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まだまだ薄暗い朝のこと


夏至も超え、日々陽の長さに驚かされる。
朝の5時前だというのに、外はもうしっかり明るい。

それでも電気を落とせば南向きのこの部屋でもまだ薄暗く、空けた窓からは賑わい始めた鳥の声と車の音が少し聞こえる。


今寝てしまったらきっと起きられないから
今日はもうこのまま起きていようと思う。

何かから逃げるようにすっかり昼夜逆転してる。

傷つくのが怖いから思考回路がぼんやりするのを望んでいるような気もする。
もしかしたらわたし私自身もいつか後悔するかもしれない。

ーーー

花瓶の花を捨てるタイミングがわからない。

まだいける?まだ枯れてない?いやもうそろそろか…?と
実際に捨てる頃には手に取った瞬間に散り散りになってしまって可哀想なことをしたかも知れないと不安になったりする。


切花は蕾のままで腐ることだってある。
まだ咲いてないつもりでも本当はもうとっくに触れれば崩れる枯れ花かも知れない。

そんな姿になにかを重ねて心をぐしゃぐしゃにされながら私は容赦なく花を捨て、また新しい花を生ける。

今度こそは長持ちしますように。
できることならこの花にとって幸せな日々を送れますように。


ーーー

眠るまえ何を考えてる?

ここ一年近くずっと悩んでることを打ち明けるチャンスのような気もしたけれど結局勇気がなくて言えなかった。

眠る前の時間が1番苦手で
だからそんな時にくる中身のない連絡なんかは
すごく嬉しかったりした。
だからありがとうって、言えないままだけど。
 

すっかり自信を無くしてしまったからといって
手を抜く訳でもなければ足を止める訳でもないから
すべて否定されたとしてもちゃんと自分が肯定してあげられるものでぶつかっていたい
その結果が真っ当に愛されるものであって欲しい

ーーー

だんだんとっ散らかってきた。
今日もしっかり笑顔で過ごせますように。

怖いことも、楽しいことも、
ちゃんと受け止められますように。

いつかの誰かの支えになれますように。

そんな強欲な毎日。

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