iPhone 16 ―3年ぶりにiPhoneを購入
昨日は iPhone 16 の発売日でした。筆者の手元にも、ヨドバシカメラから iPhone 16 SIMフリー版が届きました。
iPhone 14, 15 は見送っていたので、3年ぶりにiPhoneを買いました:)。
iPhone 16 は無印とサイズ違いのPlusがありますが、普段使いには無印の方が使いやすいのではと思います。筆者は普段 Zenfone 10 を愛用していますが、電車やバスに乗ったり、買い物したり、ちょっとした調べものをしたりと、普段使いにはこれくらいの大きさがちょうどいいと思います。
一方、動画や電子書籍を多用している人など、画面の大きさ重視の人は画面と電池容量が大きいPlusを買うと良いかも。または複数台持ちしてタブレットなどを併用しても良いと思います。
ゲーマーさんはお金を積んで Pro Max を買ってくださいね:)
(冒頭の画像は予約受付開始日の Yodobashi.com からの引用です)
ここ数年のiPhoneの進化
iPhone 14
2022年モデルです。筆者は毎年Appleの発表を見ていますが、iPhone 14 には失望しました。
SoCは iPhone 13 と同じ A15 Bionic で進化無し(細かく言うと iPhone 13 Pro と同じSoCなので、コア数は増えていますが、だから何?という程度です)。
そしてminiが消滅。動画やゲームを多用する人には不満なのでしょうが、出先で動画やゲームをしない筆者には無関係。普段使いにはminiの大きさは手頃だったので、これは残念でした。
とどめに充電・データ転送端子は時代遅れのLightning。
筆者は iPhone 13 まで買っていたのですが、これを見て買う気が失せました。まあ筆者はAndroid機種もたくさん買っているので、価格が爆上がりして性能は進化しないiPhoneを買う気が失せた面もありますが。
iPhoneしか使っていない人にはわからないでしょうが、他の機材も使っていると、ケーブルを複数種類用意するのは負担になります。特に出張・旅行等の時は尚のこと。筆者は毎日のようにパソコンにつないで写真等のデータを吸い出しているので、この特殊なLightning端子は非常に負担になるのです。
カメラも12MPで、「Photonic Engine」は付いたものの、実質ほぼ据え置き。
衛星経由の緊急SOS機能が追加されましたが、用途は限定的ですし、そもそも当時は米国などごく一部の地域でしか使えなかったので論外。
実際、需要は予想ほど伸びなかったという話もありましたね。
iPhone 15
2023年モデルです。USB Type-C 端子に更新され、ようやくLightningの呪縛から解放されました。
また、カメラはセンサーが48MPに更新されました。とはいえ撮影画像は12MPで保存されるのですが、ピクセルビニングによる画質向上が可能になります。当時すでにAndroidのミッドハイ以上の機種には当たり前のように採用されていましたが、iPhoneもようやく追いつきました。
iPhone は Face ID 対応のために画面上部に大きなノッチがあって目障りですが、このノッチが iPhone 14 Pro から「Dynamic Island」になり、iPhone 15 にも搭載されました。とはいえ、正直どうでもいいかな。
SoCは A16 Bionic。iPhone 14 Pro に搭載されていたものです。iPhone 14 よりは改善されたものの、1世代古いので、ガッカリポイントです。
衛星通信にも対応しているものの、日本ではまだ使えませんでした(2024年 7月30日に日本でも使えるようになりました)。
iPhone 16
満を持して(?)登場した、2024年モデルです。
SoCはA17を飛ばして、最新の A18 に更新されました。もちろんProモデルより性能が抑えられていますが、「Apple Intelligence」(当初は英語(米国)のみ、日本語は2025年に対応予定)などの機械学習機能を実現するには新しいSoCの方が有利なので、思い切って更新されたのでしょうか。
筆者は「Camera Control」が購入の決め手になりましたが、それを差し引いても全体にバランスよく進化しているので、iPhoneユーザーは久々に「買い」ではないでしょうか。
一方、5年ぶりに背面カメラが縦(横)並びに戻りました。と言っても iPhone 11 の頃よりもレンズがかなり大きくなっているので、非常に出っ張っています。中古市場で見ると iPhone 12 以降はアウトカメラ部の傷や破損が多いようです。引っ掛けたり、ぶつけたりしますよね。気になる人はケースを使いましょう。ストラップホール付きのケースが便利ですよ。
カメラの作例と「Camera Control」については、後日、筆者のサイトに載せると思うので、そちらをお待ちくださいね。
iPhone 13 以前を頑張って使っていた人も、今回は買って良いのではと思います。
ちなみに iPhone 13 の中古店での買取価格は状態の良い物で55,000円ほど(2024年 9月20日現在)。iPhone 13 を大事に使ってきたユーザーは、7万円~で買い替えることができます。
SIMフリー版と4キャリア版
ソフトバンクを除く3キャリアでも買えますが、回線契約の無い人にはまず売ってもらえませんし、価格は高く、ネットワーク利用制限(使い終わっても気軽に中古店などに売れない)などの足枷まで付いています。回線契約を伴わないiPhoneの機種変更はキャリアショップで買ってもいいことありません。SIMフリー版一択です。
なお、今はどこで買ってもSIMフリーですが、便宜上、通信キャリアに紐づかない端末を「SIMフリー版」と呼んでいます。
ただし、SIMフリー版を買える場所がいくつかあるので、どこで買うか悩みました。
使いにくくなったApple公式通販
ポイントも何も付かないのでお得感が無いですが、Apple公式通販は早く手に入るのが魅力でした。
ところが今回は、なんと納期が9/27~10/02。発売日(9月20日)に届くのが理想ですが、まさか1週間も後とは…しかも筆者は10月初旬に旅行(出張)の予定があるので、非常に具合が悪い。
Apple実店舗で受け取ると21日に受け取れるとなっていましたが、注文を進めると、この受け取り方法は使えないと言われて振り出しに戻る。これはひどい。
支払い方法は、今はペイディ推しになっていて、ペイディを使うと3回払いまで分割手数料がかかりません。ところが、注文時にペイディを選ぶとAppleID残高等の併用払いができない制限付きでした。
「Apple貯金」などと呼ぶ人もいるようですが、毎月1万円ずつなどAppleギフトカードをコツコツ買っておいて、毎年秋のiPhoneの支払いに充当する人がいます。楽天市場でセール中に買うと、ポイント還元があってお得。しかしこれをしているとペイディが使えないわけです。
毎月ギフトカードを1万円ずつ買っていれば1年で12万円になるので、ギフトカードだけで買えないこともないですし、ギフトカードがそれなりに貯まっていれば残りはクレカ一括でもいいとは思いますが、そんな細かい話がしたいのではなくて、単純に併用払いができるようにしておけばいいのにと思います。
ちなみに注文時にギフトカードは8枚までしか使えませんが、予め Apple Account にチャージしておけば併用できます。
筆者は毎年買うとは限らないので「Apple貯金」はしていません。普通にクレカ払いでいいのですが、Apple公式通販ではクレジットカード2回払いができないので、一括払いか、割賦会社(オリコ)のショッピングローン契約をする必要があって煩わしい。
一括で買えないこともないですが、12万円もするので、2回に分けるだけでもやりくりが楽になります。今のApple公式通販はいろんな面でユーザーにやさしくないなと思いました。
SIMフリー版を家電量販店で買う
筆者は以前はビックカメラ.comで購入したことがありますが、今回はヨドバシカメラ (Yodobashi.com) で購入しました。
通常10%のポイント還元を謳うヨドバシカメラでも、iPhoneはポイント還元1%なので、貯まっているポイントを消化する好機です。さらに金利・手数料無しのクレジットカード2回払いができるので買いやすい。
もっとも、それはビックも同じですが、ビックはなかなかつながらず。
今回、13日の20時から予約受付が始まりましたが、直後はApple公式もヨドバシカメラもビックカメラもつながらなくなりました。
Apple公式が比較的早く復旧し、次にヨドバシが復旧して、1時間後にはヨドバシで注文できました。そして20日に届きました。すごい。ヨドバシ優秀。
ビックカメラ.comは復帰してもまた止まってしまい、結局当日中ほぼつながらなかったようですね…
Yodobashi.comはiPhoneだけ別サイトにしていたようで、他の通販に支障が出ないようにしていました。Webサーバの設計が良いのだと思います。
そして20日に届きました。すごい!
この後しばらく合間を見て使い倒し、筆者のサイトに順次掲載すると思いますので、使用感などはそちらをお待ちくださいね。
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