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Lenovo ThinkCentre M73 Tinyを魔改造したい -その1 本体購入-

2014年にLenovoから発売された小型PC、ThinkCentre M73 Tinyを入手しましたので、今回は魔改造(という名の無駄遣い)をしていきたいと思います。2023年も終わろうとしているこのタイミングで、どこに需要があるんだかって内容ですが…。


驚きの入手額

さて、このThinkCentre M73 Tiny、入手先はヤフオクなんですが、落札価格はまさかの2000円!動作品でACアダプター付きでこの値段…。色々と手を加えるベースにうってつけです。

とどいた商品は、前面のフィルムすら剥がされていませんし、大きな傷も殆ど見当たりません。どこかの倉庫で眠ってたんでしょうか…?

意味があるかわかりませんが一応S/Nは消しておきました。

スペックなどを見ていく

こちらのPC、1辺が18cmほどの正方形で厚さも3.5cm程と非常に小型なサイズの筐体がとても魅力的です。そしてボディサイズは小さいながら、拡張ポートは意外と充実しており

  • USB3.0 Type-A ×2(前面 うち1ポートはPowered USB)

  • USB2.0 Type-A ×3(背面)

  • VGAポート ×1

  • DisplayPort ×1

  • マイク入力x1、コンボジットジャックx1(共に前面)

  • イーサネットコネクタ ×1(RJ-45 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T)

となっています。地味にUSB3.0が2ポートあったり、DisplayPortがついていたりして嬉しい反面、流石に2014年のモデルなのでType-Cなんかはついてませんし、VGAコネクタが付いていたり、ちょっと古さを感じる部分もありますね。あとUSBはできれば2.0じゃなくて全部3.0が良かったかな…まぁ2014年じゃ流石に厳しいですかね。

前面。USB3.0があって助かる。
裏面。小さい割にはミッチリとポートが搭載されてます

ただ、一方で入手した価格が価格ということもあり、恐らく当時選べた一番最低スペックのモデルのようで、内部構成は下記のように非常に寂しいもの。

  • CPU:Celeron G1840T 2.5GHz(2コア / 2スレッド)

  • メモリ:DDR3L-12800 4GB×1

  • メモリ:2.5インチSATA 500GB

  • OS:Windows10Pro 64bit

  • 無線LAN Bluetooth無し

この構成では、流石にWindows10を動かすのがやっと…という感じで、起動してブラウザを動かすだけでヒィヒィ言ってます…。このまま使うのは非常に厳しい感じです。

今後の予定

とりあえず普通に動いてはくれているので、内部パーツをアップグレードして性能の向上を図りたいと思います。といっても、自作PCではありませんので、できることと言えば

  1. CPUの換装

  2. メモリの増設

  3. HDDをSSDに交換

  4. 無線LAN / Bluetoothの増設

ぐらいでしょうか。CPUに関してはHaswell(懐かしい…)が採用されているので選択肢は結構ありそうですが、筐体が小さいので発熱(冷却)が心配なのと、メーカー製PCなのでBIOSがどこまで対応してるかなぁ?という感じです。電源も65WのACアダプタなので、ここもどうにかする必要がありそうです。

また、4の無線LAN/Bluetoothに関しては、内部のmini-PCIスロットに増設する感じになると思いますが、少し調べた感じではLenovoの純正カード以外は認識しないらしいのでカードの価格次第では見送るかもしれません。そもそも無線LANは使うつもりがあまり無いので、BluetoothだけならシンプルにUSBの小型ドングルでもいいかなーという気もします。

パーツは既に入手済みなので、とりあえず無難に行えそうな2のメモリ増設と3のSSD換装からやっていこうと思います。

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