キミマチ公聴会への道 ~ポッドとキャストと校庭で~

世はまさに大ポッドキャスト時代!(前回参照)

数多(あまた)あるポッドキャスト番組の中から「とにかく知っている名前を」ということで見つけ出した番組。それが『髭男爵 山田ルイ53世のルネッサンスラジオ』。
ラジオ番組として今年で15年続いているそうで、さすがに聴きやすかったです。聴いたことはないのですが、むか~し関西でやっていた鶴瓶師匠の『ぬかるみの世界』ってこんな感じだったのかな~、などと思いながら聴いてました。『ルネッサンスラジオ』はいまだに聴いているんで、番組が終わるか自分が死ぬまでずーっと聴いているような気がします。

そこからしばらく芸人さんのプログラムにハマりました。『トータルテンボスのぬきさしならナイト』は「へー、こんなのやってるんだ?」と見つけた途端に番組が終了。たしか東北の方のラジオ番組だったのかな?うあ~、残念!なんて思ってたらすぐニッポン放送枠でシーズン2が始まったんですよね。

まあ、そこからはポッドキャストにどハマりですよ。一日15時間くらい聴くような勢い。とにかく朝、起きてから夜、寝るまでどころか布団に入ってもポッドキャストを聴きながら寝落ち、というのがデフォになってました。寝る間も惜しんで、というか眠っている間も睡眠学習よろしくポッドキャストを耳から流し込む日々。まさに流しそうめん状態。いわゆる流しポッドキャスト。次から次に耳に注がれるわんこポッドキャストに満たされて、もう全身毛穴までポッドキャストまみれ。
「俺のカラダの筋肉はどれをとってもポッドキャストだぜ」と胸を張って言えるポッドキャスト人間の出来上がりです。ポッドキャストが服を着てポッドキャストが歩いている、それがあの頃の俺。
ポッドキャ~ストッ!(ハンバーグ師匠風に)

そんな感じで芸人さんのポッドキャストを渡り歩くのとほぼ時を同じくしてオカルト・都市伝説系の番組も聴くようになりました。
こちらの界隈は玉石混交でプロはだしの方からアマ色丸出しのアマ色のオジさんまで、そりゃあもうごった煮状態。しかも雨後の筍が如く新しい番組が次から次へと始まります。
ほら、オカルトとか都市伝説ってなんかこう、ちょっと曖昧模糊としたものじゃないですか、ジャンル自体が。だから誰でも取っ付きやすいんでしょうね。こっちもそんな番組を片っ端から登録しては聴くワケです。もう中毒ですよ、中毒。ポッドキャスト中毒。もだえ苦しむポッドキャスト中毒者地獄の味噌蔵ですよ、椎名誠風に言うならば。

ただ、やっぱり「なんかコレ違うな~」とか「コレ、なんか違うよな」とか「コレよくなくなくなくなくなくな~い?」とコレジャナイ感に満ちた内容の番組なんかもあったりして、まあそんな時でもとりあえず3~5回くらいは聴いてみるのですが(何せ中毒者ですから)、やっぱり「コレよくなくない?よくなくなくなくなくな~い?」などとボーズ気分で呟いては登録解除したりするワケです。中毒者とはいえ何でも良いワケではないんです。貴重な時間というリソースを聴きたいポッドキャストに割り振らなければ1日が50時間あっても足りません。中毒者、怖ッ!

そんな感じでオカルト都市伝説系のプログラムをとりあえず登録してはみるものの、ものの数回で淘汰され1ヶ月後には残機ゼロ、という死して屍拾うものなし状態でした。しかし、そんな中でも残り続けているプログラムの一つが『昭和オカルト奇譚』だったのです。

…なんか佳境感ありますがさて。
以下、次回!

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