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平将門公の史跡を巡る

九星気学だと2月4日の夕刻から新年が始まります。前の記事のように運気が下がっており、三碧木星の私は八方塞がりの位置にあります。たまたま、会社の人が「神田明神にお詣りに行ったら悪いことが起きなくなった」と話しているのを聞き、確かに神田明神は商売繁盛の神様だし、通勤途中にあるしお詣りした方がいいだろうと、初詣をすることに(2月4日)にしました。

その前に、神田明神には平将門公が祀られており、生半可な気持ちでのお詣りはいけないとも家内に諭され、また平将門公と敵対していた方の縁がある神社仏閣には行かない方がいいとも言われ、成田山新勝寺はNGということで、そちらのお詣りは控えることにしました。雨の中だったのですが、それなりに人もいて、ここでお詣りする人は結構長い時間手を合わせていることが多いです。みんな真剣なんですね。神様に願い事をする時「儲けられますように、受験受かりますように、恋人できますように」など好ましい事項をお願いする人がほとんどだと思いますが、基本神様は災いをもたらす存在なので「病気にならないように、トラブルに巻き込まれないように、喧嘩しないように」など負の事柄が起きないようにお願いするのが良いと私は思っています。

そんなことから、平将門公を敬おうと考え、私の住んでいる近くにある坂東市はゆかりの地で、色々史跡があることを知りエリミネーターで訪れることにしました。その前に平将門は朝廷に逆らった国賊、そして切り落とされた晒し首が京から故郷の下総を求め飛んで行って、ずっと怨念を抱き、現代までも呪いが続いているような恐ろしいイメージの人物ですが、地元の民を守るため立ち上がったともいわれた地元では英雄的な存在です。

まずは、最後の戦で倒れた終焉地と言われている国王神社。ここは娘が刻んだ将門公の木造が安置されていると言われています。

参拝者はまばらでした

写真が神社の奥で飾られていたのがわかりましたが、現物は拝むことはできません。


茅葺き屋根の趣のある社殿ですが、補強工事中なのか鉄枠で囲われていました。

次に、延命院に向かいました。ここは将門公の胴体が葬られていると言われている胴塚があり、地蔵さんに見守られているようにぐるっと囲われているのが神聖な感じをうけました。

ぐるっと胴塚をお地蔵様が見守ります
赤い登りが印象的です

その後、坂東市市民ホールにある将門公像を訪れました。

そして、最後はやはりここをお詣りしなくてはいけません。大手町にある平将門公の首塚です。

仕事帰りに訪れましたが、それなりにお詣り、神内を掃除する人などいました。周りのビルはこの首塚が見えないように、背を向けないように着席しているとのことですが、今もそうなのでしょうか?

将門公は最後は不遇な最後を遂げましたが、それまで悪い大きな流れに逆らい、新しい世界を作ろうとしたその心意気はこのれからの生き方の道標として、大切にしていきたいと思います。

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