写真を撮ると解読が早くなる現象について

今回はJoseph Advent Calendarという企画の第十二本目の記事です。
アドベントカレンダーとはクリスマスまでの日数を数えるカレンダーのことです。
それになぞってジョゼフ使いorジョゼフ好きたちの「日ごろジョゼフについて考えていること」などをみんなに公開していこうというゆる~い企画です。
12/1~12/25までの期間、一日一記事の合計25記事or動画が公開される予定なのでぜひぜひチェックをお願いします!リンクはこちら↓
Joseph Advent Calendar 2022 - Adventar



ジョゼフの解読遅延性能について


今回の話は解読遅延についてです。
写真を撮ってるのに解読が早すぎるんですが!???」という疑問の解決になれば幸いです。




まず、基本的な情報として
ジョゼフの写真を撮るクールタイムは45秒
写真世界の持続時間は60秒
です。

一方、サバイバーの解読は100族のキャラクターで81秒かかります。

写真世界崩壊時に写真世界中に解読していた進捗は半分になってしまいます。
しかし、暗号機を上げられてしまうと、進捗は半分にならず解読遅延がかからない状態になります。


さて、100族のサバイバーが試合開始すぐに暗号機を触りずっと解読を続けている場合を考えてみます。
ジョゼフ側は試合後すぐに写真を撮り、2枚目以降もクールタイムが上がればすぐに写真を撮ると仮定します。

このとき、
1回目の写真世界60秒→30秒分の解読進捗
写真世界クールタイム45秒→45秒分の解読進捗
2回目の写真世界60秒→写真世界が始まって約6秒後に一台目の暗号機が上がる。2台目の暗号機へ移動。

という流れになりますが、この後
2回目写真世界クールタイム45秒+3回目写真世界60秒>解読にかかる時間81秒
なので2台目の暗号機は3回目の写真世界中に上がります。
すると、1回目の写真世界以外は解読遅延がかかっていない状態になります。

この動きをする100族のサバイバーが二人いた場合、
3回目の写真世界の中盤で通電するいうことです。


したがって実は「写真を撮るだけではそこまで解読遅延はかかっていない」ことがわかります。


全体負荷による解読遅延


ではどうすれば解読遅延をかければいいのかというと、サバイバーに解読以外のことをさせることが必要です。
すなわち…

・チェイス
・救助
・立て直し

です。
写真世界で十分に鏡像を叩くことができれば、
サバイバーに一度合流・立て直しを強いることができます。

逆に言えば、

解読遅延をかけたいならただ写真を撮るだけではダメで鏡像を叩く必要があるということです。


キャンプ中に写真を撮ると解読が早くなることがある


キャンプ中に写真のクールタイムが上がったときに写真を撮っていいかどうか迷ったことはありませんか?
場合によってはクールタイムが上がってすぐに写真を撮らない方が解読遅延がかかることもあります。
ただし、これは中級者以上向けのお話です。初心者の方は「ふーん、そうなんだ」くらいに思ってください。

いろいろな例を考えて説明していきましょう。

①まず一番良くないタイミングは
「トンネル対象者をダウン確定にした後、危機一髪の効果発動中に写真世界に逃げ込まれるとき」です。

これは言わずもがなですが、写真世界の椅子にサバイバー本体を吊ってもロケットチェアの時間は進まない(飛ばない)ため、強制的に現実世界に出す小技を使えなければ危機一髪の時間が実質60秒伸びたようなものです(サバイバーの解読進捗がすべて半分になったとしても危機一髪の30秒の延長と同義になります)。

②次に「1回目の写真世界崩壊後にサバイバーのダウンを取って椅子に座らせた後すぐに2回目の写真を撮った」と仮定しましょう。
座らせる前に撮ってすぐに吊る場合もほぼ同様です。

このときは椅子耐久30秒+危機一髪20秒なので、たとえ写真世界に逃げ込まれたとしても10秒程度しか吊れない時間はありません。写真世界中に風船にして椅子に近づくことはできるので実質的なタイムロスはほとんどない一番良いタイミングです。

この場合、救助者以外のサバイバーが立て直しをしていた場合は最大で一つの暗号機しか上がらず2回目写真終了時点で残り4台or5台というジョゼフ側大幅有利の状況になります。

もちろん立て直しをまったくせずにそれぞれ初手で回していた暗号機を回し続けていた場合2台の暗号機が上がります。
これはサバイバーを拾った立ち回りをしているときによく起こる現象でしょう(サバイバーを拾ったときの解読状況については以前の記事→こちら)。

この場合は2回目の写真を撮った意味がほとんどないので、
ジョゼフ側の理想を言えば
「トンネル対象者以外の鏡像を見つけDDを取ったり、全体負荷を広げる」
ことが求められます。
危機一髪中や、ダウンサバに写真世界に逃げ込まれたときはその時間を有効活用するとより勝ちやすい展開を作ることができます。

他の人に負荷をかけるのではなく、写真世界を利用してトンネル対象者を地下やチェイスの弱いポジションの椅子に近づけて2回目のキャンプ&トンネルシーンをジョゼフ有利にするという方法も有効です。


③ダウンサバイバーを椅子に座らせてから15秒ほどで写真を撮れるようになった。

この状況のとき、椅子耐久15秒+危機一髪20秒で、写真世界に入られると大体25秒~30秒くらいトンネル対象者を椅子に座らせれない状態=危機一髪が延長された時間になります。

この時間を使って
・ほかの鏡像を叩ける
・ほかのサバイバーが立て直しをしていて2回目の写真世界終了までに上がる暗号機が1台以下
の場合は写真を撮ったことによる解読遅延の効果はあります。

しかし、
・ほかの鏡像を叩けず、救助者以外が回していた暗号機が2台とも上がる

という場合は、写真を撮ったことによる解読遅延の効果はなく、実質危機一髪の効果時間が延長しただけになってしまいます。
なので、やはり初手でサバイバーに全体負荷をかけれずに暗号機をガン回しされている場合は注意が必要です。

解読状況をしっかり判断できる中級~上級者の方は、こういう場合は写真を撮るタイミングをトンネルが成功して、トンネル対象者がダウンする直前にするという戦略を推奨します。

サバイバーが次の暗号機に移動する時間を20秒としましょう。
すると解読の状況は次のようになります。


写真を撮るタイミングとサバの解読状況


上が写真のCTが上がってすぐ撮った場合で、
下が2吊り目をするときに2回目の写真を撮る場合です。

二つを見比べると、後者の方が2吊り目に入る時間も早く、
1人飛んだ時点(試合開始200~210秒)でのサバイバーの解読進捗も抑えられることがわかります。

繰り返しになりますが、写真世界を使って鏡像を叩いて全体負荷をかけれるならCT明けにすぐ撮ったほうが基本的には良いです。

まとめると、

吊っている椅子がサバイバーから遠くて写真を撮ってから救助されるまで15秒以下になりそうな場合は写真を撮るのを我慢した方がいいということです。ただし写真世界を利用してDDなどを取れる場合はその限りではありません。
もっと微妙な場合はサバイバーの解読進捗を正確に把握する必要があります。


大まかな考え方としては

写真世界中に解読させて、写真世界が終わった後のCT中は移動、治療、救助をさせると解読が遅くなる」ということです!





初心者の方はとりあえず、危機一髪中に写真を撮ってトンネル対象者に写真世界に入られることをなくすようにすれば大丈夫です。


というわけで今回は以上になります!
明日以降もいろんなジョゼフ使いが記事を投稿してくださるので、皆さんお楽しみに!!

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