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わからないまま進むこと

わからないまま進むこと

このnoteを見返して、書いたときからあまり月日が経っていないのに「なつかしいなぁ」と感じた。このころ一番しんどい時期だったな、残しておいてよかったな、やっぱりとりとめもない日記は良いな、と思ったので、最近のことを記しておく。

今週は、研修が始まってから初めて楽しさを感じた。HTMLやCSSといった、過去に触ったことがある&比較的論理を考える必要のないものがテーマだったからだ。ほぼ初めて自力で演習を解くことができて、ほぼ初めてサポートする側に回ることができた(チームのみんないつもありがとう)。

多少触ったことがあるとは言え、もちろん初めて知る知識もたくさんあった。ただ、説明を聞いて完全に理解できなくても「まぁ演習で使っていくうちに分かればいいや」と思っている自分に気づいて、ちょっとびっくりした。なんで今までこの考えに至らなかったんだろう、JavaやSQLでもこのスタンスでやればよかったのに……と。

今までは、説明を聞いた段階で理解できない→だから演習が解けない→もういっかいテキストを読みこんで理解しないと、という思考回路だった。JavaとHTMLではそりゃあ難しさやとっつきにくさが違うとは言え、習うより慣れろを意識できていなかったことをとても反省した。

わからない箇所を残したまま先に進むのは、正直こわい。前の部分がわかっていないのにここから先もわかるわけない、と思ってしまう。ただだからと言って頭だけで理解しようとすると、そこからずっと進めない。わからないけど、とりあえず置いておいてこの先の範囲に集中しよう、わからないけど使ってみよう、そういう適当な精神が大切なんだよ、過去の自分……。

プログラミングを始める方へ

ここからは、わたしのように未経験からプログラミングを勉強している人へのメッセージを少し。なにかの参考やモチベーションになるといいな。

■おすすめの参考書は「スッキリシリーズ」

※このシリーズはたくさんあるので、わたしが持っているものを載せます☝️

他の参考書だと「決まり文句として覚えてね」のように書いてあることも、これは丁寧に説明してくれる。わたし的プログラミングあるあるは「概念とか使い方はわかったけど、だから何……?」という、そもそもなぜこの書き方をするのか、どういう目的でこの文法が生まれたのかが曖昧であることだ。この参考書は、そのような疑問にしっかり答えをくれる。

ちなみにちょっと分厚くて目当てのページを探すのが大変なので、わたしは章ごとにバラして使っている。

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章末に演習問題が付いていて、この演習を解ければソースコードを読む力も書く力も十分につきそうだな、と感じる。

■Progateと併用する

サクサクできるProgateもおすすめ。参考書とはまた違った角度からの説明を聞くと、理解が深まりやすい。わたしは気分転換したいなぁというときに使っている。Javaでいうと、オブジェクト指向あたりは有料会員にならないと見れないので、わたしはひと月だけお金を払いました。

■聞ける人がいるのなら、どんどん聞く

「聞く前に自分で調べて」という言葉をよく聞くけど、プログラミングの勉強を始めたばかりの人にはあまり言ってほしくない。わからないところを聞くだけでなく、この文はこういう理解で合ってる? というように、ソースコードを説明する壁打ちのような役割もお願いしよう。経験者は、なぜかエラーを見つけるのがとてつもなく速い。画面共有した瞬間に「○行目おかしくない?」と言われる。すごい。未経験者はまずどこが間違っているのかがわからないので、積極的に助けを求めて良いと思う。

■苦しくても、どうにか楽しみを見つける

自分が作りたいものを考えるのは楽しいので、わたしは「日向坂46、過去のセンター当てクイズ!」なるものを作った。一つのクラスだけだし、使ったのは配列くらいだし、という、見る人が見れば「なんだこれ」というようなアプリだけど、初心者は簡単なものをどんどん作ってみるのが良いと思う。実際作っているときは楽しかったし、完成したときは達成感を覚えた。

■最後におすすめ動画を

わたしが好きなYouTuber「QuizKnock」の一員であるふくらPが、なんと初心者なのにプログラミングを頑張っている動画がある。軽くネタバレになってしまっているけど、この順番で見てほしい。

二番目の動画でふくらさんが使っているエディターがわたしのものと同じで、それだけで少しやる気が出た……こういうモチベーション維持も大事。



来週からも頑張ろう。noteの終わり方って難しい……

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