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今日が「だめ」の始まりの日なのでは フリーランスのコピーライターとして仕事をするようになって、この3月末で丸15年になる。 当たり前だけど、年齢と共に仕事の質も変わって来た。おかげで、一時期のように寝る間も惜しんでがむしゃらに仕事することも減ったし、今日は急ぎの仕事もないなと思えば、真昼間に映画館に行ったり、夕方早めから飲みに行ったりもする。 それはそれで悪くはないんだけど、たまにふと我に返ったときに、「おれはもしかすると、このままだめになってしまうんじゃないだろうか」と
「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」 漫画『SLAM DUNK』における安西先生のこの名セリフは、あまりにも有名である。だが、それを実体験として経験したことがある人はどれだけいるのだろうか。自慢じゃないが、ぼくはある。 まさに「あきらめなかったら試合終了にならなかった」という経験だ。 (読んでいただければわかるが、自慢するような話ではない) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2011年1月。 まだ正月気分も抜けきらないどころか、松の内の6日。 当時担当していたと
コピーライターとして仕事をするようになって、気がつけばはや30年ほどが経ちます。広告代理店やプロダクションから依頼を受けて仕事をすることもあれば、自分自身がディレクターとしてデザイナーやカメラマンをアサインして仕事を動かすことも多々あります。 できることなら、ぜんぶ一人でやりたい。15年ぐらい前まではそんな風に思っていました。企画はもちろん、デザインもコピーもぜーんぶ自分ひとりで完結したい。もちろん、写真も自分で撮っちゃう。そういう人になりたいと、真剣に思っていました。