自称「桐島聡」

地元の小さな交番の「指名手配犯」の顔写真コーナーから、「桐島聡」の顔写真がひっそりと剥がされていました。
まだDNA鑑定の結果は公表はされていない筈ですが(2024年1月31日現在)、警察的には結果が出たという事なのでしょうね。

それにしても、ずっと国内に、それも同一地域内に留まって普通に働いて生活していた事に驚きました。
しかし、よくよく考えてみれば、そこそこの人口で人の入れ替わりも激しいと思われる首都圏内なのは、盲点でしょう。
離島やら限界集落とすら言えないような所に逃げ込めば、このご時世『ポツンと一軒家』みたいなTVクルーが取材に来かねませんし。
一度こういう人としてそこそこの信頼をしたりレッテルを貼ってしまえば、人は疑問を持たなくなるものだなあという事も痛感しました。

これだけ長い間見付からないのは、国外に逃れたか仲間割れ等でとっくに殺されて何処かに埋められているかじゃないの?

ズラリと並んだ指名手配犯の写真を何かの折に見かける度に思っていました。

ご遺族らはむしろ、「何処かで野垂れ死んでてくれ」が本音だったのではないでしょうか。
DNAの提供も、一部拒否したご遺族も居たりと、ご遺族でも対応が割れた様です。
協力したご遺族は、少なくとも、本人と確定すれば親族という事で公安や警察にマークされる日々からは解放されるのではないか。という想いからなのでしょうね。(実際の捜査がどうなるのかはわかりませんが)

この通称・内田洋氏で自称が「桐島聡」な男性、ご遺族が遺体引き取りを拒否されているとの事です。
無理もないけど。
保険証も無く末期癌の治療費も入院費も自費だった様ですが、遺された蓄えから精算出来なかった場合、取り敢えずはご遺族に請求が行くんでしょうか?
何処までも身勝手だなあ、と。

内田洋として生きてきた年月の方が圧倒的に長いのですし、内田洋としては愛すべき人物だった様ですし、内田洋として亡くなって頂くので良いかと。

本人の遺志?

それを叶えてあげないのが、一番の罰なんじゃないでしょうか。

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