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大人ゴシックプロジェクトに込めた想い。

さて、noteを書き始めて2回目となりますが、私がnoteを始めるに至った事は、この「大人ゴシックプロジェクト」について書きたいと思ったからなのです。

「大人ゴシックプロジェクト」とは、私が2018年8月に立ち上げた企画の事で、ざっくり言うと、大人になっても好きなファッションを楽しむべき!と言う気持ちから始まりました。

前回も書きましたように、私には3人の子供が居ます。

妊娠前の私は、どこへ行くにも7㎝以上のヒールの靴、週末はゴシックイベントへ行き、網タイツを破き、時には白塗り、趣味程度にですが、DJも行って居りました。
ホラー映画とホラー漫画は日常的。
特にチャイルドプレイが好きなので、チャッキーグッズは勿論、等身大チャッキーまで持っていました。

移動はバイクと車。
本当はドラッグスターが乗りたかったのですが、、ヒールを履いて運転出来ないので、結局ビッグスクーターのフュージョンに乗っていました。
車はベージュで木目のグロリアワゴン。

バイクを手放す事と、車をファミリーカーにする事なんて、負け組だ!!
なーんて、思っている程、ライフスタイルとファッションを変える自分を怖がって居たのです。

妊娠中はお酒もタバコも我慢、着たい服は着れない。
でも、10か月我慢すれば後は自由よ!今を乗り切れ!私!
と、日々ただ自分に言い聞かせる毎日でした。

実は、1人目妊娠中、妊娠を自分でも認める事がなかなか出来ず、衣装屋としては夢を売る仕事だし、仕事の依頼が来なくなったらどうしよう。。と悩んで、産まれるまでは誰にも言わずに隠して過ごして居ました。

よく隠せたな~と、今振り返ると思いますがw
大き目の服を着て、太ったと言って胡麻化して過ごして居たのです。

この時店舗とアトリエが渋谷に在ったので、いつもはバイク通勤していたのですが、運転が辛くなってからは電車通勤。
産まれる前日まで渋谷へ通っていました。

その甲斐あってか、出産は軽く、1時間半ほどで産まれてくれました。

私は今まで入院をした事も無く、出産後の一週間の入院が不安で、不安で、、
その時仕事はほぼ一人で行っていたので、お店を突然休む事が心配で、入院二日目で号泣しながら一回職場へ行きたいと懇願し、特例で3日目に外出をさせて頂きました。
手首にはバーコードの付いた入院章を付けていたので、何だか脱走犯の様な気分でしたが、、3時間で戻ると言う約束だったので、渋谷までタクシーで向かい、暫くの休業と、ホームページやお知らせを更新して、入り口に張り紙を付けて帰りました。

そんなこんなで入院生活も終わり、子供を連れて家へ帰ってから、病院の物では無い哺乳瓶に初めてミルクを入れて飲ませながら、一生懸命ミルクを飲む我が子を見つめて居ると「この子はこんなに小さいのに、命の危険を冒しながらも産まれたんだな」と思うと、ライフスタイルを変える事に対して『諦める』と言う気持ちが緩くなったのです。

勿論、着たい服は着たいから、諦める事は諦めるなのですが、「ま、いいか」と思える様になりました。

それから数年。。
今バイクは有りません。
車はセレナです。
子供がトラウマになると嫌だな、、と思ったので、等身大チャッキー人形はチャッキー愛のある信頼できる知人に送りました。

こちらも前にも書きました様に、子供が小さなうちはただひたすら店舗経営に奮闘していたので、始めのうちは何も考えずに自分の出来る限りのおしゃれをしていたのですが、やっぱり選ぶ物は依然と変わり、デザインよりも動きやすさを重視。
ヒールの靴も履く事がほとんど無くなってしまいました。

子供が小学校へ上がり、保護者会等の学校行事へ参加する時。

これ着たらどうなの?と思う事があったのです。

別に気にする事では無いのですが、、逆に目立つとPTAやんなきゃいけないんじゃ。。とか、そんな事を考えて「何で人の目気にして物を選ばないといけないんだ?」と、疑問がわきました。

そうか、気軽に使えるようなゴシックアイテム作っちゃえば良いんだ!

これが『大人ゴシックプロジェクト』の始まりです。

大人になると色々な選択が出てきます。

そんな大人でも、誰でも気軽に楽しめるファッションアイテムを作りたい!
スーツにも合わせられて、普段着も、イベント用でも、共通して使いたい!

ライフスタイルを変えなくても、すんなり使える魅力的なアイテムを!

さあ、この文を読んだ貴方も大人ゴシックの扉が少し開いたはず。

次からはもう少し深堀しながら、私の考える『大人ゴシック』について語って行きますね★



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