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マーケティングの失敗と原因【大企業の失敗例】

今回はマーケティングの実際の失敗例と
なぜ失敗したのか。
本質はどこにあるのか。
という所を深掘りしていきます!

昔、マーケティングにおいて
すごく大きなミスを犯してしまった
企業があります。

誰もが知ってる企業です。
思い浮かびますか?

その企業というのは
コカ・コーラ社です!
こんな大企業でもミスすることがあるんですね。

そのミスはどんなものだったのかというと
長年変更を加えなかった
コカ・コーラの味を新しくするというものです!

理由としてはその頃、コカ・コーラは
売り上げが伸びず低迷しており
競合のペプシコーラにも

シェアを奪われている
状態でした。

そして、コカ・コーラは
なぜペプシコーラに負けているのか
調査を行い、

「味で負けているからだ。」
という結論を出しました!

実際、目隠しをおこなってペプシコーラと
コカ・コーラどちらが美味しいかという
ペプシチャレンジなどが行われていたんですが
コカ・コーラは負けてたんですよね。

そんな事もあり、コカコーラは
改善策として味の変更を行うことにしました!
結果はどうなったのでしょうか?

言うまでもありませんが、
ズタボロだったみたいです、、

でも味に関しては
ペプシコーラより実際美味しかった

みたいなんですよね。

では、なぜそんな事になったのか?
この変更って一見、間違ってる所は
無いように思えますよね?

味で負けていたので
その味を良くした。
そして実際、味も良くなっている。
何が問題なのか?

しかし、これがマーケティングでは
よくあり得るミスなんですよね。

この場合のコカコーラ社のミスは
そもそもの問題が間違っていたんですよね。

味がペプシより美味しく無いから
売り上げが伸び悩んでいたのではなく、
違う所に問題があったんですよね。

例えば、これは僕のイメージですが
CMが雑であまり魅力的なものに
魅せれていなかったりとか

コカコーラを販売する店舗より
ペプシを販売する店舗の方が
オシャレで居心地も良かったとか

別の細かい問題が色々とあったはずです。
なので改善する所がそもそも違ったので、
逆に悪くなってしまったというわけですね!

これから分かるのは
顧客の本当の不満点などをきっちり把握して
そこに対しての改善を加えないと
良くはならない
という事。

もう少し本質的なところを言うと
正しいから売れる。人気が出る。
というわけでは無い
ということ。

これはどういうことかと言うと

例えば、
「腹筋の研究を10年行ってきた
専門家が作った腹筋ローラー」と

「海で異性からの声かけが止まらなくなる腹筋が
手に入る腹筋ローラー」では

多分、多くの方が後者を
欲しくなるのでは無いかと思います。

正しさで言うと前者の方が
正しいのかもしれませんが、
正しさだけでは欲しいにはつながりません!

そこを勘違いして正しさだけを
アピールしてしまうと
思うように上手くいかないのが
マーケティングです。

それでは今回はこの辺で終わります!

最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

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