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松下洸平ライブCANVAS2022記録②名古屋:アーティスト洸平の誕生!

◯はじめに

KOUHEI MATSUSHITA LIVE TOUR 2022 〜CANVAS〜名古屋公演!
セトリは仙台公演と同じですが、ライブハウスだった仙台より会場が3倍近く広い。そのためステージ演出が大きく変わりました!
この後続く大阪、東京公演も会場は広いので、同じ演出が続くでしょうし、配信でも観られるだろうけれど、私はあまりにも感動したので、その演出と洸平さんの様子を中心に記録しておきます。
MCは名古屋独特の部分を少しだけ記します。
※セトリやバンドメンバー、MCの流れなどは、「記録①仙台2days」に詳しく書いてありますので、ご参照ください! ↓

1、名古屋公演概要

1月15日(土)
名古屋公会堂:1〜3階1552席
17時開場、18時開演。2時間強

16時過ぎに会場に着いた時には既に行列が出来ていて、列はどんどん長く、公会堂がある公園からあふれて駅に届きそうな勢い。
開場の17時にはとっぷりと日も暮れ寒くなっていた。
とにかく会場が広い!だからなのか?仙台では1台だった機材トラックが3台も停まっていた(この理由は後でわかりました)。

コロナ感染がまた拡大したため、直前に参加を断腸の思いで諦めた人もおられたようですが、会場に空席は目立たず、3階席までぎっしり。
洸平さんもその様子を見て嬉しそうでした。

洸平さんのライブ最後のお辞儀は、3階席までまんべんなく視線を向けていました(^-^)/

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機材トラックが名古屋では3台も停まってました。その理由とは・・・

2、CANVASの素晴らしい演出:アーティスト松下洸平の誕生

ステージには薄い幕が降りていた。機材が透けてぼんやり見える程度の薄さ。どのタイミングで上がるのだろう?と思っていると、開演時刻の18時を2、3分過ぎてバンドメンバーが舞台に出てきたのがわかった。そして洸平さんらしき人も出てきたが、まだ幕は上がらない…

すると、音楽が流れてきて、幕に模様が浮かんできたのだ。
はじめは水玉がにじんで現れ、音符が現れ、木の枝が伸びてきて、鳥がいて、人の両手…何かをすくい取るかのようなてのひら。描く筆。海辺のさざなみ。大きく羽を広げて飛び立つ鳥…

幕は、CANVASだったのだ!

そして、1曲目の「FLY&FLOW」のイントロが流れるとともに、ライトがパッとつき、幕に洸平さんのシルエットが大きく大きく浮かび上がった!!
息を呑んだ。なんてカッコいい…
洸平さんは、シルエットが美しく決まるようにポーズも確認していたのだろう。
"さながらロックスター"(by旅路)だった。
そして、幕が降りたまま、そのシルエットのままで歌い出した。

「F&F」のサビの部分は、歌詞が映し出された。
まるで、「僕が作った歌詞をしっかり見てくれ!」というかのように。

仙台公演を2日間とも参加して今回のライブは3回目の私なのに、あまりにも美しく衝撃的な展開に息を呑んだままステージを見つめてしまった。体はリズムに揺れているのだけれど。

ステージのイメージは、以前、洸平さんが YouTube にアップしていた自作の曲たちの映像に似ている。
「恋の病」「ビューティフル」「青」「握手」「エンドレス」を、YouTubeでご覧になったことがある人も多いだろう。現在は、公式ファンクラブ K's Room のなかの会員限定コンテンツになっている。
これらの歌は、すべて洸平さんが作詞作曲したもの。ライブ映像をアップしているものがほとんどだが、それに歌詞や映像を重ねたりし、お洒落なMVに仕上げている。
「恋の病」はキュートなイメージだし、「青」は、青と黒のインクがにじんで広がっていくさまがエロティックで私は大好きだった。

今回のステージの幕も、そのようなイメージである。
あの洸平さんが作り出す世界が、プロジェクションマッピングとしてステージに大きく映し出されていたのだ。
そこで洸平さんは自作の歌を歌っていた。
僕の作った歌だ!僕のステージを見てくれ!
そんな心の声が聴こえてくるように感じた。

曲の最終で、幕がどーんと落ちて、洸平さんが姿を現した。
輝いていた。
彼はまぎれもなくスターだった。

でも、カッコいいスターは言うのだ。
「名古屋ーーっ」と可愛いく……
これが今の洸平さん。カッコよさと可愛さの両方があるありのままの洸平さんなんだなぁと、しみじみ思った。

そして、名古屋公演はスタートした。

最後に歌った曲は、やはり「旅路」。洸平さんの曲。
歌う前に、洸平さんは説明してくれた。
仙台はライブハウスだったから出来なかったのだけど、今日からの公演はホールなので、仕掛けを考えた。
これは、「ベイジルタウンの女神」(洸平さんが出演した2020年の舞台)のプロジェクションマッピング制作に携わった上田さんにお願いした、と(おそらく上田大樹さんのことと思われます)。
なるほど!それでこの美しい映像なのかと合点した。舞台での出会いがライブにもつながっている。
機材トラックが3台だったのはこのためなのだろう。
イラストの元は洸平さんが描いたものだと思う。
木の枝もてのひらも見慣れた洸平さんのタッチ。それらをモチーフとして、上田さんが映像に仕上げてくださったのかなぁ、などと考えた。
また語ってくれる機会もあるだろう。

「旅路」では、ステージの背景がCANVASとなり、冒頭と同じような映像が写し出された。冒頭とは異なりモノクロだったのは、歌を邪魔しないためだったのかもしれない。
「旅路」を聴きながらだと、その映像のストーリー性がより胸に迫ってきた。
大きな海を、船で漕いで、漕いで、歌って、歌って。たとえ両のてのひらからこぼれ落ちそうになっても。自由に筆で描く。鳥は自由に空に羽ばたいてゆくーー

しかも、「旅路」の直前に歌った「握手」の大サビの「このストーリーの主役は僕さ、誰にも譲れない」を聴いたあとの、この演出である。
プロジェクションマッピングは今の洸平さんの心象風景なのだろう。
今回のライブツアーのネーミングはCANVAS。グッズはカラフルだが、ライブパーカーとペンライトを見ればわかるようにテーマカラーは青。洸平さんが一番好きな色だ。
観客席で青いパーカーを着て青いペンライトを振る私たち。洸平さんから観客席は、さながら海のように見えるのかもしれない。
この観客席の光景もすべて合わせ、「CANVASツアー」の演出なのだと思った。

昨夏に再メジャーデビューを果たしてから初のこのライブツアーは、洸平さんのアーティストとしての自己実現の場なのだ。
その貴重な瞬間に私たちは立ち合っている……
ライブ終了後、ホテルに戻って頭を冷やしながらこれを書いているうちに、そのことに気付き、私は震えた。

あと3回。アーティスト洸平さんのライブという作品が成熟してゆくさまを見届けたい。


3、その他のトピック

★衣装は、仙台初日と同じでした☆
薄いピンクのシャツ。右胸に大きな花の刺繍。黒いパンツに黒い革靴。

★降りてこい!ハタチの俺☆彡
スタート曲「FLY&FLOW」から「STEP!」とダンサブルな2曲を続けて歌ったあとにMC。
「少し懐かしい曲をやっていいですか…18歳19歳の頃に作った曲です」と、洸平時代のことを少し話し、歌い出す前に
「降りてこい!ハタチの俺!」と上を見て可愛く叫んでから、「止まない雨」を歌い出しました!

★声がよく出ていました♡
ドラマ「最愛」の撮影で、「勝手に決めんな」と20回以上も叫んだら、喉が開いて翌日のレコーディングで声がよく出た…と、洸平さんは以前のインタビューで語っていましたが、「喉が開く」とはこういうことなんだな、と感じました。
歌い続けても声は枯れるどころか、声量がどんどん上がって進化している。素晴らしかったです!

★名古屋愛MC♡♡
・名古屋は思い出深い。もう1日やりたいなぁ、など名古屋愛を何度も語っていました。
昨年のライブは最終が名古屋で、そのときに再デビューを発表し、不覚にも泣いてしまった…と思い出話も。
・ご当地グルメは、今回は天むすと味噌カツを食べたそう。「昨年食べたひつまぶし、美味しかったなぁ」とも。
・「僕、名古屋で2回泣いたことがあるんですよ」と。
昨年の再デビュー報告をしたときが1回。そして、洸平さんが22歳のときの初舞台「GLORY DAYS」の大千秋楽が名古屋で、終演後大泣きしたそう。確か昔のブログに書いてあったような気もしますが、洸平さん自身から聴くのは初でした。
「今日も泣いちゃうかもな」と可愛いく言っていました( ´ ▽ ` )
泣かなかったけれど、ちょい太はありましたww

★裏起毛ガールズ♡♡♡
毎回、ライブパーカーを着ているファンに対して「暑いでしょ。脱いでもいいですからね」などと言っている洸平さんですが、今日初めて、「裏起毛ガールズ」と、パーカーを着ているファンに呼びかけました(≧∀≦)
これはもう、もう、どんなに暑くても着て参加するしかないですよね。
洸平さんが一番好きな色、青ですしね。
青いパーカーを着て青いペンラを振って、観客席が青い海になった光景を、洸平さんに見せてあげたいですしね╰(*´︶`*)╯♡


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