ジョゼフのモデルとでざめろ


こんにちは、季楽です。


今回はJoseph Advent Calendarという企画の第5本目の記事です。

アドベントカレンダーとはクリスマスまでの日数を数えるカレンダーのことです。
それになぞってジョゼフ使いorジョゼフ好きたちの「日ごろジョゼフについて考えていること」などをみんなに公開していこうというゆる~い企画がジョゼフアドベントカレンダーです。
12/1~12/25までの期間、一日一記事の合計25記事or動画が公開される予定なのでぜひぜひチェックをお願いします!リンクはこちら↓
Joseph Advent Calendar 2022 - Adventar


ちなみに明日は彁猫えりてゃ様による
「今更聞けない写真家基本のキ」です!お楽しみに!



ジョゼフのモデルとカメラの歴史

突然ですが、皆さんは第五人格の写真家・ジョゼフのモデルとなった人物を知っていますか?
ジョゼフ・ニセフォール・ニエプスという方がおそらくモデルです。兄にクロードという方もいるので確定でしょう。
彼は最初に写真撮影をした人で、それは大体1826年ころ(諸説あり)のようです。これは日本だと江戸時代、中国だと清のころですね。


ニセフォールが最初の写真撮影に成功したのは、彼が60歳を過ぎてからでした。第五人格のジョゼフが現実世界では60歳という設定はここから来たのだと思います。ちなみにニセフォールの兄のクロードが亡くなったのはこの時期です(ここは第五人格と違います)。

彼の写真撮影は「カメラ・オブスクラと呼ばれる投影機によって映し出された画像を感光材料(光を感じて記録できる材料)を用いて保存すること」で行います。

カメラ・オブスクラについて、詳しくはこちら↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%A9

(ちなみに、ニセフォールの用いたカメラオブスクラは、初期衣装の写真機に似てます。)

彼が撮影に使用した感光性素材(腐食防止用に使うアスファルトの一種)は感度が弱いため、写真ができるにはなんと、8から10時間程の時間が必要でした。
写真撮影の間に太陽の位置が変わっていくため、残念ながら現実をそっくりそのまま切り取ることはできませんでした。
その後、1839年にダゲレオタイプ(銀板を使う)カメラが発明され、撮影に必要な時間は20分ほどに減少し、1840年代にはさらに改良され1分を切るようになりました。

ダゲレオタイプカメラの方が実用的で広く普及したとはいえ、ジョゼフ・ニセフォール・ニエプスが最初期に写真撮影に成功していた功績は計り知れません。なので彼が「写真家のモデル」になったのは当然と言えば当然ですね。


他にも第五人格の登場人物には歴史上の人物がモデルのキャラがたくさんいて、血の女王(マリー)やリッパー(ジャック)はかなり有名だと思います。なかにはダジャレのように近い名前にしている場合もあります。

ただ、オフラインパックのトゥルース&リーズニングのシリーズで出てくる衣装のキャラにはモデルがあるかはわかりません。
そういえば去年のオフラインパックはわれらが写真家・ジョゼフの衣装でしたね。








でざめろ



去年、季楽がSランカーのMさんに試合動画を観てもらったところ、「でざめろ」は持ってるかと聞かれた。知らないとは言えない季楽は「ありません」と答えたが、「でざめろ」のことが気になってしかたがない季楽、一生懸命にググってみるが出てこない。


 季楽は弟子の太郎にダイソーで「でざめろ」を買って来い、無ければamazonで探すように言いつける。太郎がダイソーに行くと、「そこになければないです」と言われる。amazonで探すと、上海蟹を食べていて日本には到着していないらしい。


 一体何のことやらと、家に帰って太郎は季楽に「でざめろ」の意味を聞くが、季楽は自分が教えたのではすぐに忘れてしまうから、Mさんに試合を見てもらってその時についでに聞いてくるようにいう。


 太郎がMさんに聞くと、「ジョゼフの衣装のこと」だという。そんな衣装はないと信じない太郎にMさんは説明する。「でざめろ」は「デザイア・メロディー」というキャラクターの愛称で、衣装やイベント内では「D.M」というイニシャルで表されるとのことである。


 太郎はなるほどと納得し、季楽が知らないくせに知ったかぶりをしていたことが分かり、家へ帰る道すがら太郎はおかしいやら、愉快やら、あんな師匠のもとで修行しているのが情けないやら…。


 家に戻った太郎は師匠をからかおうと、「でざめろ」とは「お茶」のことでした、帰りに買ってきましたと季楽に話す。季楽も、「そうだ、お茶の種類の一つだ、出茶芽露(でざめろ)と書くのだ、よく覚えておけ」と、相変わらず知ったかぶりだ。


 数日後、Mさんと会う機会が来る。
季楽 「先日はうっかりでざめろはないと言いましたが、出茶芽露はあります」

M 「ほぉ、それはいいですね」

季楽 「なんなら、一つ差し上げましょうか」

M 「いえいえ、それはもったいないです。自分のために使ってください」

季楽 「太郎、三つほど持ってきなさい」

Mは「でざめろ」を3つとは、こいつ転売ヤーかと疑いの目を向ける。なんと太郎が持ってきたのはただのお茶で、

M 「季楽さん・・・これはお茶では・・・」

季楽 「あまり良いでざめろではないかもしれませんが・・・」

M 「何かのお間違えで、季楽さん。私が聞いたのはジョゼフの衣装のD.Mのことですよ」

季楽 「いやあ、中国ではこれを、でざめろと呼ぶんですよ」と、しぶとく言い訳をする。

M 「それはいったいいつの時代から?」

季楽「じゃー、清かな」





https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%A2%E5%A4%B1%E6%B0%97



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