見出し画像

青野原俘虜収容所 写真展・講演会

2023.11.5

大正4年9月から、大正9年1月まで開設されていた『青野原俘虜収容所』
※俘虜(ふりょ)というのは当時の表現で、捕虜のこと。

たくさんの写真と資料が展示され、実際にこの場所に500名の方が収容されていたのだと、何とも言えない気持ちになります。

青野原収容所には、捕虜たちが生活するために兵卒用宿舎(バラック)3棟、将校用宿舎1棟があり、さらに事務室及び医務室用のバラック、厨房および浴室として使用されたバラック、酒保がありました。ここに多い時で500名弱の捕虜が暮らしていました。彼らの監視には、約40名の衛士と約15名の警察官があたっていました。捕虜たちは、朝夕の点呼、所持品の検査、所持金の制限(30円まで)など、一定の制約下には置かれていましたが、それ以外では比較的自由が認められていました。

加西市ホームページより

鳴門市ドイツ館館長森様の講演。

鳴門市ドイツ館は、板東俘虜収容所で過ごしたドイツ兵たちの活動の様子や、地域の人々との交流の様子を展示した史料館です。ドイツ兵たちが板東でどのような生活を送っていたのか、地域の住民とどのように関わり合ったのか、なぜドイツ館が創設されたのかなどを、具体的に知ることができます。中でも、第九初演のエピソードが映像とロボットで語られる「第九シアター」は見所です。

ドイツ館ホームページより
鳴門市ドイツ館 館長 森 清治 氏

『互いを認め合えた場所 坂東俘虜収容所から学ぶ』/ 鳴門市ドイツ館 館長 森 清治 氏

立場は違えども、同じ人として認め合うということの重要さと、それらが生む新しい文化や関係性こそが未来に必要だと感じる。

先日、シベリア抑留の映画『ラーゲリより愛を込めて』を見たばかり。なんやの、この違い…。😢

鳴門市ドイツ館、行ってみたいと思います。
ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!