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【インター】失敗しないマレーシア親子留学のポイント:2つの実例から考える

はじめに


私は教育評論家でもなく留学エージェントでもない一保護者なので、多くのデータや最新の研究からこれらを指摘することはできません。

ただ、実際に目にした周りのご家庭やお子さんを見て得た気づきをもとに、おこがましいですがこれから親子留学を始める方や、検討中の方に失敗しないポイントをお伝えしたいと思います。

まずその前に、ここでの「失敗」とはどのような状況を指すのかをはっきりさせましょう。
失敗と成功は目的や立場が違えば変わってきます。

当初失敗だと思ったことが長期的に見ると良い結果を招いたという事もあります。「人間万事塞翁が馬」は往々にして起こるので、失敗と成功をどの時点で判断するのかは難しいところです。

あなたの考える失敗とは異なるかも知れませんが、私が考える失敗とは、親子留学中の子どもがYear11を修了した時点で、

  1. 心身の健康を損ねている

  2. 英語力が中途半端なレベル

  3. IGCSEで5クレジットできなかった

状態を指します。

1の子どもの心身の健康については留学云々とは関係なく何よりも大切な事。これはどのご家庭でも同じだと思うので説明は不要でしょう。

2と3については、我が家の母子留学の目的と関連します。
その目的とは「日本以外の国の大学へ進学できる、英語力と学力を持ってインターナショナルスクールを卒業する」ということ。

前述の2と3の状態だと残念ながら目的は達成できていないので、失敗と言えます。
ちなみに3のIGCSEが5クレジットの理由は、これなしではAレベルやIBDPなど海外の大学進学に有利なプレユニバーシティへの進学が叶わないからです。

参考までに、現在母子留学を終えた我が家の長女は、この観点から見ると成功したと言えます。
心身ともに健康でしたし、IGCSEの成績は7A*1A。
その後のAレベルでも3A*の成績を収めることができました。

では、このNoteでの「失敗」を明確にしたところで、残念な結果だったと思う実例を2つご紹介しましょう。
これらの例から、親子留学のリアルが垣間見えることでしょう。

最後には、我が家が移住してからずっと続けている、母子留学のコツを披露します!

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