堂島兼良

このページはマーダーミステリー「阿多田火荘殺人事件」のプライヤーキャラクター「堂島兼良」のページです。

作品のネタバレを含みますので、自身が選択したキャラクターでない場合、速やかに退出願います。

準備がよろしければ、下記から読んでください。


堂島兼良

身長183cm、体重80キロ


あなたはパティシエだ。体格に恵まれ、誤解を受けることも多かったが、とあるテレビ番組で大人気グループのダンサー、木村ロータスと共演したことで人気が出てしまう。木村ロータスは持ち前の明るいキャラで子供たちからの人気が高く、サンリオや天才テレビくんなどと数々のコラボを打ち出してきた。あなたは口下手ながらも独特の雰囲気があり、賑やかな木村とのコンビが受け一緒に仕事をする機会が増えて行った。
ピンでもパティシエという職業を生かし、クッキングアイドルのお付きの妖精(ドンちゃん)として出演しつつ、子どもたちに食の安全、食農、食物連鎖と自然などの教育を行ってきた。今までは子ども向け番組が多かったが、今回初めてゴールデン帯の民間放送への出演を依頼される。
それが「秘境の民宿 旅ご飯」という番組だった。

あなたには、絶対にこの番組でこの宿「阿多田火荘」を取り上げて欲しい理由があった。

それは、かつて生き別れになった弟……佳樹を見つけるためだ。
孤児となり、それぞれ別の親に引き取られ、しばらく手紙で連絡を取っていたが、数年前に連絡が取れなくなった。どれだけ手を尽くしても一向に手がかりが見つからなかったが、弟を引き取った親が最終的にこの宿で働いていたという情報を得る。
弟に関する唯一の手がかり……この宿で何か情報を得られないだろうか。また、この場所を全国放送のテレビで取り上げることで、もしかしたら弟が見てくれるかも知れない。

しかしこの宿、思いの外見所がない。食堂も年老いた爺さんとおばさんで切り盛りしており、従業員も女将さんと女の子がもう1人だけだ。

女将さんが自分を知っていたため、この宿をテレビで取り上げたい旨を伝えると、喜んで宿の様々なところへの出入りを許可してくれた。
とは言え主に使うのは厨房だが、控室のようなところも使っていいそうだ。
あなたは番組スタッフにこの宿を取り上げてもらえるように、どうプレゼンすればいいか考えながら屋敷を歩き回っていた……
しかし、厨房を任されていた爺さんが急遽腰を痛めてしまう。続々来るお客さん。
あなたは助っ人として食事を作ることになってしまった。

そんな中、女将さんが殺されてしまう。
許せない。なんとしても犯人を突き止めなくては。

目標
犯人を捕まえる
弟を見つけ出す

昨日 宿に泊まりに来る。しばらくは女将の話を聞きつつ、宿内を見て回る。女将の好意により、宿内は自由に出歩いて良いそうだ。
    食堂の爺さん、田中さんといろいろ話し、仲良くなる。食堂のメニューやレシピなどを教えてもらう。
    従業員の女の子……明日香ちゃんが布団を敷いてくれたようだ。部屋から出るところに出会した。この風貌だ、かなり怖がっていったようだが、話しているうちに打ち解けていった。
 夜は弟の手がかりがないかと宿中を歩き回る。館内地図は従業員スペースも含めて歩き回ったが、なかなか手がかりがない。気がついたらかなり遅くなってしまった。仕事の合間を縫ってきているため時間がないが、今日の所はこれくらいにしておこう。

8時15分 朝食を食べに食堂に来ると、田中さんが倒れている。声をかけると、屈んだ拍子に腰を痛めたらしい。朝食は作り終えたが、昼にはそれなりにお客さんがきてしまう。みどりさんは今日家庭の事情で来るのが10時頃だが、それでは間に合わない……。困っている田中さんを見かねて、昨日聞いたレシピを参考に昼食の仕込みを手伝う。

10時 まだ終わっていないが、みどりさんが来てくれたためタオルを取りに一旦部屋へ。従業員用の部屋の方に入っていく人影が見える。やたら体格がいいな。従業員の誰でもない……業者か客か? 寝不足で頭が回らない。とにかくタオルを持って戻ろう。

11時45分 ゴミを捨てに裏庭に出ると、焼却炉付近に従業員の子……明日香ちゃんがいた。
   「燃やしておきますよ」と声をかけてくれたので、ゴミを渡して戻る。
   なんだか昨日と雰囲気が違うような気がするが……

13時 ようやくひと段落し、部屋に戻ることができた。後はみどりさんがやってくれるだろう。それにしても疲れた。一度温泉に入ってさっぱりしたい。

13時5分 荷物を用意して風呂場に向かうと「清掃中」の文字が。明日香ちゃんは下にいるはずだし、女将さんだろうか。そう言えば清掃中は絶対に入らないように昨日言われていた。時間を置いてからまた見てみるか。

13時30分 早く入りたいので部屋を開けて風呂場の様子を確認しようとする。すると、まっすぐ歩いてきた客が、楓の間に入っていくのが見えた。女のように見えたが、今、男湯のほうから出てこなかったか?

14時 一度食堂に戻ると、悲鳴が聞こえた。みどりさんの声のようだ。慌てて従業員室を通って裏口から出ると、みどりさんが腰をぬかしていた。そのさきには、血に濡れた女将の遺体が倒れていた。