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君の目に映る世界がいつまでもキラキラしていますように

 木全翔也23歳の誕生日。
 出会ったのは19歳のときだったから、もう一緒に4回目の誕生日を祝うことになる。

 「推しのどこが好き?」と聞かれたら、なんと答えるだろうか。歌声、ダンス、ビジュアル、ファッション…。もちろん全部好きだが、1つあげるとすれば、今の私は迷わず「性格」と答える。

 木全翔也の性格が好きだ。

 しかし最初からそうだったわけではない。
 日プから今まで3年間推しを見てきて(それがファンに見せている一面でしかないとしても)、結局内面が好きだと思った。



 去年はJO1として、大きな成長を遂げた1年間だったが、悔しい出来事もあった。
 KCONLAの出場キャンセルである。
 JO1も、参加予定だった海外JAMも、とても辛かったと思う。

 そんな中、木全翔也は、海外JAMに向けていち早く英文でツイートを上げた。そのツイートを見たときに、気づけば涙があふれ出ていた。

 自分もショックなはずなのに、真っ先にファンを思って行動できる、なんて強い人なんだろうと思った。
 他メンバーの療養期間中は、「僕は元気だよ」と伝えてくれるかのように、ほぼ毎日プラメを送ってくれた。



 碧海がお休み中誰とも連絡を取れなかったと言っていたが、それでも推しとは釣りに行っていた。KIZUNAの10/22夜公演での「何度でも助ける!」という言葉は心の底から出たものだと思う。碧海のそばにはいつも翔也がいた。

 KIZUNAではJAMに対して、「ツアーが終わるのは寂しいけど、JAMのそばにはJO1がいます」って言ってくれたよね。

 他の人を否定せず、とにかく褒め上手。いつも元気でごきげんなきまちゃん。
 一見ふわふわしているように見えるが、その芯の強さはJO1でもずば抜けている。



 あんなに溺愛しているわさびを、「芸能の仕事をして動物を飼うってどうなの、と思う方がいるかもしれないし、命を預かるということなので、ちゃんと育てられるか不安で黙っていた」と1年間秘密にしていた。

 しょも恋の撮影にともなう各雑誌のインタビューでは、「JO1の看板を背負うわけだから、他のメンバーに迷惑をかけないようにしなきゃいけない」と語った。

 まだ芸能人になって3年しか経っていないのに、なんて賢く理性的な考え方ができるんだろう。もはや人間として、ここまで尊敬できることがあるだろうか。

 いろんな場所でポロポロとこぼれ出る推しの言葉を聴いて、どんどん信頼感と深い愛情が増していった1年だったと言える。



 強さ、やさしさ、賢さを併せ持つ木全翔也。
 こんな素敵な人と出会えて、私の人生は幸運だ。



 個人的に、この1年で推しに関する大きな供給だったのは、初めて地上波ドラマ出演を果たした「しょうもない僕らの恋愛論」である。

 木全翔也が毎週みせる小椋悠が、とても切なくて愛おしかった。

 現場で自然体で過ごしている姿を見て、あたたかい撮影チームに恵まれてよかったと思った。この世界に推しの居場所が1つ増えたことが幸せだった。



 去年は翔也の出身地である愛知県でのライブに参戦することができた。
 そのとき、愛知が大好きな場所になった。

 推しのおかげで、自分1人では知るはずのなかったたくさんのことと出会えている。
 きっとこれからも、想像もつかない景色を見ることになるだろう。



 大好きな木全翔也へ。
 今年も一緒に幸せな一年にしよう。


 あけぼの