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技術のある日本の工業とゴシックを結びつける!

さて、前回『大人ゴシックプロジェクト』の成り立ちについて触れましたが、実は!ただ単に普段使い出来るゴシックアイテム、、と言う事だけで発進した訳では無いのです★

独立前の前職から原宿で働いており、様々なファッションの流れを見てきました。

私が初めて原宿同潤会アパート(現在は表参道ヒルズ)に店舗を構えた2000年頃、丁度ゴシックブームが来ました。
雑誌Gothic & Lolita Bibleが創刊し、ゴシックイベントも増え、大阪、名古屋、東京の有名なゴシックイベントが終結して、大きなイベントを行う程、ゴシックファッションに注目が集まっている時期でした。

ビジュアルバンドも変化をし始めた頃で、90年代流行の硬派なビジュアルバンドから衣装メインの派手なバンドが流行り始め、音よりも見た目のインパクト!
勿論、音楽性も独特な雰囲気を醸し出しているバンドも多く、全てで演出をしている感じでした。

ライヴに行く為に衣装も派手にする方も多く、この時にゴシックラインの服を出すアパレルも増えていました。

そしてその後、ハロウィンブーム到来!

ゴシックイベントではずっと10月と言えばハロウィン★と言う流れでイベントをしてはいたのですが、一般的にハロウィンが流行り出したのはここ6~7年位の事。
ワールドカップ以外で渋谷、原宿の交差点が埋め尽くされる事は無かったのですが、、ここまで来るかと少し驚きでした。

そして、次第にハロウィンもただのバカ騒ぎか、お家で子供とパーティーをする様になり、仮装もドン・キホーテやAmazonで安い物を買う。。
まあ、元々日本の文化では無いので、宗教的にも違うのですけどね。

ハロウィン、Halloweenは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。もともとは悪魔やサウィンなどを崇拝し、生贄を捧げる宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある。by ウィキペディア

こうして色々と世の中も変わり、ゴシック、ロリータ系、ポップ系のショップの閉店、雑誌の閉刊。。
その裏でアパレル関係の工場の廃業もありました。

工場閉鎖は高齢化と後継ぎが居ないと言う事もありますが、中国製品に押され、注文も少なくなってしまって居ると言う事。

せっかく企画を立ち上げるなら、ゴシックファッションと技術のある日本の工場製品で新しい提案が出来るのではないか!?と考え始めました。

もっとゴシックを一般的に。
小さな一歩かもしれないけど、少しでもゴシックファッション業界を盛り上げて行ける要素にならないだろうか?

そこで、沢山の方にこの活動を知ってもらう必要があると思い、クラウドファンディングで商品開発の案内をしながら応援を集める事にしたのです。

2018年11月。
第一回目の『大人ゴシックプロジェクト』を開始。
この時はまだ手探り状態でしたが、様さまなアーティストやクリエイターへモデルをお願いして、大人ゴシックファッションについてをメインに発進しました。

コーデ纏め

第一回目★https://greenfunding.jp/lab/projects/2532?utm_medium=GREENFUNDING&utm_source=Portal

2019年6月。第二回目『大人ゴシックプロジェクト』を開始。大田区へ自社を移し、大田区の鞄工場さんとコラボした、ビジネスでも、ママバッグでも使える大人ゴシックバッグを制作。画像2

第二回目★https://greenfunding.jp/lab/projects/2877?utm_medium=GREENFUNDING&utm_source=Portal

そして、今回!
第三回目『大人ゴシックプロジェクト』を開始します!

少しづつ、私の活動に対して、賛同して下さる方や、協力下さる方も増えて来ました。

私は品川出身ですが、高校は大田区で、一人暮らしを始めたのも大田区、そして、私の会社も大田区へ登記をしており、大田区は私を成長させてくれた町。
工業と物作りの町。大田区。
まずは大田区から新しいアイテムの提案をし、MADE IN OTAゴシックアイテムとして世界へ!


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