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すごく違和感を抱いています

今回の件の一連の流れと、マスコミや支持者の反応に私はすごく違和感を抱いています。

それは報道のとおり「解決済み」だからが大きな理由です。私の考えを詳しく書くのでお読みください。

笹川さんの報道にあるような行動は、表に出た以上責められるのは当然として、同時に責めないといけないのは当時、問題解決にあたった人たちです。

笹川さん、宮脇さんからしてみれば、笹川さんは松井幹事長(当時)により厳重注意という処分を受けているため、両者ともに終わった話なのです。それは宮脇さんも今回の報道後に話しているとおりです。注意後は問題行動も無くなりました。
その後、笹川さんは議員として実績を積み、府議団としても重要ポストを歴任されることになります。そして今回の週刊誌報道へとつながります。これが一連の流れ。


25日の松井さんへの記者の質問、そしてTwitter上でも、この件を隠してきたことへの疑念をぶつける声があります。

しかし、党や幹事長にあがった案件や、その処分のすべてを党や本人が公表するわけではありません。

公表していないだけで、政党は日々何かしらの問題の解決にあたったり、対象者を処分しているわけです。具体的には書きませんが、支持者であれば思い当たる案件がいくつかあることと思います。

それが表に出ないのは、党HPや会見で公表する内容、重大さではないと党が判断したからであり、関係した者や党内から求められない限り、そこで一区切りということになります。

むしろ党側、本人側から公表していない案件の方が多いのではないでしょうか。

そして選挙で、そのような案件を自ら「私はこういうことをしてしまいました。反省しています。」と有権者へ情報提供することなど常識的に考えてするわけがありません。
している政治家がいるとすれば、処分が公表されたからであり、報道されたからであり、今回のようにそうではないケースでは、公表しないのが自然です。

これが、数年前の被害を今初めて党が把握したまたは報道されたのであれば、様々な未来が考えられますが、今回はそうではありません。

現在党、笹川さんに対して納得していない方は、8年前当時、松井さんと笹川さんはどうするべきだったか、また現在、党にどうしてほしいのかをコメントで教えてください。

党内民主主義により選ばれた当時の執行部が対応にあたり解決済みである案件を、8年越しに「報道されたことを理由に」追加の処分を下すというのは、組織としてどうなのでしょう。

これを認めてしまうと、他の案件とのバランスを著しく欠いてしまうことになると思います。

今回と同様の対応で処理してきた、表に出ていない解決済み案件など数え切れないほどあるわけで、それを週刊誌にリークされるたびに現在のような流れに乗ってしまうのはとてもナンセンスです。

リークでなくても、解決済みの表に出ていない案件を、関係者が今回の件を参考に「やっぱり○年前のことは表に出すべきだ、追加の処分を求める」と次々に言い始めたらもう収拾がつきません。


支持者の中でも相当意見が割れていますが、そんな中でも「当時の維新はそういう政党だった」という意見に私は最もしっくり来ています。

25日の会見で松井さんが話されたように、今回の件は当時あのような対応をしたということが全て。
私は当時の松井さんの対応は間違ったものではなかったと思います。
事実の軽重や当事者への聞き取りを総合的に判断して厳重注意とし、その後は問題行動が収まった。ここに疑問は感じません。

現執行部にはバランスのある賢明な判断を期待したいと思います。

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