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他人の持ち場を奪わない

こんにちは。
PM4時48分。

静岡横断中の車内からお送りします。


じぶんの勝手な価値基準で、他人の持ち場を奪うべきではない、という話をします。

これは職場や家庭などチームプレーが必要とされる場面で、なかなかうまくいかない経験をされている方に特に読んでほしいです。

当たり前ですが、人には「得意なこと」と「苦手なこと」があります。

私の得意なこととあなたの得意なことは、同じかもしれません。
私の得意なことは、あなたの苦手なことかもしれません。

しかし私たちは、じぶんの得意なことは他人にも当たり前にできてしまう、と誤解しがちです。

「私とあなたは違う人間!」と、
頭では分かっているのです。

しかしカラダが反射的に、
「なんでできないの?」
とでも言うかのような行動をとってしまう時があります。

これは誰にでもあります。

また自分には到底できそうもない、
「それはしんどいだろ、、」
と思うようなことを他人がしようとすると
「やらなくていいよ!!」
と全力で止めにかかったりします。


その優しさは、ホントいらないのです。はっきり言ってしまうと悪でしかないのです。

私たちはどうしても自分の当たり前を基準に正義や優しさを振りかざします。それこそが相手にとっても絶対にいいはずだ!と疑わないのです。

「そんな身勝手なことを自分がやっているはずない」と思ったあなたにこそもう一度わが身を振り返ってほしいのです。

他人がここぞとばかりに腕をふるおうとしたことが、たとえどんなにあなたが苦手なことでも。

重い荷物を持とうとしてくれたこと。
たくさんの料理を振る舞ってくれたこと。
車で長旅を運転してくれたこと。
旅行の計画を丁寧にたててくれたこと。


どんなことでも「ありがとう」の感謝で受け取ってみてください。
もしそれが本当に必要がなくいらないものなら「必要がないので必要な人に差し上げてください。お気持ちありがとう。」とお伝えしてみてください。

むげに相手の持ち場を奪って、心のともしびを吹き消すようなことはしないでほしいのです。

(833文字)

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