゃ先が気になります。
思えば長編のコンシューマタイトルを遊ぶのも6月頃のドラゴンズドグマ2以来で、そのあたりの個人的な事情含め楽しんで遊んでます。