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神さまを感じる時

久しぶりに広島の宮島を訪れました。

厳島神社の大鳥居の修復は終わりましたが、お社の修復は今なお続行中です。廻廊の天幕の裏側のあちこちで、暑い中、宮大工の方々が腐食した柱の一部を削り、削った部分に新しい木を当て入れて丁寧に補修する作業を黙々とされていました。
こうした補修作業に接すると、何のかんのありながらも、1千年以上もこの営みが途切れることなく維持されてきたという事実に驚愕します。未来につなぐ作業は、常に今の補修をおろそかにしないことの繰り返しだと、「今」の大切さを実感させられました。

大鳥居は、大きな楠の木の幹の形状を活かして柱として使用しています。大鳥居は、地中に埋められているのではなく、鳥居の支柱の重さで立っています。満潮時、風のない海面に、朱の鳥居を反射させる大鳥居の美しさは、この世のものとは思えません。

ところで、鳥居は神社の結界にもなりますが、神さまが行き来するゲートと言われます。

2024年4月8日に北米大陸横断皆既日食がありました。
ノンモさんによると、月読命が統べる夜の食国(おすくに)とのゲートがひらかれたそうで、神さまが私たちの世界と行き来しやすくなったそうです。
そして、6月2日、分岐の日・・・

久しぶりに、宮島を訪れると、空に様々な姿をした神さまがいっぱいいました。大鳥居の上あたりには、龍雲でしょうか。
国内外の観光客に人気の宮島は、人であふれていました。
前に進むのも大変なくらいの人混みでしたが、神さまは、以前よりも動きやすくなったのだろうか?と思うような空でした。

神さまの世界のことはよくわかりませんが、こんな空を見たら、神さまを身近に感じます。そんなことを思った宮島再訪でした。

宮島の厳島神社の大鳥居(24年6月15日、夕方)

ノンモさんのブログはこちら。
ブログ記事一覧|月双ノンモのスピコロ  (ameblo.jp)


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