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撮影振り返り日記 景色と画角は意識なのか?

決まったと思う写真が撮れないおじさんの振り返り日記。参考情報を探してふと気がついた画角のお話。なんとなく分かってきた人以上向けかも?

よく撮影やレッスンのテーマで出てくる画角で、だいたいは「景色を撮るならXmm!」「ポートレートはこれ!」といった、テーマと画角をつなげた話はよくある。けどそれ以上の意味は分からなかった。

景色を撮っていて気づいたのは、見る時に見たいものに意識を集中して見ているなぁと。夕日とか広がる海岸とか。と言うことで持ってるレンズを参考に画角(=焦点距離)と意識の関係をまとめてみた。(何やっても図が見切れるのなんで?)

広角は主役が景色や空の色合いで、望遠側に行くにつれて、何かに意識を向けている。ただし人間がぼーっとしてる時は50mmなので、広く見渡すのは、広がる景色に関心を持って意識を向けていることにも注目。
※ヘッダー写真は換算50mm、無意識に卓上の様子が見えてくる

つまり50mmから離れれば離れるほど意識を向ける。
広角レンズで腕が出るのはこのせいで、人を撮るにしても寄って撮る、全容を撮る、あるいは余った空間を活かして感情を表現するなどに繋がる…解釈でいいのかな?

広角の景色は意識して見ないと見えてこない(下図)

とりあえずまとめ
・画角は焦点距離50mmが無意識の画角。集中していないナチュラルな感じなので、被写体の魅力が写真の魅力に直結しやすい。
・50mmから離れるほど肉眼見るには強く意識することになる。広がる景色か、余白部分か、あるいは注目している物に魅力を感じている必要がある。

書いてて思ったのが余白部分の使い方。写真の主役がX割、残りが10-X割であれば美しくなるのか、魅力が表現できるのか、ここも考えてみたくなった。ここからメジャー構図にたどり着くんだろうけど。
こういう気づきも出てくるから振り返りって大事。

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