伝えること

昔から、手紙交換が好きだ。

心の内が こそっと記されてる手紙が好きだ

他愛もないことでもいいから手書きのもの。

大切な人(大切だった人)から受け取った手紙は

お守りのように何回も見返すし、

持ち歩いてもいた。

それくらい自分の中で手紙という存在は大きい。

人には、何かしらの方法で“伝え”なければ

伝わらない。悲しきかな、人の心など読めない。

好きな人には、自分の気持ちを伝えたい。

それは異性への愛の告白ではなくて、

感謝や、思っていることや、心配していること。

大学4年生になってから、

伝えたいと思うことが増えた。

今日は、感謝や、思ってきたことを伝えた。

新しいその人も、

2日前のその人と変わらぬ表現であって。

深いなあと思った。

最近は、

人間がそうそう変わらないこと

期待を裏切られること

を立て続けに体感した。

相手に期待するって、賭けだと思う。

どうも運が悪いらしく、

連続で賭けに負けてしまった。

そんな時期なのだろうか。

嫌だったよ、失望したよ、時間を返してよ

なんて言えたら、すっきりしたのかなあ。

言わないと伝わらないけど、

言われないと気づかないのかなあ。

きっと周りは優しくてのほほんとした

あったかい人なんだろうなあ。

こうやってトゲトゲしてるから、

近づきたくないんだろうなあ。

まあるくなりたいなあ。本当に。

伝えたいと思って伝えるとすっきりするし、

伝えたいと思って伝えられないともどかしい。

伝えるって難しいなあ。

伝えたいことはまだまだ色々あるのに、

怖じ気づいちゃうなあ。

伝えようと思ったのに

伝えたくない気分にふっと変わる時もあって、

振り回されちゃってるなあ。

私にも誰か、

思ってることを伝えてくれないかな。

そもそも何も思われてないのかなあ