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今週見たアニメ ジョーカー・ゲーム

今週はジョーカー・ゲームのアニメを見た。原作の小説は大昔に読んでいるけど内容はほとんど忘れていた。

舞台は昭和14年前後、太平洋戦争の開始前。日本軍がスパイの養成学校を設立し、組織されたのはスパイたちによる組織、D機関。描かれるのはスパイとしての彼らの活動が1〜2話で完結するオムニバス形式の物語。

スパイものというとドンパチ撃ち合ったり、暗殺や、発覚した際の自決といった内容をイメージするが本作は全然違う。スパイはそもそも存在を知られてはいけないという前提のもと、疑われるような殺しもせず、スパイたちがどんな手口で情報を盗むのか、敵対組織の暗躍をいかにして暴くかというようなミステリー仕立てになっている。

騙し合いの展開で、内容もバラエティに富んでいて毎話楽しくみられた。例えばスパイの容疑で捕まった男が、自白剤を打たれ洗いざらい話して、偽の情報を暗号通信を流すように指示されてその通りに打電する。そこからどのようにして打開するのか、というような内容。

登場するスパイたちは8人くらいいるものの、それぞれの出番はあまり多くなく、目立たないようにするという意味もあってかそれぞれの個性は薄めで、名前(偽名)もありふれた名前で、見分けるのが困難だった。舞台が昭和なので若いイケメン達がタバコを吸っているのはなかなか貴重なアニメだと思った。

12話だけなので非常に見やすくオススメの作品なので、スパイとか謎解き好きな人はぜひどうぞ。それでは。

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