「赤いフリージア」とは。

Hello!Project(ハロプロ)の名曲である「赤いフリージア」。
この曲がなぜ名曲と呼ばれるのか、解説した記事が見つからなかったので備忘録的なものも含めて書いておきます。

メロン記念日

「赤いフリージア」の発売は2003年1月29日、ハロプロに所属する"メロン記念日"というユニットの8枚目のシングルです。
オリコン第10位という売り上げが示すとおり、世間的には知られた曲ではありませんでした。

ハロプロ25周年で公開された当時のMV

モーニング娘。6期メンバー オーディション

Wikiを読むと、さらっと「モーニング娘。第6期オーディションの合宿時の課題曲として使われた。」とあります。
これがハロプロのヲタクの中で、名曲と呼ばれるようになった最大の要因だと思います。

"モーニング娘。”は卒業と加入を繰り返すグループとして、現在も続くアイドルグループで、最新では第17期メンバーが活躍しています。
その第6期のオーディションは、2002年から2003年にかけて合宿方式で行われ、テレビ番組でその最終審査が放送されるような大掛かりなものでした。
その中で課題曲となったのが発売前の「赤いフリージア」です。

この合宿に参加して合格したのは、亀井絵里・道重さゆみ・田中れいな、という3人で。たが、特に話題になったのが道重さんの歌う「赤いフリージア」でした。

道重さんは「『音程』という言葉を知らなかった。」と当時のことを振り返っています。
今では様々なオーディション番組で有名になった菅井秀憲先生(菅井ちゃん)も頭を抱える歌唱力でした。

道重さゆみ

道重さんはオーディションを合格し、加入を果たすのですが、歌が苦手であった道重さんに与えられるパートは少ないものでした。
しかし、テレビのバラエティ番組で知名度を上げ、さらに第8代目のリーダーとなり、モーニング娘。として約3年8ヶ月ぶりにオリコン1位を獲得する等、数々の実績を残して2014年に卒業を迎えます。

道重さんが横浜アリーナで最後のソロ曲として歌ったのが、あの「赤いフリージア」でした。
満員の観客の前で堂々と「赤いフリージア」を歌い上げ、道重さんは去っていきました。

名曲

ということで、超ざっくり「赤いフリージア」の解説を書きましたが、道重さんだけでなく、様々なメンバーがこの曲をカバーして披露していますので検索してみてください。
ハロプロ界隈では20年経った今でも歌い継がれる名曲です。


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