見出し画像

口蓋扁桃腺摘出手術 ②手術当日

続いて…入院2日目、手術当日について。

深夜0時以降の固形物の食事は禁止。

手術の3時間前の10時以降はお水も禁止。

0時以降から10時までは、水、お茶、スポーツドリンクは飲水可だけど飲んだ量は記録して下さいとのことでした。

画像1

10時過ぎると少し緊張してきて、ソワソワが止まらず…

この手術の色んな人のブログ読んで、痛みは人それぞれだけど、術後直後は息苦しい!という話が多くて、麻酔から覚めたとき、どうやって呼吸するかをずっと考えてました。笑


13:45 手術室に呼ばれて自分の足で入室。

軽快な音楽が流れてた。麻酔科の先生、耳鼻科の先生2人、看護師さんの4人。

ドキドキしながら手術台にのぼると、先生に手術についていろいろ質問されて答える。

その間に左手の甲に点滴の針が刺される。

(すごく上手で全く痛くなくなかった!)

そしてついに麻酔科の先生が、じゃあ麻酔入れるねーと、酸素マスクから麻酔を吸入。

1分しても寝なくて、麻酔の先生も不安になったのか、

「ボーッとする感覚ある?」って聞かれて

はいって声を出そうとしたけど出ず、

頷いた10秒後には意識がなくなった。


あの感覚はスゴイ。

画像2


そして、次意識が戻ったのは病室のベットの上。

16時ごろだったかな。

とにかく、とにかく苦しい!痛い!!

そして寒気がするほど寒い!!!

「痛い、寒い、苦しい」と声にならない声で看護師さんに訴えかけて、

痛み止めの点滴を落としてもらい、毛布を追加してもらい、横向きで寝るように仰がれました。


血は飲まずに出してね、って言われて、血の混じった唾をティッシュに出し続ける。

それでも喉の奥に何か詰まったものがあって、それは唾として出すこともできず、飲み込むしかなかった…。

喉の奥のものが気になって、苦しくて、それを看護師さんに伝えると吸入器で吸おうとしてくれたんだけど、患部に当たって激痛!!!笑

自分でやってくださいって言われて少し試したけど多少の血を吸入して断念。このままギリギリで耐えようと決意。


唾と息苦しさと格闘している間にまた意識がなくなる。


そして、17時に一度起こされて、

もう起きれるからトイレ行ってみようか、とのこと。身体を起こしてみると吐き気が襲う。


まだ無理です、とジェスチャーと表情で伝えて再び横になり、また意識がなくなる。


18時にやっとスマホを触れるぐらいはっきりした意識が戻ってきた。

手術室からベットに乗せて運ばれてるとき、目開いてたらしいけど、その時は全く記憶がない。

そしてナースコールで看護師さんを呼び、

「歩けます」といって、術後最初の歩行に付き添ってもらった。足取りは重ため。

多分熱も相当高かったと思う。


トイレを済ませてひと段落。

再度眠りに落ちて21時にまた目が覚める。

スマホをいじっていると消灯時間になり、就寝。

・・・


と、うまくはいかず横向きで寝ないとうまく呼吸ができないので、寝返りのたびに「フガっ」と詰まって何度か目覚めた。


朝の3時になると完全に覚醒しちゃって、

その日0時から配信開始した、バチェロレッテ4話分を一気に見た。笑

ちょうどいい時に配信してくれて感謝です。


目覚めた直後は苦しかったけど、その後はなんとか耐えられるぐらいだったな。

不安だった手術を乗り越えられて、ホッとした日でした。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?