iPhone15ProMaxで星景写真を撮る
前回スナップカメラにiPhone15ProMaxを!という記事を書きましたが、
星空撮影に使えるの?という疑問をクリアーにするため、水平線から天の川が登ってくるシーズンの新月の日にチャレンジしてみました。
まずはこちらをご覧ください!iPhone15ProMaxで撮影したデータをPhotoshop Lightroomで調整した画像です。すごいでしょう!?
iPhone11以降はナイトモードあり、暗い場所では自動で切り替わります。デフォルトは5秒の露出時間ですが、マニュアルで最大30秒まで延長できます。その露出時間はカメラの手ぶれにどれだけ対応できるか?手持ちだと5秒以内、三脚に固定をしていると30秒OKのようです。ジャイロセンサーで判断しているのでしょうか。
三脚に固定するために、三脚ネジ付き例のハンドグリップホルダーを利用しました。
また、カメラは超広角、広角(標準)、望遠レンズの3眼ですが、広角のみ48MPの画素数でさらにRAWフォーマットで記録ができます。いずれもデフォルトは24MPなので設定の>カメラ>ProRAW と解像度コントロールをONにして、ProRAW(最大、48MPまで)
に設定しておきましょう。RAWで撮影しておけばPhotoshopやLightroomで画像を美しく加工を加えるよう補正可能です。もちろんノーマルのファイル設定HEIFでも十分に撮影できますよ!
撮影時左上の黄色いマークが出て5秒と記載されていますが、>マークをクリックすると、画像のさまざまな設定をするメニューがでているので、そこで最大露出時間を選びます。
ここでは擬似的に真っ暗闇、三脚固定のようにしているので30秒の露出時間を確保できました(段階的に選べず5秒か30秒しか選べなかった?)。しかし撮影は適正露出を設定しほとんどが10秒で撮影されていました。そして明るい部分を追尾しているのか?簡易赤道儀?P社のアストロトレイサーなみ、星が地球の時点で流れることもなく、とにかくすごい!と思いました。
ピントやISO、絞り値は自動で設定してくれるみたい。iOS アプリAbobe Lightrommにマニュアルでカメラを色々設定できるモードがあるのですが、最大露出は1秒までで、星景写真撮影は無理でしたね。
超広角(フルサイズ換算13mm)レンズは画素数12MPF2.2で控えめなため残念ながら星景写真撮影には適していません。
あとはNight Capというアプリを入れると星の軌跡も撮影そのままでできるようです。
iPhone15ProMaxを持っていればそれなりの星空撮影できるので、荷物を軽くしたい登山やキャンプなど究極はデジカメがなくてもなんとかなりますね。標準のタイムラプスモードだと暗いのですが、アプリか何かで撮影ができるようになりそうです。
スマホはレンズやセンサーはそれなりですが、AIを活用してここまで写せるようになったのでしょうか。カメラメーカーはレンズ・センサーで見たままの情報を取り組んで美しく映そうという本来の写真を写す試みで開発しています。では、2つの技術を融合するととても素晴らしい描写が得られるようになると期待します。
OMソリューションズのOM-1 Mark IIですが、手持ちでも強力な手ぶれ補正で手持
ち星景写真が撮れる、フィルターレスでNDフィルターある部分のみかけることができるので、ハーフフィルターの役割をして、全体の露光度を調節できる機種が発売されましたね。
これからのカメラの進化が期待できますね!
少しでもお役に立てられ、気に入っていただければありがたいです!