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デッキ言語化 揃星術

こんにちは 汽汽汽です。

突然ですが私は星4光属性が好きです。

オネスト魔弾光天使ホーリーナイツライトロード……

特にスーレアの星4光属性のテーマのエース感がたまらないです。

今回はそんな星4光属性を抱えるテーマのなかでも、私が高校生の頃組んでいて思い入れもあったテラナイトを主軸にしたデッキについて書きます。テラナイトにスーレアの星4いないんですけどね。

デッキの始まり

CYBERSTROM ACCESS-サイバーストームアクセス-にてテラナイト新規が登場し、中でも《星騎士 セイクリッド・カドケウス》(以下xyzカドケウス)のイラストがドストライクでこいつでデッキを組もうと思ったところからスタート。

黒にこのイラストがカッコ良すぎる

テラナイトは基本戦士族で構成されているテーマです(一部異端がいますが)がこいつは魔法使いです。ここを生かさない手はないですね。縛りのない魔法使いランク4は意外と少なく、その中でもこいつは効果も使いやすく、《RUM―アストラル・フォース》で《風紀宮司ノリト》を出すこともできます(今回はやりません)。

では魔法使いをどう活かすか。こうします。

謎のデメリットPスケール効果
ポーズがかっこいい

《相生の魔術師》でxyzカドケウスのランクを6にし、《幻想の黒魔道士》を重ねちゃおうというコンボをします。

では、どうxyzカドケウスの隣にレベル6を置くのか。
xyzカドケウスの②の効果に着目します。

②:手札・デッキから「テラナイト」、「セイクリッド」モンスター1体を除外し、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。この効果は、除外したそのモンスターの召喚成功時に発動する効果と同じになる。

この効果でデッキから《セイクリッド・エスカ》を除外し、《セイクリッド・カドケウス》(以下通常カドケウス)をサーチ、自身の効果で特殊召喚した後に自身の効果でデッキから《ティンクル・セイクリッド》をサーチします。

②の効果が起動効果なの謎

なんとティンクルには場のセイクリッドモンスターのレベルを1か2上げる効果があります。これによって通常カドケウスをレベル6にします。簡単でしょ?

ここまで来たらデッキにしないわけには行きません。
ということで組んだデッキがこちらです。

デッキレシピ

アーキタイプはセフィラテラナイト

こういったデッキになりました。
初動はセフィラから入ります。僕しか知らない情報なんですけど、なんとセフィラにはテラナイトがいるんですね!こりゃ驚きです。
ニューロンで検索をかけてもテラナイトのデッキにセフィラを組み込んでいる人がいなかったので確実です。

初動

初動は《智天の神星龍》+《竜星因士―セフィラツバーン》or《星因士 デネブ》の2枚です。2枚初動なんて安定するのかよ?と思う方もいると思いますが、セフィラには最強サーチカードが2枚もあるので成功率は思ったより三倍くらいあります。

グラマトン発動→ツバーン発動→グラマトン効果で《オルシャドール―セフィラルーツ》をEXに置き自身のスケールを7に変更→P召喚セフィラルーツ、効果でツバーンをSSしxyzカドケウスをX召喚。

デネブの場合はまずデネブを召喚しツバーンをサーチしてから先の動きをします。

カドケウスの②の効果でデッキから《星騎士 リュラ》を除外し、《天架ける星因士》をサーチ、そのままxyzカドケウスを対象に発動、デッキからデネブをSS、効果でリュラ2枚目をサーチ。リュラを召喚し、《星守の騎士団》をサーチ。

デネブからスタートした場合は天架けるでリュラを特殊召喚し、サーチした星守を発動、デネブを蘇生。

リュラ+デネブでxyzカドケウスを再度X召喚。xyzカドケウスの①の効果でツバーンを回収。星守を発動し、xyzカドケウスを《セイクリッド・プレアデス》に進化。

これによってツバーンを回収し、次のターンの動きを作りつつプレアデスで妨害を用意することができます。

最低限の初動は以上になります。初手次第では展開をより伸ばすこともできます。

セフィラについて

カードの採用理由について書く前に、セフィラについて書きたいと思います。

上でセフィラをテラナイトで使っているレシピがあまりないと言った話をしましたが、それもそのはず。
セフィラもテラナイトも2枚初動のテーマであり、セフィラをテラナイトに使うならその枠の分をテラナイトに割いたほうが強いということが挙げられると思います。

テラナイトは《星守の騎士 プトレマイオス》を抱えており、プトレノヴァインフィニティという言葉は当時のプレイヤーで知らない人はいないでしょう。

そりかえって叫んでるイラストだと思ってた

テラナイトの登場当時、光天使と合わせたデッキが猛威を奮っていましたが、同期にはシャドールもおり、環境トップとは言えなかったと思います。しかし、プトレマイオスの登場により大きく躍進。テラナイトはWCSで優勝を飾り、プトレマイオスは長きにわたり禁止カードとなっていました。

そんなプトレノヴァインフィニティをするには、星4モンスターを3体揃える必要があり、また、テラナイトの強力なエクシーズである《星輝士 トライヴェール》もテラナイト3体を素材に要求します。

対して上で書いたセフィラの動きでは星4を2体しか供給できない(1回目のxyzカドケウスX召喚のタイミング)ので、セフィラでテラナイトを組むよりテラナイトで固めたほうが圧倒的に良いです。

ではなぜセフィラを初動においたのかというと
①相生の疑似サーチするための《ヘヴィメタルフォーゼ・エレクトラム》の存在
②《秘竜星―セフィラシウゴ》の存在
③セフィラをカジュアルデッキに落とし込みたかったから

です。相生については上に書いたことがすべてです。②のセフィラシウゴについては、星6であるため、相生xyzカドケウスの際に参照できる星6であることと、最強カウンター罠である《セフィラの神撃》のサーチ、《永遠の淑女 ベアトリーチェ》の素材になれるのが偉いです。
③は完全に自分の趣味です。

以上の理由からセフィラを初動として当てました。

採用理由

ここからは採用理由を書いていきます。

モンスター

相生の魔術師

このデッキのキーカードです。いないとただのセフィラテラナイトになります。3枚は多いが一枚だと破壊されたらどうしようもないので2枚採用です。

セイクリッド・カドケウス

相生で参照する星6になれるモンスターです。xyzカドケウスでサーチが効き、xyzカドケウスで回収もできるので1枚です。③の効果忘れがちだけどつんよい。

セイクリッド・エスカ

xyzカドケウスで除外されるために入ってます。シェラタンが売ってなかったのでなくなくいれてます。

魔法剣士トランス

ブラックマジシャンより打点高い

《幻想の黒魔道士》から出します。なぜ《ブラック・マジシャン》ではないのかと言うと、星6にした通常カドケウスとともにベアトリーチェや、通常カドケウスが魔法使いであるため、星6魔法使い×2でノリトに行くことができるからです。それとブラック・マジシャン入れるとそっちに寄せたくなっちゃう。
幻想は手札からも出せるので引いても(嫌だけど)コンボが崩れはしないので1枚採用です。引いたらかなり嫌。

智天の神星龍

漢字表記がかっこよすぎるカード。絶対に引きたいので3枚採用。モンスター効果欄にシミがいっぱいついてる。

竜星因士―セフィラツバーン

ツヴァーンではないです

ツヴァーンじゃなくてツバーンなのが絶妙にダサい。漢字表記に竜星って書いてあるけど竜星カテゴリーには入らない意味不明のカード。
こいつがテラナイトだからこのデッキが組めた。竜星じゃなくてよかった。

絶妙に引きたいので3枚採用。破壊効果も強い。テラナイト名称ついてるだけのただのセフィラの破壊要因だとおもってた。

オルシャドール―セフィラルーツ

勝手にシャドールを名乗っている

スケールからセフィラを引っ張り出すマン。グラマトンでデッキからEXにぶち込みます。ツバーンと喧嘩しない7スケールが偉すぎる。

初動でX素材として墓地に行ってしまうので、その後のターンにも使えるよう2枚採用。

秘竜星―セフィラシウゴ

死んでいる馬ではないです

上で採用理由はだいたい語ったので詳しくは書きませんが、7スケールであることもツバーンのスケールと喧嘩しないので結構偉いです。

上振れ要因。素引きしてもスケールに一応貼れますが、グラマトンでEXに置きたいのがルーツで、ルーツをEXに送るとグラマトンのスケールが7になり喧嘩するので一枚採用。

星因士 デネブ

テラナイトサーチモンスター。メインのテラナイトといえばこいつなイメージある。

初動で使いますが、メインのテラナイトは初動で捌ける他、サーチしたいテラナイトも少なく、デネブ自身は基本天架けて登場するので1枚採用。増やしてもバチは当たらなさそう。

星因士 ウヌク

《星騎士 アルテア》の登場で株が上がった気がするカード。直接盤面を増やすことはできないので1枚採用。初動のP召喚でついでで出せたらアルテア埋葬できて上振れ。

星騎士 アルテア

②の効果使うと自分が殴れなくなるお茶目さん

めっちゃ強い。墓地から出てくるの偉すぎる。①の効果の縛りがXモンスターになってるのもこのデッキの仕様上めちゃくちゃ偉い。相手ターンに天架けて来ても強い。セイクリッド名称を持っているのも偉い。全部偉い。

墓地から勝手に湧いてくるので1枚採用。

星騎士 リュラ

カード名言いづらいウーマン

条件厳しいカゲトカゲ。テラナイト魔法罠サーチが偉い。ただ特殊召喚に反応もしてくれてたらすごかったのが少し残念。

xyzカドケウスで除外する用とデネブから持ってくる用で2枚採用。見た目的に観賞用で3枚目とはならなかった。残念。

黄金卿エルドリッチ

後述のコンボで必要となる星10の容易に場に出力できるモンスターとして採用。ティンクルが回収できたり、xyzカドケウスで魔法罠を拾うこともできるのでコストにはあまり困らないです。

そんな何枚もいらないので1枚採用。

クロノグラフ・マジシャン

エレクトラムにもベアトリーチェにもノリトにもなれるモンスター。制限カードなので1枚採用。正直なところ一回も引いたことがないのでどのくらい強いかわからない。

EMドクロバット・ジョーカー

相生をサーチしつつランク4を組むために採用。相生以外にサーチ対象がないので1枚採用。引いたこと以下略

魔法

ティンクル・セイクリッド

このカードも前々から使いたいと思っていたので、メインギミックの一部として組み込めたのが嬉しい。
通常カドケウスでサーチできる他、自身の効果で回収もできるため1枚採用。

セフィラの神託

レシェフの親戚みたいなイラスト

最強セフィラサーチカードその1。セフィラメインのデッキで3枚採用しないのは嘘だと思う。

セフィラの神意

ヤケクソな効果

最強セフィラサーチカードその2。神託と神意なかったらセフィラはどうしていたんだろうか。身代わり効果も偉い。3枚採用。

天架ける星因士

イラストアド爆高カード

個人的にテラナイトの魅力を底上げしているカードだと思っている。サクリファイスエスケープもできる良カード。これでアルテア出すと強い。
リュラでサーチでき、xyzカドケウスで回収もできる。また、アルテアも1枚採用なのでそこまで複数入れる理由もなく、1枚採用となった。アルテア複数積んでいるなら増やしてもいいかも。

星守の騎士団

ヤケクソ名称カード

漢字表記かっこいいのに読み方適当すぎて発動するたびに笑っちゃうカード。発動時の効果でツバーン出すとエレクトラムの素材増やせたり②の効果でプレアデスを立てて妨害を用意できたりする偉いカード。
適当なカード名のおかげでxyzカドケウスでテラナイト名称としてもセイクリッド名称としても回収できるのが偉い。
xyzカドケウスで拾えるのでエルドリッチのコストにもしやすいのも◎。
カード名どっちかに寄せてルール効果でもう片方の名称として扱うで良かったんじゃないですかね……
天架けると同じ理由でサーチ回収できるため1枚採用。

創星の因子

すごいサイクロン。選んで破壊なのが偉い。枚数参照するのはテラナイトカードなので、星守の騎士団もカウントできます。
天架けるか星守の騎士団を引いているときにリュラで持ってきたりします。xyzカドケウスで再利用すると幸せになれるかもしれない。

増援 テラ・フォーミング

制限カード。

RUM―アージェント・カオス・フォース

ノリトをサイモンに進化させます。他の用途はないです。ベアトリーチェで落とすので1枚採用。

貪欲な壺

テラナイトが結構すぐデッキから消える他、引いてしまったトランスを神託の効果で切ったときなどの再利用として採用。エクシーズがメインのデッキなのでモンスターがX素材になっていて墓地に5体いない場面もちらほら。正直なところ異次元からの埋葬と入れ替わる可能性大。

セフィラの神撃

最強カウンター罠その①。シウゴや神意からサーチできるのちょっとやってる。複数引くと動けなくなるので1枚採用。

神聖なる因子

テラナイト最強カード

最強カウンター罠その②。1枚ドローが中々やってる。テラナイト名称だったらリュラでサーチできてxyzカドケウスで再利用できてたのでもしかしたら環境に返り咲いてたかもしれない。

最初は1枚採用だったが強すぎたので2枚採用。

Vivid Tale

相生を置きたいのにセフィラでスケールが埋まっている場面や神託、星守の騎士団を回収して再び発動時の処理を使うために採用。

アージェントやエルドリッチを引いてた場合にベアトから落としたりします。必須カードではないので1枚採用。

メインデッキは以上40枚となります。以下、エクストラデッキ。

エクシーズ

星騎士 セイクリッド・カドケウス

このデッキを組むことを決定づけたカード。

①も②もどっちの効果も強い。出しやすくて効果も強い魔法使いランク4。

このデッキではテラナイト名称もセイクリッド名称も魔法使いランク4Xであることも①の効果も②の効果も全て活かせているデッキになったと思ってます。

xyzカドケウス同士で回収もできるため2枚採用。

通常カドケウスの進化形態なのはわかるが名前そのまま使われると記事書くとき大変だからやめてほしかった。

星守の騎士 プトレマイオス

元・禁止カード。このデッキでは後述のフィニッシャー①へのつなぎの役割を担います。

制限カードなので1枚採用。

竜巻竜

相手のバックに触りますよ…

鮫肌バリに画質が荒い

創星の因子も採用されているので1枚採用で事足ります。

ダイガスタ・エメラル

まだ試用段階のカードです。主にトランスを蘇生してランク6に繋げることを考えています。

試用段階なので1枚採用。

セイクリッド・プレアデス

神託とかバウンスしても強い

星守の騎士団から出します。こいつはずっと強い。xyzカドケウスで回収もできるため1枚採用です。

セイクリッド・トレミスM7

カッコいい

こいつを素出しすることはこのデッキではほとんどないです。
xyzカドケウスから重ねられる機械族であるため、フィニッシャーその②に繋ぐために入ってます。

上記の理由から1枚採用です。

永遠の淑女ベアトリーチェ

こいつの強さは知れ渡っているため語ることも特に無いです。

落とすカードはエルドリッチとアージェント、どちらかを握っている場合はVivid Tale、それすらある場合はアルテアを落とします。
複数必要ないので1枚採用です。

風紀宮司ノリト

風紀宮司は英語版だと「moral leader」

サイモンに進化します。素材の要求も厳しいので1枚採用です。

CX 風紀大宮司サイモン

頭の形がキショい

進化前と効果変わりすぎモンスターズの一員。ちなみにリーダーはハートアースです。いつか使ってみたかったカードなのでデッキになって嬉しいです。

幻想の黒魔道士

相生でランク6となったxyzカドケウスに重ねて出します。ちなみに②の効果は何故か相手の魔法使いの攻撃宣言もトリガーにできるため、対ブラマジデッキのメタにもなります。こいつとサイモンが場に並ぶとカッコいいです。

覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴン

①の効果が強制なの絶対殺すマンすぎる

さんざん勿体ぶってきたフィニッシャーその①です。相生でランクを6にしたプトレマイオスから出します。相生+レベル6+星守の騎士団があるとxyzカドケウスを立てれば出すことかできます。星守の騎士団はxyzカドケウスで拾ってもいいので難しくはないです。流れとしては
xyzカドケウスをX召喚→星守の騎士団発動→xyzカドケウスをトレミスに→星守の騎士団でプトレマイオスを重ねる
です。xyzカドケウスやトレミスがセイクリッド名称なので通常カドケウスをSSできるタイミングもあり、ティンクルで6を用意できます。

フィニッシャーなので1枚採用。

超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ

絶対殺す電車

フィニッシャーその②です。出し方は
xyzカドケウス→トレミス→相生でエルドリッチのレベルを参照してトレミスをランク10に変更→リーベ
となります。
アルテアを使ったターンでも殴れるのが偉い。

フィニッシャーなので1枚採用。

リンク

ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム

LVP産の召喚方法アシストリンクの最後の希望です。アハシマ?知らない子ですね……
相生のサーチが主な仕事です。

制限カードなので1枚採用。

武神姫―アハシマ

キミガアハシマカァ

エクストラの枠が余っているので引いちゃったトランスやクロノグラフ、セフィラシウゴでベアトが出せたらいいなぁと思って入れてます。
使ったことはないです。

LVP産の召喚方法アシストカードなので制限カード……じゃなかったけど1枚採用。

以上で採用理由はおわりです。

おわりに

いかがだったでしょうか。
xyzカドケウスをしゃぶり尽くし、相生の効果もこれでもかと活かしたデッキになったと自負しております。

課題点としてはエクストラの対応力が少し低いかなといったところでしょうか。必須ではない枠もあるので、調整を重ねていきたいと思ってます。

デッキ名ですが、テラナイトやセイクリッドは星座に関するテーマなので星に関する名前にしたいと思い、相生を使っているので魔術感も加えたく、占星術をもじりました。

揃というのは、相生でレベルとランクを揃えるというところから来ています。

占星術ならクロノグラフじゃなくてアストログラフだろ!というツッコミは黙殺します。

記事のサムネは相変わらずのイラストAI製です。

ではまた!


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