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Jeffとお母さん

sanook 2022年7月22日

https://www.youtube.com/watch?v=uUsS6ZjOOyI

プラーニーお母さんの育児スタイルは、Jeffに質問を考えさえること。例えば映画「チャーリーとチョコレート工場」を観たとすると、お母さんはJeffに分析させます。理解できない物語があったとすると、それでも考えさせ、出来事を分析させます。

Jeff Worakamon Saturは、Warnere Music傘下のWafer Records所属の歌手であり、ドラマKinnPorscheTheSereies出演の俳優としても人気急上昇中のアーティストです。そして同時に家族の愛する息子としての一面もあります。いつも近くにいたお母さんと一緒に話を伺いました。


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互いの好みを理解し覚えておく仲の良さ
「あまりジェネレーションギャップを感じません。僕は母に対してとてもオープンですし。母には本当に何でも話すことができるし、母は何を話してもわかってくれます。子供のときは母と一緒にアニメを観ましたし、母はドラゴンボールのキャラクターを全部覚えていました」Jeffは母親のオープンさについて話します。
お互いがお互いの好みを深く知っていて、シリーズドラマを一緒に見る母の可愛らしさについても語ります。「母はいろんなものが好きです。第一回目は母と一緒に観ましたよ。残りの29回は一緒ではありませんけど。でも母は一人でどんどん観ていました。前は台湾のシリーズ、ปิ๊งรักสลับขั้ว (To The Beautiful You、花ざかりの君たちへ) を観ていました。 呉尊(ウー・ズン)が出ていたの。シャワーするとき恥ずかしいんですよ。ウージュンが見てるから。ウージュンのポスターがシャワーとのところに貼ってあるんです」

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質問をすることは、育児の中心
母親は、Jeffが子供のときから近くにいました。彼女は合理的な思考を育てるためにJeffにいろんなことに疑問を持たせました。「一緒に映画を観にいくのが好きでした。Jeffには、分析してみなさい、と教えました。この話は何を言いたいのか。後に兄弟と一緒に映画を見るようになったときにも、何を言いたいのか考えるようになりました。監督は何を伝えたいのか、と」母親の質問はどこでも発生しました、とJeffは付け加えます。

「母は質問するのが好きです。この建物の下にある彫刻を見て、これはどういう意味かしらねぇ、と聞いていましたよ。母はいつも質問しながら教えるタイプなのです」

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学生時代は違いました。理解に対して邪魔をするものは何もなかった
Jeffと母親の興味深い話。子供のときは母親とは性格がまったく違いました。それは学校の成績についても。母親は勉強家でした。「まず一回目に本を読んで線を引いておきます。子供のときは蛍光ペンはなかったので。それから自分でテスト問題を作ってみます。そしてノートにまとめます。教科書はもう使いません。試験の時にはノートだけを見ればいいのです」
Jeffは付け加えます。「母はだいたい毎年一番をとっていたそうです。母はとても勉強ができました」

Jeffについては、面白おかしく語ります。「僕も一番でしたよ。。後ろから数えてね」そして、Jeffの学業について母親の視点からは「Jeffはクラス36人中35番なんです。でもお母さんはうれしかった」母親が何か言う前にJeffはこう付け加えます。「なぜなら後ろにもう一人いるから」

最初は勉強好きな子ではありませんでしたが、大学時代は真剣に勉強するようになりました。勉強方法についてこう語ります。「大学時代はTakeNoteの方法で勉強しました。母と同じです。重要な部分を一枚の紙にまとめます。そしてノートだけを読んで寝てしまう。起きてからもう一度読む。寝ることは記憶力を助けてくれます。教室に入る前にもう一度読みます」

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母親流の息子への対処法
仲のよい親子ですが、理解しあえないこともありました。子供のころに母親に怒られた思い出について語ります。「最後に母に怒られたのは高校生の頃です。なんだったかが起こって、長い間喧嘩をしていました。成長してからその時の理由について話すことができて、それからは母と喧嘩をすることはありません」
母親はJeffを育てることについて語ります。「喧嘩はしませんでした。でも何か満足のいかないことが起きると私は説明しました。いいけれども、お母さんは好きじゃない。満足じゃないと。彼は、なぜ私がそれを好きではないのかということを理解できます」

それまでの経験から、母親は多くの家族が応用することのできる、人を理解するための興味深い考えを持つようになりました。「世の中のすべての判断について、自分を判断基準にしてはいけません。子供についても同じです。子供の夢、子供の態度、行動についても。自分の考えを他人にあてはめてしまったら、自分も気に入らなくてすべてが台無しです。みんな違います。世代、時代、年齢によって。子供も大人なんです。小さなサイズの大人です。たくさん話を聞いてあげれば子供の考えがわかります。性急に判断しなければ矛盾することはありません」

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議論するときの子供の熱意には、すばらしい意図が溢れている
母親視点の話を聞いたあと、Jeffはもうひとつの視点を補足しました。感情はコミュニケーションに影響を与えるということ。「母の考えととても似ています。お互いの考えをよく聞かなければなりません。感情的になって話をすると、みんな正しくなり、間違った人はいないことになります。皆、自分が正しいと思っているということ。正しい人と正しい人がぶつかれば、喧嘩になります。分かり合えず、喧嘩別れになります」

「シンプルなのは、お互いがよく聞き、相手を理解しようとすることです。その人が経験してきたことは何か、何がその人をそういう考えにさせているのか。”どうしてそんな風に考えるのか”、”どうしてそんな風に考えるのか”と考えるほうがいい。その理由を尋ねる。そして理解する。それは母親と同じようなものです。実際、子供の態度も良いんです。良い考えを持っています。母親に反抗したい訳じゃない。子供も喧嘩をしたくない。理解が必要なだけ。双方が心を開けば壁が崩れて、話せばさらに親しくなることができます」

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