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最高の結婚式に行ってきました

先週の土曜日、弟の結婚式がありました。

結婚式に親族として出席するのは初めての経験で、

兄としてこんな素敵な日を祝えることに、幸せとほんの少し緊張をしました(笑)



思い出を話す前に、

過去にも少し書いたことありますが、

少しだけ僕の家族構成をお伝えします♪




祖父、祖母、叔父、叔母、

僕、妹、弟、従姉妹(長女)、従姉妹(次女)

あとは、妹の子供が2人と、従姉妹(長女)の子供が2人




僕たちの両親は

小学生の時に離婚して、兄妹は3人とも母親について行き、

母親は仕事中の交通事故で亡くなっています。




最近では複雑な家庭環境も珍しくないですが、

当時の僕たち兄弟は、12歳・10歳・8歳で

まだ周りの環境は割と「両親がいるのは当たり前」で、片親も珍しい時でした。

そんな中「両親共にいない家庭」は、結構レアです。


だから、、、

参観日や、三者面談、入学式、卒業式といった類いのイベントは

祖父母がきてくれてたんですけど、

当時の僕は周りの目を気にしていて、ちょっと恥ずかしい気持ちになってました。
(ほんとにごめん)

僕のことはよくて。。



最近知ったんですけど、

弟は、母親の記憶がほとんどないみたいです。

小学2年生だからそうか。

8歳で母親がいなくなったんだから、誰よりも一番寂しかったはずなんです。

でも、弟からそんなことを感じたことはなく、

母親が亡くなった当日も、隣でわんわん泣いている僕を見て

なんで泣いてるのかわかってないような感じでした。

たった8年しか一緒に暮らせず、理解できる頃には

母親がいない環境が当たり前になってしまっていたんだなと。



兄だから、ホントはもっと妹や弟に対してしっかりしてあげたかったんですけど、

兄らしいことは何もできてないと思います。まだ。

だからなのか、、?

妹も弟もすごくたくましく成長して、

妹は働きながら、女手ひとつで子供を2人育て、

弟は会社を立ち上げて、しゃちょーしてます。

めちゃくちゃ自慢の妹弟です。




そんな弟の結婚式。

兄としてバシッとキメたい。と思って

この日の為に、オーダーメイドのスーツを新調しました。

生地、裏地、ボタンを自分で選んで

サイズも測って、自分専用。
(イタリア製の生地だぞ♪笑)

祝う準備バッチリ!




普段、友達の結婚式では、高い確率で泣いちゃうけど、
(主に、お嫁さんの両親の表情にもらう、、、泣)

今回は泣かない自信がありました。

過去に色々あるとはいえ、親族席っていうちょっと緊張するポジションだし

「弟」だし、むしろ泣くのはお嫁さんの親族であって

こっちに泣く要素はないもんな。

いざ挙式では、「しっかりした弟」の姿にちょっとだけうるっときたけど、

泣くというより、素敵な式に胸がいっぱいになりました。




しかし、ダムの決壊は突如として起こります。



披露宴の途中でよく流れるスライドショー。

18歳で広島をでた僕は、14歳までの弟のことしかまともに知らず

ちょっと楽しみにしていました。

そして始まったと思いきや、最初の一枚が

『弟と、弟を抱っこした母親』のツーショットでした。

まぁ確かにね、ちょっと考えればわかりそうなことだけど、

突然のことにびっくりして、

懐かしさとか、「どこにあったんだよ」とか

弟の「母親に対する愛」とか

いろいろ巡ってきて、最後に猛烈に感じたのは

『この結婚式を見せてあげたかった』

でした。



きっと、

結婚式なのに、誰よりもお酒を飲んで

大きな声でしゃべり、誰よりも拍手をして

誰よりもわんわん泣いてると思います。

大丈夫。

家族みんなでそれ全部やっといたから(笑)

祖父のスピーチもやっぱり普通じゃなかったよ(笑)

学生時代は「変なことしないでよ」って

ちょっと恥ずかしかったけど、

今は胸を張ってます。

マジで最高のスピーチだった。



親族の結婚式だけど

お酒はたくさん飲むし、子供は走って賑やかだし

「よっ!」「泣くなよ!」とか挟んでくるし

めちゃくちゃ笑って、めちゃくちゃ泣いてる

そんな騒がしくも明るいうちの家族が僕は大好きです。


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素敵な式をありがとう。末永くお幸せに♪


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潤目の2人が堅い握手♪


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リングボーイ、リングガールよく頑張った!(妹の子供)


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実家の本格的な雛人形。でか(笑)


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オーダースーツ♪

大事にスタバの期間限定を飲み、コンビニスイーツを食べます